6月4日の『茨城新聞』紙を開いたら「長谷川久夫」という名前に「えっと」とその記事に注目した。「時論」欄で「つくばの産業」を論じている。ああ、あの宇治平等院型の豪壮な邸宅の方だと気付いた。
日本の買収選挙史上に名前を轟かせた木村操市長の再選がおじゃんになり、出直し市長選挙に立候補した方である。確か五千票は獲得していた。あれから30年、新聞紙上の写真は額が広くなっている。
農業生産に置いて、現在の価格販売方法に疑問を呈し、「産業とは生産製造者が価格決定権を持つべきです」と、市場経済への疑問を呈している。かつての、40年前の谷田部左派を形成していた時と同じ思想を根幹として保持しているようだ。