※2019年の記事を加筆修正しています。
こんにちは
経営者・起業家の事業を育てる
マネージャーのあみです。
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第５話 ダメ社員が復職から２年後にはリーダーへ
「みんなと同じレベルになりたい！」
この一心で仕事をし
１年ぐらい経った時には何とか
周りとも調和できている感じで
自分自身では、
普通に仕事ができるようになったと
感じていました。
仕事は落ち着いてきていましたが
プライベートではこのとき夫とは別居。
仕事を続けるかわりに
子供達は義理の両親に
お世話になりながら働くことに。
その結果、
家族はバラバラになりました。
そんなある日、人事異動で他店から
男性マネージャーが着任しました。
その日から売場の雰囲気は一変！
私にとって、
そのマネージャーの行動は
あまりにも衝撃的だったのです。
なぜなら、今までの男性マネージャーは
女性社員に指示をするだけ。
それなのに、
新任の男性マネージャーは現場に
「チーム」
という意識を持っていて
メンバーは全員
「仲間」として接してくださる。
毎日毎日いろいろな人と話をし
コミュニケーションを取り
社員に関しては
一人一人と丁寧に面談をし
現状把握をされていました。
みんながどんどん巻き込まれ
職場が明るくなり
毎日が楽しかったことを
今でも鮮明に覚えています。
私はこのマネージャーに
出会いから
上司の言動だけで
こんなにも職場の雰囲気が
良くなることや人を動かせる
ということを学びました。
そして、このマネージャーとの
初めての目標面談の日に言われた
「言葉」
が、私の人生を
大きく変えることになります。
面談の段階で
私は仕事が出来なくて
やっとの思いでみんなと同じレベルで
仕事をしていると思っていました。
すると……
「あみさんは自己評価が低い！」
と、マネージャーから言われます。
その言葉に対して
「でも……
特に何もやっていないし……。
それに、自分のことを自分で褒めたり、
すごいと言ったりするのは、
変じゃないですか？」
と言うとすかさず、
「やってることは本当に
すごいことやのにアピールもせずに
控えめ！謙虚にしていても
誰も評価してくれない。
ちゃんと評価してもらうためにも
やったことをきちんと表現する力が必要！
あみさんが今の仕事ぶりで
新入社員と同じ評価なんて
ありえないんやで！！」
「・・・。」
私にはもう1人尊敬する上司が
いましたが、その方もその後
同じようなことを言っていました。
「目立たないといくら努力していても
分からない。アピールが大切！」
今となってはアピールとは
媚びることではないことも
言っていた意味もわかりますが
当時の私には
まったく意味がわからず
ただただその言葉に
違和感がありました。
その後、意味がわからないなりにも
自分がやったこと、出来たことを
意識するようにしました。
どんな些細なことでも……
そして、
あの人は何が出来ている？
あの人は何をやっている？
マネージャーは？
と、ウォッチングの毎日です。
そして、半年後の目標面談では
言われた通りに
半年間自分が目標に対して
行ったことを正しく表現し
結果を出したことで昇級！
やっと新入社員の
一つ上の級に上がりました。
私は、このとき手帳を活用して
振り返りをおこなう習慣が
身につけました。
目標からの逆算
自分の叶えたい未来
そのために今日出来たこと
やりたかったけど出来なかったこと
明日取り組むこと
周りの動き
目標としている人と
自分の違い
プライベートの楽しみまで
日々の出来事を手帳に
埋め尽くしていました。
すると、会社へ提出する
難しい書類も
スラスラと書き込めるし
気づけば目標も達成していました。
そして、マネージャーに言われていた
「やったことを表現する力」を
言葉と数字で正しく伝えることが
できるようになっていたのです。
手帳で夢を叶えられるようになったのは
この頃からです。
さらに、後になって気づくのですが
私がやっていたことは
『セルフマネジメント』
そのものでした。
復職から1年半で昇級。
さらに1年後には
リーダーとしてのポジションが
与えられることになります！
しかし、このあと
リーダーになり有頂天の私には
想像できない大きな苦悩が
待っているのでした。
第６話に続く…
今日も最後までお読みいだだき
ありがとうございました
あなたにとって
輝かしい人生になりますように
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