『中央公論』6月号(雑誌読破-13) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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「消滅する市町村744全リスト」を読みたくて、丸の内丸善で購入した。

書庫を設けている会津の町は消滅可能性自治体、もう一つの書庫のある大羽谷津は若年女性減少率が悪化した自治体に分類されていた。

大羽谷津の書庫近くの通りは何時も女性、それも若い女性が歩いている。女性同士が喧嘩していたりする。それは書庫から徒歩3分の箇所にベトナムハウスが存在するからだ。故に大羽谷津周辺の通りからは、若年女性減少率悪化など想像も付かない。

ベトナムの女性は一般的に小柄である。魅力的風貌の方が多い。スーパーのランドロームからイトーヨーカドーの間を見る限り、華やかである。この町がリトル・サイゴンへ徐々に進行している。

数字だけでは見えない世界がある、と『中央公論』誌を読みながら感じた。大の里関は今年中に横綱になるだろうが、大の里関のいる空間は若年女性減少率が改善した自治体に区分されていた。大の里効果だろう。いや稀勢の里効果だ。