T水道工事が正しく分析出来ていたら(つくば市政展望-298) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

安部南牛 | 朝鮮文化資料室

安部南牛が、朝鮮関係の本の書評を中心に掲載していくブログです。

大きな誤算をした。T水道工事は自治労の野村文雄氏を町長選挙に引っ張り出すという大きな間違いを犯した。90年代へ入って木村操市長が再選出馬する際、T水道工事は松代五丁目の私の家、公務員宿舎へ訪ねてきた。そこでT水道工事は丁寧に説明した。野村文雄氏を担ぎ出したしくじりを述べた。

T水道工事には初めての我が家訪問だったが、訪問時の立ち居振る舞いから松代の公務員住宅をよく知っているようだった。そうか、T水道工事は再三に渡って松代三丁目の茅野徳治事務局長宅を訪れている事が推察された。

T水道工事は茅野徳治事務局長と組まねば良かったのだ。国際的に知られた労働運動家を説得できる分けがなかろう。T水道工事は徒に石浜代貸の向こうを張る必要はなかった。家は横田美農夫助役の水堀集落近くの横場だった。横田美農夫助役と組んだ方が、後のつくばエクスプレス線の敷設をT水道工事は自宅近くへ引っ張れたであろう。T水道工事は横田美農夫助役に対抗し、怪文書を作成して横田美農夫助役を地方政治の舞台から強引に引き釣り降ろした。そのことは結果的にT水道工事の事業は縮小に追い込まれ、つくばエクスプレス線の敷設を実家から遠ざけてしまった。一時的な感情から、横田美農夫助役を叩く方向へ舵取りして家業の発展を阻害させた。

あの時、感情を押さえて横田美農夫助役を支持しておれば、木村操町長の誕生はなかった。谷田部町も強引な竹内藤男県知事による解体に会うこともなかった。