今日は早朝から、大震災を想定しての

消防団の参集訓練。

冷たい雨が降って、

寒かったよーショック

 

今はホットコーヒーを飲みながら

ブログタイムコーヒー

先日、区議会文教委員会で

報告のあった

小中学校の入学希望申請の

仕組みと結果について書きますね。

(長文です💦)

 

品川区は、小中学校(義務教育学校含む)とも

学校選択制を取っています。

住所地によって

それぞれ学区は決まっていますが、

学区外の学校も

選択できる制度です。

 

以前は、自分の学区の学校を含む

ブロックの中からの選択でしたが

今は、学区の学校と隣接する学校から

選択できる仕組みです。

 

とはいえ、区内全体の入学者数が

増え続けている品川区。

各学校の受け入れ可能人数に

限りがあるので、

学区内の児童生徒が入学しても

さらに空きがないと、希望しても

入ることはできません。

 

希望者が多い場合は、

抽選を行い、抽選順位の

上から順番に

入学できる仕組みです。

 

小学校は20校が抽選に

 

まずは小学校(+義務教育学校前期課程)を

下の表で見ていきましょう。

 

グレーの色がついている学校は、

抽選が行われた学校です。

37校中、20校が抽選です。

選択制が始まった20年前には

抽選は必要なかったのですが

5年目くらいから増え始め、

希望しても学区外の学校には

年々入りにくくなっています。

兄姉がR3年度も在籍する

学校への希望は、

優先される仕組みです。

 

他学区への希望申請率は21.6%。

前年度の25.1%より、

大きく減っています。

 

 

 

 

表の見方ですが、

1の城南小学校を例にとると、

学区内に住む、R3年度入学の

児童数は151人です。

このうち11人が

城南小以外の学校を希望し、

逆に、他学区から20人が

城南小へ希望申請を出しています。

 

151+20-11=160で、

160人が希望しているのに対し、

入学受け入れ枠は

130人ですから、

抽選が行われ、

待機番号が決まります。

 

よく見ると、住民基本台帳上の

児童数がすでに

学校の受入枠を上回っています

受け入れ可能数は

年度途中の転入に備えて

多少の余裕を見ており、

私立等に入学する児童も

例年いるのですが、

それにしてもギリギリ。

他学区からの入学は

難しそうです。

 

住民基本台帳上の入学者数が

受入枠を上回っている学校は、

人口増加の著しい

品川、大崎、大井エリアに多く、

荏原地域の学校は

抽選校は少ないですね。

学校がつくられた時期とは

子どもの人口分布が

変わってきているのでしょう。

 

さて数字を細かく見ていくと、

鮫浜小や浜川小のように

受け入れ枠より予定者数が

少ないのに、

抽選になる学校があります。

これは、他学区への希望者が多く、

希望が通らなければ

本来の学区の学校に

行くことになるからです。

 

建て替え工事にかかっている学校は、

転出希望者が増える

傾向にあります。

ご参考までに⇒

 

 

 

 
 
中学校では9校が抽選
 
中学校でも、抽選を行う学校は
昨年度の6校から
9校に増えました。
ここ1,2年、急増しています。
 
表の中には
「学区外児童数」という
項目があります。
これは、義務教育学校の
前期課程に在籍する、
学区外の児童数です。
学区外であっても
抽選なしで義務教育学校の
後期課程に進むことができます。

 
 
ところで、
基本台帳上の新中学生は
2692人ですが、
受入枠は2135人。
R2年度実績を見ると、
基本台帳上の人数は同程度なのに
入学実績は1681人です。
転居などの影響もありますが、
約3分の1は
私立学校等に進学している
ことになります。
 
どの学校に進学しても
品川の子は品川の子。
皆それぞれに充実した
学齢期の日々を
送ってほしいなあと願います。
(と言うと、教育委員会には
いつも渋い顔をされますが)
 
 
*長文をお読みいただき、
ありがとうございましたニコ
 
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