スカルバン
父タイキシャトル(ヘイルトゥリーズン系)
母父キャットレイル(ストームバード系)
母母父アイリッシュリバー(ネヴァーベンド系)
父は最強マイラータイキシャトル。テン良し中良し終い良し、3拍子揃った名馬だった。タイキシャトルに初めて乗った横山典騎手が岡部さんに「こんなに強い馬に乗ってる岡部さんはずるい」とのたまう程、強かった。産駒は父のスピードを継いで1200m~1600mで強さを発揮。やや一本調子な面があるもレースが上手く、好位からスピードで圧倒する父の様な産駒が多い。
母父キャットレイルは血統通りのスプリンター。アイリッシュリバーはかなりの素質を見せたが2000mを超えるとあっさり3着。距離に限界のあるマイラーだった。
父系、母系共にスピードある血統。活躍した同父のメイショウボーラーやレッドスパーダは母父ストームキャット。スカルバンの母父キャットレイルの父はストームキャットで相性のよい配合と言える。重賞級の活躍を期待したい。
スカルバンは1戦1勝。デビューは中山1600m。中枠からスムーズにスタートすると二の脚で先団に取りつく。そこからが酷い。道中は掛かりっぱなし。3コーナーでペースが落ちると「待ってられん」とばかりに先頭を交わして直線は先頭で迎えた。
能力は高いのか、仕掛けられると後続を一気に突き放した。さすがにお釣りが無くなったのか、ラスト200mはばったり止まったが、何とか1着を死守した。
恐らく掛からなければ1600mも守備範囲であろう。しかし現状は気性とスピードを活かせる1400m以下がベスト。東京1400mなら中山1600mを早目先頭から押しきった事もプラスに働く。この気性だけに完成はまだ先かもしれないが、血統的に馬体は早目に完成するタイプ。地味な着差、地味な時計だけに馬券妙味もありそうだし、掛からなければどれだけの脚を使えるか、楽しみだ。