茅野と中村の攻防(つくば市政展望-378) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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恐らく事情を知らずに、学研労協の事情を知らずに、平和都市宣言が後藤田正晴官房長官の逆鱗に触れている事を知らずに、中村喜四郎代議士は谷田部町の町長選挙に嘴を入れたのであろう。

高野水道工事の口車に乗った可能性もある。

学研労協側は桜村の村長選挙で倉田弘村長候補と激しくやりあっている。倉田弘村長の誕生には中村喜四郎代議士も協力を惜しまなかったと指摘されている。中村喜四郎代議士側は桜村は桜村、谷田部町は谷田部町と思っていたのであろう。谷田部町の町長選挙では学研労協の支援する野村文雄候補を支援し始めた。呉越同舟の選挙であったが長屋門の横田美農夫助役を蹴落として、木村操候補の得票をかなり食い千切った。木村操候補は、当選したがブチ捲った金額に比して得票は低かった。高野水道工事が中村喜四郎代議士の力を背景に木村操候補の票を荒らしたのである。

谷田部町長選挙から、合併までの一年間はこの野村文雄候補の得票の中身の争奪戦を学研労協の茅野徳治事務局長と中村喜四郎代議士は争うこととなる。