こんばんは!

品川区議会議員の

あべ祐美子です。
 

新型コロナワクチン 病院

海外では多くの国で

接種が始まっていますね。

自治体でも準備に取り掛かっているところですが

妊婦さんや子どもの接種がどうなるか

気になりますね。

現時点での情報を集めるとともに、

アメリカ・ニューヨークの

マウントサイナイ大学の医師、

山田悠史先生にもお話を伺いました ニコ

 

山田先生は、国内外のお医者さんとともに

コロナワクチンの不安にLINEでこたえる

「コロワくんの相談室」も開設ビックリマーク

コロワくんの相談室は→こちら

相談室に関する山田先生の記事は→こちら

ぜひ利用してみてくださいね!

 

 

【妊婦さん】

妊婦さんのコロナワクチン接種は

今のところ、国によって対応が違います。

 

米国では「妊婦を除外すべきではない」

イスラエルでは「積極的な接種対象」。

一方、英国やカナダでは

推奨していないそうです。

 

妊婦さんの接種に慎重になるのは

リスクが高いという理由ではなく、

妊婦さんについて十分なデータが

揃っていないからというのが背景。

 

日本はこれまで「推奨しない」と

言ってきましたが、

一律に対象としないのでなく

「慎重投与」という方向に

議論が向かっているようです。

 

…慎重投与って、

接種するかどうかますます悩む…ぼけー

でも少なくとも緩和の方向ではあって、

その背景には、妊婦さんが

コロナ感染した場合のリスクとの

兼ね合いもあるのでしょう。

 

昨年夏くらいまでは

妊婦さんのコロナ重症化について

「知見がない(=データが不十分)」と

言われ続けてきました。

(余談ですが、昨年春頃は

「重症化の知見がない」中で

働く妊婦さんの職場での配慮を促すのに

厚労省とやりとりしたり

マスコミに働きかけたりと

相当がんばりました💦)

 

でも昨年秋、米疾病予防センター(CDC)が

発表した調査によると、

妊娠中の女性がコロナに感染した場合

妊娠中でない場合に比べ

ICUに入る確率が約3倍、

妊婦が35歳以上だと、さらに

確率が高くなるとのこと。

 (ForbsJapanの記事:「妊婦は、コロナ感染で重症化しやすい」 より)

 

こうなると、妊婦さんにとっては

悩ましいところですね。

 

日本産婦人科感染症学会と

日本産婦人科学会 は1月27日の提言で、

妊婦さんのコロナワクチン接種について

「中長期的な副反応や安全性は確立していない」

としつつ、接種対象から除外しないとしています。

そして、

・基礎疾患がある人は接種を考慮

・家庭内感染を防ぐためにパートナーは接種を受ける

・妊娠を希望する女性はできれば妊娠前に接種を受ける

ことなどを提言しています。

 

では、接種した後で妊娠が分かったら

どうしたらいいのでしょうか?

ここで山田悠史先生登場

 

山田先生は、すでに2回の接種を終え、

TV東京「ガイアの夜明け」などでも

その体験をお話しされているので、

観た方もおられるのでは?

私は会話専用SNSの「clubhouse」で

お話を伺う機会があり、以来

さまざまな質問にお答えいただいています。

ありがたい世の中になったものです…ラブ

 

その山田先生によると

「接種後に妊娠が分かっても

妊娠を継続して問題はない」

とのことです。実際、アメリカでは

妊娠中の医療関係者の方も大勢

ワクチンを接種し終わっているそうです。

 

日本でワクチン接種が始まるころまでに、

「知見」が積み重なって、

安心して受けられることを期待しています ニコ

 

【子ども】

接種の対象は今のところ16歳以上。

アメリカではどうなっているのか、

今後どうなるのかも、

山田先生に伺ってみました。

 

先生によると、

アメリカでも、現在は

子どもは接種対象になっていないそうですうーん

 

子ども自身は発症・重症化の

リスクは少ないけれど、

知らないうちに感染を広げる

可能性はありますよね。

すでにアメリカでは、

子どもを対象とした治験も始めていて

夏ごろには年齢の高い子どもから

順次接種が始まるとの見通しもあるんですってビックリマーク

 

そうなると、日本でも

一定年齢以上が

接種対象に加わる可能性も

あるのではないかと思います。

 

引き続き、ウォッチしていきますねビックリマーク

 

 

 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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