心に残る美形たち | mimiの独り言

mimiの独り言

ブログの説明を入力します。

私が映画俳優の顔を意識して見るようになったのは中学生になってからだったと思います。そのころテレビはまだない時代、戦後間もなくて映画館は営業していたかどうか。いずれにしても学校で許可した映画以外は見てはいけないという規則もあり、映画鑑賞は私とは無縁のことでした。

ですから、図書館に勤めていた母が借りて来る読み古しのキネマ旬報を見るのがとても楽しみでした。
キネマ旬報には毎号映画のシナリオが載っていたと記憶しています。そのシナリオでとても印象深かったのがジェラール・フィリップ主演の「肉体の悪魔」でした。

けれどこの「肉体の悪魔」はその後ずっと見る機会がなく、高校生の時、原作が文庫本で出たのを知って、そちらを先に読みました。それはレイモン・ラディゲが十代で書いた小説でシナリオに出てくる主人公より小説の主人公の方がドライに感じられました。

結局その映画を見たのは二十歳を過ぎてから、大学の文化祭で上映されて見ることができたのでした。ジェラール・フィリップは私が一番最初に注目した俳優だったことになります。

社会人になってからは仕事が忙しく、結婚して家庭に入ってからは子育てや病人の介護等で映画はほとんどみませんでした。五十代半ばで一人になってようやく映画を見る余裕ができました。田舎で映画館が近くになかったけれど、ビデオが普及しだし、映画雑誌を買って情報を集め、古い映画も新作もいろいろ見ました。

そのころ見たのが同性愛映画、「アナザー・カントリー」「モーリス」など。ルパート・エヴェレット、ヒュー・グラント、コリン・ファース、ダニエル・デイ・ルイスなどがお気に入り。そしてヴィスコンティの映画もよく見ました。「地獄に堕ちた勇者ども」「ルードウィヒ 神々の黄昏」「家族の肖像」。そこで出会ったのがヘルムート・バーガー。

「背徳の・・・」とか「魔性の・・・」といった言葉で形容されるような顔に熱中したものでした。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3


私が五十代の頃はビジュアル系のミュージシャンが活躍し、彼らに熱中した娘が読む音楽雑誌も楽しんでみました。デヴィッド・シルビアン、ジム・モリスン、スティングなど。
イメージ 4


振り返ると好きな美形はソース顔が多いです。でもアジア系でも好きな俳優はいました。トニー・レオン(花様年華)、レスリー・チャン(さらば、わが愛)、日本なら池部良、佐田啓二、そんな人は知らないといわれるかも。
イメージ 5

イメージ 6


今はやりの韓流ドラマはほとんどみませんが美形の人ばかりのようです。でもあまり心を動かされる顔に出会っていません。もっとアクやクセのある俳優がいてもよさそうなものですが、整形が普及しているせいでしょうか、蒸留水が味気ないようにどうもものたりません。

私が高齢になって異性に対する関心が薄れたこともあってか、あまり好きな俳優に出会わなくなりました。どうしようもないことかもしれません。