「5・18光州事態」に北側介入確認(『統一日報』を読む-103) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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「金泳三政権下の国家安全企画部」が秘密工作を通じて確認していた事実を報道している。6月26日号の一面記事である。

光州に潜入して暴動を起こし、死亡した工作員の墓地を確認したという記事である。清津に光州に送られた人民軍兵士158人の名簿が人民軍烈士墓碑に記載されているのを確認したという記事である。

意外と北朝鮮は正直である。日本へ潜入して暴動を起こした記録も平壌で刊行されている。その潜入記録は殆どの日本人というか佐藤勝巳以下、救う会の面々は読んでいないようだ。

一人、山梨学院大学の宮塚利雄教授は、工作船からの潜入時に使う潜水具が日本から輸出されている事を問題視していた。何で、宮塚教授は判っていたのだろう?光州事態に関しての宮塚教授の見解が聴きたいものだ。