
映画の冒頭、何百年も昔からマンハッタン島に住むマンハッタン族は暑い夏には女子供は避暑に出かけ男が島に残る(本当?)と語られます。映画の中の現代(1955年)も女子供は避暑に出かけ島に残った人々は「暑い暑い」と言いながら暮らしています。マンハッタンってそんなに緯度の低い所なの?と調べたら、なんだ日本なら東北北部ぐらい、まあ地形にもよるのでしょうが・・・。
妻子が避暑に行ってしまい一人残った主人公、夏の間だけ上の階の部屋を借りた美女(マリリン・モンロー)と知り合いわくわくしています。モンローは「下着を冷蔵庫で冷やす」などと言い、自分の借りている部屋は扇風機しかないので暑くて眠れないとも言います。
この映画がつくられた1955年なら、日本はまだ団扇の時代だったと思う。
主人公の部屋にはエアコンがある、彼はモンローを自室に誘います。さあBGMは何にしよう、ストラビンスキーじゃだめだ、ラフマニノフのピアノコンチェルト2番がいいだろう、などと選ぶ場面があります。
ラフマニノフのピアノコンチェルト2番は恋愛場面を盛り上げる定番音楽なのか、よく聞きます。
「逢引き」、「旅愁」、「ある日どこかで」などに使われました。
暑いから涼みがてら二人で映画を見に行く、その帰りあの有名な地下鉄の通風孔からの風で、スカートがまくれ上がる場面があります、スチール写真だと下着が見えるほど派手にまくれ上がっているけれど、映画ではスカートがふわりと浮きあがる程度で、ちょっと肩すかし。この場面かなり期待したのでしたが・・・。
ビリー・ワイルダーの映画にしてはちょっと期待外れでした。