山内智恵子『ミトロヒン文書』(スパイ-7) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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安部南牛が、朝鮮関係の本の書評を中心に掲載していくブログです。

江崎道朗監修で2020年に刊行されている。この本を読むまで江崎道朗氏を知らなかった。結構な部数のスパイ関連本を保持しているに関わらず、南牛の書庫に著作は無い。慌てて関連本の手配を始めた。

南牛がスパイ本に興味を抱いたのは原子力関連の技術移転を調べているからだ。そこから一連の北朝鮮による拉致行為が原子力関連技術移転との関りで読めるようになっていた。情報筋は拉致被害者全員帰還の可能性はゼロだと断定した。3人は帰す用意があるらしいが、伝えられている3人は原子力技術との関連が無い。誤って拉致したのであろう。

北朝鮮の日本人拉致行為の理解に欠かせない書籍である。その理由は各自読み探って下さい。某会の会長には読んでも理解できないでしょう。

尚、塾生には解説する。