実業の世界社が昭和52年に刊行している。編集委員は玉城素、田駿、林建彦である。恐らくNK会が結成されて行く過程で大きな役割を果たした冊子であったろう。それはNK会の創設者として名前の出る金元奉もこの冊子の刊行に関わっている。NK会は玉城素、沼田均の日本人二人に在日の金元奉、孫吉弘二人合わせて4人で始まった研究会だとされる。
1974年家ら78年に架けて、数人による勉強会が1978年11月に創立総会を持つほどに発展する。
創立メンバーの4人の内、90年代に顔を出す事を許されたのだが、玉城素師と済州島人の金元奉の二人を知ることとなる。