縄文文明
世界中の教科書から消された歴史の真実
小名木善行著
ビオ・マガジン刊
１１８-120ページのご紹介です。
より詳しく知りたい方は
本書を手に取られる事をお勧めします。
人種による遺伝子型の違いは
免疫グロブリンの遺伝標識(Gm遺伝子)から
認識することができると
1987年に大阪医科大学法医学部の
松本秀雄先生が発表されました。
日本人のGm遺伝子が
世界民族の中でどういった位置づけにあるかが
明確になることで
日本人のルーツを知ることが
できるようになったのです。
左の図にGm遺伝子のうち
Afblb3遺伝子というものが
あるかと思います。
色はグレーの遺伝子です。
これは抗マラリア遺伝子で
この遺伝子を持っていると
マラリアにかからないのです。
戦時中、南方戦線(東南アジア付近)で
日本の将兵の多くがマラリアに感染しました。
現地の人々はなんともないのに
日本人は感染してしまったという背景には
こうした抗体を持つ遺伝子を
持っているかどうかがファクターになっていました。
また、日本人は図のうすいグレーの部分
(ab3st遺伝子)を多く持つのに対し
朝鮮人や中国人には
それが少ないこともわかります。
つまり
彼らは日本人とは同種ではないということです。
むしろ
日本人とそっくりな遺伝子を持っているのは
ロシアのバイカル湖のほとりの人たちなど
中国の辺境部の人たちです。
遺伝子の研究から
日本は主にグァム島ラインの人々が東日本に住み
琉球ラインの人たちを祖先に持つ人々が
西日本に暮らすようになっていったと考えられます。
ただし
数百年もすれば
すべての人は血が混ざり合うので
日本全国誰もが親戚になってしまいますが。
遺伝子の分布が示すことは
ひとつしかありません。
それは
もともと中国から日本にかけて
同じDNAを持つ人々が住んでいたが
中国の内乱による殺し合いによって
朝鮮人や中国人と日本人では
全く異なる人種になったということ。
そして日本や中国の辺境部には
そうした争いを嫌った人たちの遺伝子が残ったということです。
縄文文明
世界中の教科書から消された歴史の真実
小名木善行著
ビオ・マガジン刊
１１８-120ページのご紹介です。
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