子供のおもちゃの片付けは出す量が重要だった。 | 30年かかった元汚部屋住人@すぐリセットできる仕組み片付け

30年かかった元汚部屋住人@すぐリセットできる仕組み片付け

お片付けと向き合い30年。
汚部屋出身、ワンオペ育児のカオスで脱衣所戸棚に南京錠をつけた、なんてこったな過去を乗り越え、今は「すぐリセットできる家」に小4の子と毎日進化中!
私の失敗や試行錯誤が、何かのヒントになれば嬉しいです。

こんにちは、脱・汚部屋住人です。
前回の記事では、脱衣所の戸棚に南京錠をつけて泣いていた、過酷なワンオペ育児時代のお話をしました。
今回は「手間をかけずに必要なものに絞る」ようになった価値観の変化についてです。


必要か不要か

必要な物の基準は人それぞれ異なると思うのですが、片付けのできない頃の私はまだ使えるか、使えないかで判断していたと思います。


その基準も間違いではないのです。

でもそうすると、このご時世で使えなくなる物って結構少ないのです。

だから使い倒すというのは中々難しい事だと今ならわかります。

ただ当時の私はその事に気がついていないし、祖母と同居していた事もあり、もったいない精神を骨の髄まで染み込まされて育ったので、とにかく使える物を捨てられない人間でした。


そんな私が、自分の物でももったいなくて手放せないのに子育て突入。(勿論望んでいたし幸せです)


義実家からありがたい事に沢山のおもちゃが送られてきたり、私の方の親戚からも沢山のおもちゃを頂きました。


この時、とても嬉しかったけど、後々そのおもちゃが牙を剥いてくるとは想像すらしていませんでした。

子育て中や子育てを経験した方ならお分かりになるかと思いますが、おもちゃ地獄です。

当然楽しいおもちゃを子供は、際限なく文字通り足の踏み場もないほど広げます。





そんな時に身内の集まりで兄弟姉妹におもちゃが散らかって困るとポロッと話をしたら、


「あまり遊んでいないおもちゃは押し入れの奥にでもしまうといいよ。それでおもちゃをたまに入れ替えすると子供も飽きも来なくて少ないおもちゃで楽しく遊ぶからやってみて」


こう言われました。

この時の衝撃はいまだに忘れられません。

目から鱗だった私は帰宅後早速おもちゃを半分箱に詰めて収納に入れ込みました。


すると、なんという事でしょう!

物理的にも半分になったおもちゃ、広がるスペースは変わらないけど、足の踏み場ができた!


勿論お気に入りは残して、あまり遊んでいない物だけを箱詰めしましたが、あのおもちゃはどこ?という言葉は全く出ませんでした。


私は使える物なのに、いらないの?

あれ?これは私にも言える事じゃないのか?

いつか使う、まだ使える、もったいない。

こんな呪いにかかっていたのではないか。


当時、目の前にある物だけで遊ぶ我が子を眺めて、そんな考えがふわっと浮かんだのです。





しかし長年染みついたもったいない病がそこですぐ昇華されるわけでもなく、まだまだざっくり片付けられるまでは道のりが遠かったのですが、必要か不要かの見極めはある意味わが子に教えられた様な気がします。




 

もったいないとは……


お片付けの漫画に載っていたのですが、もったいないと言って物を大切にする事はとても大切。

でもその考えのことの起こりは物のない時代、もっというと物を作る事がそもそも大変な江戸時代の頃だとありました。

確かに江戸時代は究極のリサイクルやリユースの時代でした。


その時代から何百年経ってるのよ。

それは物の持ち方も変わるよね。

変わってないのは価値観だったのか。


こんな事を今なら感じます。

そして後々、使わない物を置いておくスペースの方がもったいないのではないか?

必要のない物を置くために収納場所という家賃を払っているのではないか、それこそもったいないよね……こんな風に感じる様になるのです。



 

物に対して価値観が少しずつ変化

とはいえ、当時はおもちゃが多少減ったくらいでどうにかなる訳もなく、大カオスだった我が家ですが、年少さんになり、子どもが保育園に行き始めたことで、少しずつ立て直しの時間が持てるようになりました。

そこから引っ越しやライフスタイルの変化を経験する中で、私の片付けやモノに対する価値観は、子供の頃のお部屋時代から30年で本当にガラリと変わりました。
昔はよく考えもせず必要だと思ったら購入、でも実際は同じような物が家にいくつも転がっていたり、ダブって買ってしまう事や、家の中で物がよく無くなる事も頻繁にありました。
特にボールペンとか一生分あるのではないかと思ったほど。元々実家の自分の部屋が狭かったのでストックはなるべく持たない主義だった私。
しかし、年少さんになるタイミングでコロナが発生。そこで不要普及の外出を控える生活となり、まとめ買いが基本になったわが家。
時代背景もあり生活用品を以前より多く家に持ち込む必要が出てきてしまったのです。
だから余計に片付けをする必要性も生まれたのかなとも思います。
そして最終的にちょうど2年前に今のお家に引っ越しその時にかなりの物を手放しました。お家を建てる事で収納計画を真剣に取り組んだからこそ、手放せた部分と、引っ越しの際梱包した恐ろしい数のダンボールを見て、よりこれはまずいという実感が生まれた結果だと思います。


 

自分の管理できる量を知ることの大切さ


今は「自分の管理できる量」だけを持つようにしています。
新しくモノを買うときは「置き場所の枠(スペース)」で考えて、例えば服なら1枚買ったら古いものを1枚手放す、というルールを決めました。
引っ越し前の自分はとにかく収納にどうやって詰め込むか。収納量をどうやって増やすかしか考えていませんでした。
しかし、収納量をいくら増やしても結局死蔵品が増えるだけなんですよね。


    

自分の管理できる能力が
わかっていないと、
物は無尽蔵に増えていく。
その結果起こるのは、
死蔵品の増産なんです。



例えば、持っている事を忘れる、着た時の感じがしっくり来ないから着ないけど新しいからしまう、気に入っているけど、お洒落な服を着る機会がなくなり、出番がなくなった、子供が小さいからとヒールを履かなかったら履けなくなった、でも高かったし……。
詰め込む理由を言い出したらキリがない私です。

・着ていない服を今後着るのか?
・そんな機会は訪れるのか?
・奥底に封印した服を手入れしているのか?
・仮に、いざ着たいと思った時に着れるような保管状態なのか?

過去の私は服が多すぎて、お気に入りの数々がどれも手入れできていなかったのが現実でした。
結局私が管理できる量を大幅に超えていたという事です。
さらによく着るものって限られた服なんです。この家に来て実感し、夏の終わりの見直しの時に数着手放しました。


 

もったいない病を治すには実感が必要だった


わが家は子供のことを考え、身支度が簡単にできるように玄関付近に小さな一畳もないファミリークローゼットを用意しています。そこに毎日着る子供の服と親の服を数枚置いているのですが、今年はその少ない枚数で回ってしまいました。
じゃあ2階にある本丸ともいうべき押入れやファミクロの服はなんなの?と感じて自分でもびっくりするほど悩まず気軽に手放す事ができました。


 

楽と便利を追求したら起きた変化


一番変わったのは、普段着に「ワンピース」を着る機会が増えたことです。
お仕事に行かなくなったこともありますが、ワンピースだと着替えの時間が短縮できるし、何より洗濯のときに1枚干すだけで終わるから、家事の手間が劇的に減るんです。
朝の時間は特にバタバタしているし、子供に時間を割くので、自分の服を決める時間や着替えの時間が自然に削られていきます。
だからでしょうか?殆どワンピースしか今年の夏は着ていません。しかも同じワンピースを着る機会多め。
結局よく着る服は着古していても肌触りが良い、便利、着やすいなど選ぶ回数がとても増えます。
そうなると見えてくるのは好みの服です。
昔断捨離の本で、ときめく物だけを残す、くたびれている物や着ていない物を手放すというルールを読みました。


 

ときめきでは選べない私の手放しルール


おや?まてよ、ときめくか否かのルールだと私のお気に入りは全て手放さないといけなくなるのでは?
こう気がついた時に、ときめきルールは自身に当てはまらないと気がつきました。
そこで自分で自分に合ったルールを作ればよい、気に入っているよく着る服まで古いからというだけで手放す必要はないし、残して大切に着れば良いと思い直しました。
自分に合わないルールで捨てたら後悔する場合もあるのではないでしょうか?

今のライフスタイルにあっていて、さらによく着るなら手放す必要はないと思います。

その代わり、手入れをきちんと行う必要が出てきます。
手間をすべてにかけるのではなく、本当に必要なものだけに絞る。
そうやって少しずつ仕組みや考え方を変えてきたからこそ、2年経った今のお家で、ようやく「散らかってもすぐ戻せる暮らし」ができるようになってきました。
さらに似た物があるのにさらに追加で購入するという行動が自然となくなり、気がついたらお金の節約にもつながっていました。
自分でこの答えを見つけるまでに、なんと30年もかかってしまったのです……。
でも実は最近、資料のために読んだ本に、私が30年かけて泥臭く見つけた答えと全く同じ「必要か不要かを見極める方法」や「子供のお片付け」が書いてあって、もの凄く悔しい思いをしたんです。
次回は、あの南京錠の時代に本気で出会いたかった、私の30年が1冊に詰まっていた「衝撃の2冊の本」についてお話ししますね。
今回も読んでいただき、ありがとうございました!