旅29日目 | 日本47都道府県リアルダーツの旅

日本47都道府県リアルダーツの旅

お笑い芸人の阿部洋佑です。日本47都道府県を徒歩で渡り歩き、日本全国にダーツを広め、また、芸人スキル向上も目指し、お笑いのおひねりだけで旅をする企画です!

フェリーターミナルにて起床。
とりあえず歯を磨いてひたすら記事をまとめる。
14:00
苫小牧新聞の方がいらっしゃった。
取材を終えてすぐにばっちょさんがいらっしゃった。
一緒に山岡家というラーメン屋に行った。
丸山さんから頂いた山岡家のラーメンタダ券をとうとう使う日が来るとは。
どれどれ。。。
うめえ。
やっぱラーメンはうめえ。
食べ終わってまったりしているとたつのじさんが合流した。
一旦席を外し、山岡家の裏にある無料シャワー室を借りた。
トラックの運転手さんに利用してもらう為のものらしいがまさか47都道府県徒歩で歩いているヤツが使う事になろうとはシャワーも思っていなかっただろう。
サッパリしてからフェリーターミナルに戻る。
仕事を終えた愛子さんもここで合流。
考えると色々思い出して泣きそうになるので気をそらす為にまた記事をまとめる。
23:59のフェリーの時間が早く感じる。
泣かないようにひたすら耐える。
気づけばもうこんな時間。
時刻は23:00。
北海道ラストツイキャス開始。
ばっちょさんにまずはありがとうございます。
出会った時は僕が歩道のど真ん中で座って休憩していた時でしたね。
ニコニコばっちょさんの笑顔に癒されました。
そして愛子さんにも。
愛子さんは常に気を使ってくれて僕もかなり甘えてしまいました。
なんだか優しいお姉さんって感じです。
僕が辛い時、落ち込んでいる時も優しい言葉で僕を励ましてくれた愛子さん。
また甘えちゃうかな?w
これからも優しく見守ってください。
そして、たつのじさんと目が合う。
・・・。
言葉が出ない。

思えばあの時見つけてくれなかったら。
あの時会いにきてくれなかったら。
大袈裟ではなく死んでいたのかもしれない。
何度助けられたのだろうか。
様々な様々な思い出が駆け巡って言葉に出来ない。

・・・。


グイッと抱き寄せてポンポンと背中を叩かれた。
何かが途切れて涙が止まらなかった。
ずっと我慢してたものが止まらなくなった。
正直僕はこの時何言ったのかあんまし覚えてない。
ただこれだけは覚えてる。
たつのじさんがニッコリ笑いながら優しくみてくれてたこと。

孤独を何度も救ってくれた中心にはいつも「たつのじさん」と「丸山さん」。
僕みたいな何処の馬の骨かも分からないような僕を。
本当にありがとうございました。
さて、そろそろ行きましょうか。
準備して乗船口に向かう。
するとドタバタと足音が。
振り向くとそこには
いのりん
さおりんさん
ウッシーさん
かわばたさん
ゆきさん
そして、丸山さん。
「もう来ねぇーと思ってたー!」
また泣く。
プレゼントを頂いた。
旗だ!
ずっと欲しかった頑丈な旗だ!
出会った時間は本当に僅かでもみんなの事が本当に大好きだ。

ありがとう。

またね!



船に乗り込み、ダッシュで甲板に向かう。

ありがとうございましたー!

・・・。

・・・。

あ、やべえ。
船乗るの早すぎた。
船の出航まであと25分。
ミスった。
繋げない。
焦りとは裏腹に各々が個人プレーでボケ始めた。

手を振っていた者は手を振るのを止め、携帯をいじりだし
丸山さん、たつのじさん、愛子さんはタバコを吸いに建物の中へ。
「早くいけよ!」
罵声じみたいのりんの声。
ばっちょさんに至ってはボケるどころか根気強く手を振り続ける。

僕の脇からは大量に流れる汗。

出航時刻。
タバコを吸いに行ってた人たちは戻ってくる。

船が徐々に動き出す。
すると、携帯のライトをかざしてふってくれた。

「達者でなー!!」

僕はみんなのかざした光が見えなくなるまで手を振り続けた。


最後に

本当にありがとう。




北海道編終了。