リヤドの方が、7:30が日の出だよ、屋上から見るといいよ、と教えてくれました。


朝焼けが美しく


街がピンクに染まり

太陽が昇り始め



モロッコの朝です。

朝食は8:30から。
屋上からこの景色を眺めながらの朝ごはん。

昨日はシャウエンツアーのお弁当のパン祭でしたが、こちらの朝食は超充実。

幸せ過ぎる朝です。

今日はフェズのメディナツアー。
昨日は金曜日でイスラム教の休息日。
フェズのメディナはお店はほぼ閉まってしまうので、昨日(金曜日)はシャウエン、今日(土曜日)にメディナにしました。

クセのない、日本人にもわかりやすいクリアーな英語を話す方です。

そして、なんと日本語ペラペラ!
英語での1dayツアーのガイド料は400ディラハム(5600円)なんですが、日本語なら600ディラハムだけどどっちがいい?とおっしゃるので、英語でいいです、とお伝えしました。

でも、途中からほぼ全編日本語でのガイディングとなり、こっちは意地で英語で返す、という謎の状態になってました(笑)

(お支払いはチップの気持ちを込めて、間をとって500ディラハムにしました。)

ノルディンさん、昔は日本からのJTBとか阪急などの団体ツアーのガイドもしていて、モロッコ全土を回っていたそうですが、今はフェズだけのプライベートガイドをしているそうです。

20年くらい前のNHKの世界遺産の街フェズを紹介する番組でガイドを務めたこともあるというスーパーガイドさんです。

日本人の喜ぶツボも心得ており、親切丁寧で知識も豊富です。

まずはリヤドの建物の説明から。
これは典型的な中庭があるモロッコの建物で、今は宿だからガラスがついてるけど、普通はついてない。


だから、床に少し勾配がついてて、雨水はこの水場に流れるようになっている。

息子が結婚すると中庭を取り囲むように部屋を増設していく。
だからこの建物も昔の大家族の家を改装したもの。

屋上テラスは女性達にとって大切な場所。
洗濯干したり、保存食用の素材を乾燥させたり。


そして、あまり外に出られない女性達にとっては屋上が社交の場だったそうです。
各建物には必ず屋上テラスがあり、ひしめき合って建つ建物のお隣さんと屋上でおしゃべり。子供たちは屋根をつたって隣に遊びに行ったり。

などなど建物の説明をじっくりとしてくれて、迷路のようなメディナの中へ入って行きました。