「下流老人」 | mimiの独り言

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暑い日が続いて人間はぐったりしているのに、庭の雑草は元気に茂っています。夕方少し庭に出ますが、昼間はひたすらエアコンのついた部屋でごろごろして新書版の本など読んでいます。その一冊が「下流老人」です。

大分前のことですが新聞に貧困ラインの記事が出ました。それを読むと我が家は貧困ライン以下ではなかったけれど、ラインに近い所にありました。今、日本の相対的貧困率は16.1%、6人に一人は貧困層に入るとか、まあ、そんなわけで上記の本を読んだのでした。

この本、老人対象に書かれた本かと思ったら、今働き盛りの人がこの先下流老人になる危険が大である。そうならないために、または、なってしまったらどうすればいいかということが書かれている本なのでした。

私たちが生きている自由経済社会において「貧困は宿命と言える。富める者がいれば相対的に必ず貧する者が生まれる。どんな社会であろうと常に働ける人々ばかりではないし、失業率が0になることもない。働けない人々は、個人の能力や努力に関係なくいつの時代のどの社会にも必ず存在するのだ。」と著者は言います。

ではどういうきっかけで人は普通から下流に陥るのか。「病気や事故による高額な医療費の支払い」「高齢者介護施設に入居できない」「ワーキング・プアや引きこもりの子供がいる」「熟年離婚」(仕事一筋で生きてきた男性は生活能力が低いため下流に落ちる場合が多い)「認知症」

健康で、ある程度財力のあるうちから、高額療養費助成制度とか生活保護の仕組みなどを調べておいた方がよさそうです。

また私はお付き合いが苦手、こういう人間はプライベート・コミュニティを充実させておくことが大事とも書かれていました。なるべく多くの人と助け合いの関係性を築いておけば、生活困窮に陥ってもさほど苦しくはならないならないということでしょう。

さて私はあと何年生きるのか、もういい加減にあちらへ行ってもいいのですが・・・。