三色の旗(つくば市政展望-408) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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チリ革命の挫折は南米大陸全体を大きくピンクが包んだ。兎に角、アカは駄目だ、巨大な北米の經濟・軍事・情報の前には是々非々で行こうとなる。カストロのキューバは別格となる。アカを避ける政権が続出する。南米はアカに非ざるピンクに染まって行く。それがここに来て、アルゼンチンにシロイ政権を誕生させる。国の経済を考えると、米国へ従順な方が良いだろうとなった。強いものには巻かれるであった。ピンクだと米国資本が逃げ出すのだ。そこで先ず、經濟だ、となる。南米の三色政権は今や世界の話題である。

茨城県下の市町村選挙で三色の争闘が有名になったのは、谷田部町の最期の町長選挙であった。町村合併を迫る竹内藤男県政の下、従うシロイ木村候補は当選後、谷田部町を売った男と指弾する向きもあったが、つくばエクスプレスは引っ張ってきた。闘争歴赫赫たる学研労協茅野徳治事務局長の支援を受けた野村候補はアカく見えた戦いをしたが、次点に泣いた。長屋門の前で号泣したという噂が立った横田候補は最下位であった。

横田候補が最下位に沈んだという一報で、万歳を竹内藤男知事が叫んでいる。これで研究学園都市の合併は上手く行く。竹内藤男知事が、この後にクローズアップされて行く。ピンクが一番扱い難いのだ。

それから30年経過して横田ピンクの反撃がはじまる。五十嵐立青市長の誕生である。つくば市政がピンクに染まり、困惑度が国・県に広がっていく。