近似現象(つくば市政展望-192) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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科学万博の翌年の谷田部町に近い現象が2023年からのつくば市である。それは2023年、ノーズロ状況の産総研の実状を見かねて警視庁が手入れを始めたことである。既に、つくば市域には中国共産党の警察署が設立され、日本の研究機関への産業スパイ組織を張り巡らしている、とマスコミで指摘されている。茨城県警には中国語を解する警察官が少なく、全く監視できないそうである。そこに清潔さが売りのつくば市長なので、赤い色と白い色の区別もしない、との指摘がある。

現市長の五十嵐立青五代目市長は、天敵の三代目の藤沢順一対策だけは万全だそうである。五十嵐立青市長の口癖は「僕は藤沢順一と違う。清潔だ」だそうだ。

当に、清潔とは真逆の真っ黒の木村操候補は早くから白旗を掲げていた。黒くとも白旗を掲げれば、竹内藤男県知事には清く正しく映ったのだ。

1986年は谷田部町長選が行われ、黒くても白旗の木村操候補が当選した。一方、ピンクの横田美農夫助役には、高野水道工事の放った一枚のビラ、「赤坂で接待を業者から受けた」は、ピンクを真っ黒に染めた。木村操候補よりも黒く松代の公務員住宅には映った。相対的に木村操候補を白く見せる効果を発揮し、高野水道工事の思惑を外し、野村文雄候補に比べれば増しかとなる。野村文雄候補は赤く映っていたのだから、清潔の白に敵わなかった。

それに闘牛のように赤色に反応する竹内藤男県知事を前にして、両高野の推したアカイ野村文雄候補が当選できる分けが無かったのだ。県庁では、竹内藤男県知事は怒りに震えていた。コミンフォルムの指示で日共の武装闘争の最前線で戦った男、闘士が指導する学研労協が自治労の野村文雄候補を支援している、当選させるわけには行かない。

日本を筑波研究学園都市から赤く染めさせるわけには行かない。木村操候補は黒いと言うが、横田美農夫助役に比べればシロイだろうとなる。

学研労協の活動家は定期的にモスクワに通っているではないか。筑波研究学園都市がモスクワの指示で動く都市にされて良いのか。

3年もの間、ニューブリテン島の洞窟に籠って米軍と戦った竹内藤男県知事も闘士であった。谷田部のアカを潰せ、といきり立った。

竹内藤男県知事が赤い色に反応することを沼尻民平町長は気付かずに野村文雄候補の支援にまわり、牢獄の門を入らされる苦衷を味わうこととなる。