パニック障害で電車に乗れなかった私が電車に乗れるようになった方法 -8ページ目

パニック障害で電車に乗れなかった私が電車に乗れるようになった方法

10年間パニック障害に悩まされ続け
ドクターショッピングを繰り返す
最悪のサイクルから抜け出した方法

っても不安で、不安で、
私も、闘病中は


・一生、この症状におびえて暮らすんだろうか、、


・もし、私が先に死んだら、残された家族はどうなるんだろう


「先のことを考えると、不安で夜も眠れない」


「本当に治るのだろうか」


「この苦しみはいつまで続くのだろうか・・?」


など、毎日、不安でした。


電車に乗っても、
病院にいても、それこそ、友人といても
いつでも、


どこでも、24時間


いつも不安だったんですね。
でも、、、


不安、というものは、ストレスになるし、体も疲れさせるし、
何もいいことがない。


むしろ、


不安を抱えていると、
それがストレスとなってどんどん症状が
悪くなってしまう。。


だから、
多くの方に抗不安薬が処方されています。


この不安に対して、
どう対応していくか、というのは、


パニック症状をお持ちの方には


根本から克服していく上で絶対に欠かせないテーマです。
不安を上手にコントロールできたとき、
気持ちがとっても楽になって、症状も軽減されていきます。


この不安への対処法は
たくさんあるのですが、
今日はその中から、
一番シンプルなものを
一つ、ご紹介しますね。


とっても、シンプルな言葉ですが、
強力な言葉です。
それは、、


----------------------
今、できることをする
----------------------

という言葉です。
ちょっと、説明しますね。


ストレスでも、不安でも、
そこに注意を向ければ向けるほど、
大きくなっていきます。


今日は落ち込んでいるな、って思って
落ち込まないように、
落ち込まないようにって、思えば思うほど
気になって落ちこんでしまいます。


考えれば考えるほど、
どんどん、どんどん不安になっていく、、
でも、それがわかっていても、


不安になってはダメです、って言われたって
そんなの難しいですよね?


不安になるなって言われてできるなら、
もうやっています。


そこで、
不安なときには、
それを消そうと思って躍起になるのではなく、
全く別のことに焦点を向けると良いです。


パニック障害を克服している人の
特徴として、


「とらわれない」


ということです。


症状やマイナスの感情、
これらにとらわれず


別のことをすることが、
克服への第一歩なんだと


心理学的に言うと、不安というものは未来を考えた時に、
起こるものなのです。


不安のメカニズムについて話すと
ものすごく長くなるので結論だけお話していますが、


・発作が出たらどうしよう。

・この先どうなるんだろう、

・明日の体調はどうかな、、


って、未来を考えた時に不安になるんですね。
だから、未来のことを考えず、


-------------------
今できることを考えます
-------------------


未来のことをいくら、
心配したって、不安に思ったって、


未来を変えるのは、
今のあなたの


「今の行動」しかありません。


心配しているだけでは
未来は変わりません。


今、あなたが何か行動を起こして、
はじめて未来が変わるのです。


どんなに小さいことでも、
あなたの今できることをするから
未来が変わるんです。


行動をするから、パニック症状を
克服できるんです。


人によって、
できることは様々だと思います。


買い物に出かけられる方もいらっしゃれば、
外に出ることができない、
という方もいらっしゃると思います。


私もそうでした。


人と比べてできた、できなかったじゃありません。
今、あなたのできること、でいいんです。
あなたのできることが窓を開けることだったら
それでいいんです。


まずは、あなたができる範囲で、
できることをしていけばいいんですよ。


パニック障害への
対処法はたくさんあります。


しかも、最近は効果的な手法が出てきています。
薬に頼らなくても、

十分に克服できる病気になってきたんですよ。
絶対にあきらめないでくださいね。


どうか、今日の言葉


「今できることに注目する」


忘れないでくださいね。
あなたが、今できることはなんでしょう?


最後までお読みいただき
ありがとうございました。