『化学業界』(朝鮮研究-93) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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教育者新書、山本勝巳著、1990年刊。黄喆洪会長の愛読書でしょうね?などと突っ込むから嫌われた。黄喆洪会長が亡くなられて一番に悲しんだ日本人であった。

西岡力会長はこういう本は読まない。だから『労働新聞』紙の字面は追っても内容を理解できない。

だが、特定失踪者の会の人々には、こういう本を読むことが重要ですよ、とアドバイスしたい。恐らく『産経新聞』紙には、こういう本を読む記者は居ない、と見ている。『産経新聞』紙の面白みのなさは科学技術の記事が薄っぺらなのだ。昨日も上京したので購読したが、持ち帰ることなど、しなかった。

北の固体燃料製造を資した企業名くらい書けると思うのだが。核開発に関わった企業の箇所に付箋を入れている。南牛は1991年4月8日、趙康造博士が高らかに、ウリナラの原子力元年」宣言をしてから購読している。それなのに西岡力所員の師匠である佐藤勝巳所長から「北朝鮮のこと何も知らない奴は黙ってろ」と面罵された。

尚付け加えれば、日朝貿易会の村上貞雄常務の平壌での動きはこれ一冊で判る。苦労したんですね。