『わが上司 後藤田正晴』(警察史を読む-20) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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佐々淳行の、この著作は「推薦図書」の項目でも取り上げた。再度、この「警察史」の項目でも取り上げるのは、あさま山荘の件が浮上している、と聴いたからだ。

6全協で蓋をしている日共の武副闘争に就いて、「あさま山荘」の事件から省察する必要性を述べる方に出会ったからである。

あさま山荘と言えば、佐々淳行であろう。

この本は戦後、陸軍削減の分が警察力増加へ廻され、日本の赤化を防いだという記録になっている。

だが、日本人は赤化されなかったと見る。いま、日共は目減りする一方だ。合理的で無い日共の主張は何れ消える、と南牛は予測する。