内村鑑三のことば 「一日一生」 など

内村鑑三のことば 「一日一生」 など

内村鑑三氏の著書から引用させて頂き、併せて、日本の四季折々の言葉を少しずつ織り交ぜたブログを綴っていきます。

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後世への最大遺物 (76)

 

<第一回>

そういう実業家が今日わが国に起らんことは、
神学生徒の起らんことよりも私の望むところで
ござります。
今日は神学生徒がキリスト信者のなかに

十人あるかと思うと、実業家は一人もないです。
百人あるかと思うと、実業家は一人もない。
あるいは千人あるかと思うと、一人おるか

おらぬかというくらいであります。
金をもって神と国とに事(つか)えようという
清き考えを持つ青年がない。

 

        内村鑑三著 「後世への最大遺物」 より引用

 

 

●maliaの所感

金は天下の回り物、素早く手放すと
くるくる回って名前を変えて手元に
返ってくる。

後世への最大遺物 (75)

 

<第一回>

それでキリスト教信者が立ちまして、
キリスト信徒の実業家が起りまして、
金を儲(もう)けることは己のために
儲けるのではない、神の正しい道によって、
天地宇宙の正当なる法則にしたがって、
富を国家のために使うのであるという
実業の精神がわれわれのなかに

起らんことを私は願う。

 

        内村鑑三著 「後世への最大遺物」 より引用

 

 

●maliaの所感

自分と自分の周りの人の幸せを考えよう。

後世への最大遺物 (74)

 

<第一回>

ただただわずかに憲法発布式のときに

貧乏人に一万円 …… 一人に五十銭か六十銭

くらいの頭割をなしたというような、ソンナ慈善は

しない方がかえってよろしいです。
三菱のような何千万円というように金を溜めまして、

今日まで …… これから三菱は善い事業をするかと

信じておりますけれども …… 今日まで何をしたか。
彼自身が大いに勢力を得、立派な家を建て

立派な別荘を建てましたけれども、日本の社会は

それによって何を利益したかというと、

何一つとして見るべきものはないです。

 

        内村鑑三著 「後世への最大遺物」 より引用

 

 

●maliaの所感

うわべだけの思いは

すぐに見破られる。