「戦後史の正体」 | mimiの独り言

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若い頃歴史の勉強は嫌いでした。暗記しなくてはいけないことがたくさんあって、私は暗記が苦手だったからです。

70を過ぎて自分が生きてきた時代を振り返った時、戦争、飢餓、安保闘争、高度成長、バブル、デフレ、まあいろいろあったと思った時、いくらか歴史に興味がわきました。それで、半藤一利の「昭和史」を読んで見たところ、なかなか面白く読めました。

それで今度は孫崎享著「戦後史の正体」を読みました。この本は元外務省・国際情報局長である著者が戦後の歴代の首相を米国の圧力に対して自主路線を行こうとしたか、追随路線を行こうとしたかという点に着目して語っています。

独自路線を行こうとした首相は短命に終わり、追随路線を行こうとした首相は長続きしています。特に中国との国交正常化に熱心な首相は巧妙に失脚させられたと書かれています。

この本を読んで、日本は講和条約を締結させて独立したと思っていたけれど、実は戦後もずっと米国に支配され続けてきたのじゃないかという気になるのでした。

この本に書かれたことが全部本当かどうか、異論もあるのでしょうが思い当たることはいろいろあります。

最後にTPPについての記述もありました。「TPPの狙いは日本社会を米国流に改革し、米国企業に日本市場を席巻させることです。日本にとって極めて危険な要素をもっています。」と書かれています。

TPPに参加しないと日本は世界の孤児になるというのは詭弁であるとし、数字を上げて説明しています。
TPPについてはどうもよくわからないので、その方の本を読んで見ようかと思いました。