ハマスは硫黄島、ネタニヤフは沖縄に学ぶ(南牛独語-101) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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ハマスの戦闘は栗林中将の戦い方だ。狭い土地だが地下は深い。2万人の兵士が構え、上陸する米軍を迎え撃った。平塚海軍第二火薬廠開発のロケット砲に弾丸の補給が続く間は米軍を圧倒していた。弾丸が尽きたら穴に潜ってひたすら耐えた。当にハマスの戦闘だ。

ネタニヤフ首相は米軍の沖縄上陸戦を参考にしている。沖縄の非戦闘員というか民間人、10万人は死亡した。圧倒的に女・子供が死んだ。兎に角、米軍は火炎放射器で洞穴迄焼き尽くして行った。その後、大日本帝国は降伏した。それから80年近く、日本人は鬼畜米英と言わなくなった。進駐した米軍を襲撃した話を聞かない。つまり、ネタニヤフ首相はやるのだ。まだ沖縄の民間人の死者数の三分の一だ。10万人は死亡するだろう。ここでたじろいだら駄目だ。ここでたじろぐとイスラエルを潰そうとする勢力が勢いづく。日本から資材を入れて核装備を図る。シリアもリビアの核開発も日本のからの資材輸入だった。イランはそれを真似て成功一歩手前だ。ここでガザを制圧すれば、日本は気が付いてくれるだろう。我々は沖縄制圧作戦の米軍に学んでいることを、日本は気付く。

イランへの核開発関連資材を日本が出さなければ、日本が出してはいけないと気付いてくれれば。ネタニヤフ首相の悲痛の叫びが日本に届くか。