「教団財産保全 検討事項に」(『朝日新聞』を解読-232) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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「被害者救済法案 衆院通過」

12月6日の一面記事だが、問題の根源を突いていない。統一教会関連に関わった櫻井よしこ・西岡力・宮塚利雄氏などの発言を読めばわかるが、極めて愛国心が薄い。日本の薄い愛国心を突いて入り込んできたのが、1991年12月以降の統一教会である。

小林よしのり氏の厳しい櫻井よしこ批判を引用するまでもなく、金日成と文鮮明は日本の贖罪史観を逆用して、日本からの財産簒奪を企画している。

朝鮮問題を研究して居ればわかる筈だが、ハングル通の西岡力・宮塚利雄両教授は取り込まれていく。日本がひたすら戦後に愛国心教育を欠いていた結果なのだ。

いま世界的に右翼の潮流が起こっているが、日本がキチンと愛国心教育を行わないと先行きは暗い。財産保全を考えるなら、先ず愛国心の教育なのだ。『朝日新聞』紙にも罪の一端はあろう。