つれづれレミゼ -6ページ目

つれづれレミゼ

2007年レミゼデビューを果たした初心者が、レミゼや舞台に対して思うところをつれづれなるまま書き記す場所です

松下洸平
柿沢勇人
Piano:オ・ソンミン


良知真次
小西遼生
Piano:朴勝哲


3/16(土)15:30 良知&小西
3/17(日)12:00 良知&小西
3/20(水)15:30 松下&柿澤
3/20(水)19:00 良知&小西
3/22(金)14:00 良知&小西


銀河劇場


(以下ネタバレ気にせずに語りますよー)

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うっかりスリルミーにはまってしまいました。


最初にこの作品を見たのは、2012年3月のアトリエフォンテーヌ公演の田代&新納で、そのときは物語そのものの面白さ(よく出来たホワイダニイットだと思った)に膝を打つ思いでいたんだけど、特にはまるというところまではいかなかったんです。五感を刺激して欲しいタイプの芝居だと思うのだけど、田代くんの芝居にそこまで感応しなかったんだよね…


その後2012年7月の良知&小西を当日券で見たら、良知私の濃い情感がとっても好みで、でもそのときはすでに公演終盤で追加できる日程がなく、次回公演があったら必ず観るぞー、と心に固く誓い、今回を迎えたわけです。


でも、それだけの意気込みがあっても、手持ちのチケットは3枚(良知&小西で2枚、松下&柿澤で1枚)だったのですよ。それがやっぱり観始めたら、あれこれ深読みするのが楽しすぎて、うっかりチケットが増えてしまったという…。回数自体は5回と、私にしてはそこまで多いわけじゃないんだけど、冷静に振り返るとたった1週間の間にこれだけ通うというのはなかなかないことです。公演期間短くてよかった…。


この作品、ほんとに演ずる役者によって「私」と「彼」の関係性が全く別のものに見え、「私」と「彼」が何を感じ何を思って行動したかというところも違って見えるのが面白いです。特に今回見た松下&柿澤と良知&小西は真逆だったなぁ…。


とりあえず、それぞれの組の感想を語ってみたいと思います。

年末、一覧まではまとめていたのに、まだアップしていなかったので、ほんとに今更ですがアップいたします。


2012年は芳雄くんの舞台がしみじみとよかったです。特に、5月からの「負傷者16人-SIXTEEN WOUNDED-」、7月の「ルドルフ」、9月の「ダディ・ロング・レッグズ」、そして12月の「組曲虐殺」。作品として楽しんだというよりは、自分にとっては、いろいろな考え方に影響を与えた作品たちな気がします。芳雄くん本人もインタビューで語ったりしているけど、4つの作品がそれぞれ関連しあって、大きなひとつのテーマに集約されていくような印象があって、この4本を1年のうちに上演した(そしてそれを観ることができた)というのは、とても大きな奇跡だなぁ、と。「組曲虐殺」の劇中歌「♪あとに続くものを信じて走れ」が、今も耳に残る。4本の芝居から受けた衝撃を力にして、今年は一歩だけ、今までとは違うことをやってみようかなぁとか考えてます。


銀ちゃん関連は、4月の熱海は2011年に引き続き、よいものを見せてもらえて嬉しかった。ただ、やっぱり柳下大くんのナイーブな大山金太郎役のほうが、優しい銀ちゃん伝兵衛には合っていたと思うので、トータルの芝居としてのエネルギーというか完成度は、どうしても2011年の熱海に足りなくて、ちょっとだけ不満でした。


芝居の面白さは「藪原検校」!!笑いを沢山入れてあるけど、その笑いのエネルギーがどこか暗い感じ。成りあがろうとする主人公と、作家自身のねじくれた自尊心が重なっているようで、笑いながら戦慄させられる。人間が無意識に持つ(それゆえ業ともいえる)暗い情念を感じさせる作品でした。


自分的トピックスでは、劇団柿喰う客の「無差別」。友人のオススメで見てみたら、とってもエキサイティングで楽しかった!肉体訓練ばっちりの役者たちが、ばしばし体を動かして構築している作品世界がすごく素敵。しっかり食らいついていかないと、取り残されるかもという集中力が試される感じで、久々にアドレナリン出しながら芝居を見た気がします。


あとは、12月に伊礼くん&藤岡くん&小西くんのジョイントライブ「ACTORS VOICE」にいって、神席で小西くんの歌う姿観ていたら、その綺麗さにぽわわわんとなってしまいました(笑)。ぽわわん状態がまだ続いているので、2013年は小西くんの観劇が増える予感です(で、まさに今2013年3月にスリルミーにどっぷりはまってます(笑)。スリルミー語りをしたくて、その前にこの記事あげなくちゃ!と慌ててあげようとしているところです)



[凡例]
◇芳雄くん関連
◆銀ちゃん関連
☆フィギュアスケート関連


1月
・新春浅草歌舞伎(浅草公会堂)
・深呼吸する惑星大千秋楽ライブビューイング(TOHOシネマズ渋谷)
☆全日本インカレ(苫小牧沼ノ端アイスアリーナ)
・ラ・カージュ・オ・フォール(日生劇場)
・11ぴきのネコ(サザンシアター)
☆国体(名古屋ガイシアリーナ)


2月
・エビータ(劇団四季自由劇場)
◇ハムレット(シアタークリエ)
・THE BEE English version(水天宮ピット)
・ロマンサー ~ 夜明峠編 ~(シアタートラム)


3月
・M.クンツェ&S.リーヴァイの世界(シアタークリエ)
・幻色江戸ごよみ(パルコ劇場)
☆心織り成す氷上の世界(新横浜スケートセンター)
・スリル・ミー(田代・新納)(アトリエフォンティーヌ)
◆101回目のプロポーズ(博多座)
◇M.クンツェ&S.リーヴァイの世界(国際フォーラムCホール)


4月
・SAMURAI7(青山劇場)
◆熱海殺人事件(紀ノ国屋劇場)×3
☆東日本大震災チャリティー演技会2012(ポートアイランドスポーツセンター)
◆熱海殺人事件(森之宮ピロティ)×2


5月
・ラフォルジュルネオジャポン(国際フォーラム)×4
・GOEMON(明治座)
◇負傷者16人-SIXTEEN WOUNDED-(新国立劇場小劇場)
☆関東学生フリースケーティング選手権大会(東大和スケートセンター)
・エリザベート(春野&マテ&古川)(帝国劇場)


6月
・シレンとラギ(青山劇場)
☆Dreams On Ice(新横浜スケートセンター)×2
・藪原検校(世田谷パブリックシアター)
・飛び加藤(シアタークリエ)
・天守物語(スタジオライフ)(紀ノ国屋劇場)
・サンセット大通り(赤坂ACTシアター)


7月
・宇宙兄弟(シネマイクスピアリ)
・宇宙兄弟(シネチッタ)
◇ルドルフ(帝国劇場)×2
・ミス・サイゴン(めぐろパーシモンホール)
・スリル・ミー(良知・小西)(銀河劇場)
・しみじみ日本・乃木大将(さいたま芸術劇場)


8月
☆飯塚杯(飯塚アイスパレス)
・タンブリング(国際フォーラムCホール)
☆サマートロフィー(川越スケートセンター)
・JAXA見学
☆Friends On Ice(新横浜スケートセンター)×3


9月
・ミス・サイゴン(青山劇場)×2
・ヘドウィグアンドアングリーインチ(渋谷O-east)
◇ダディ・ロング・レッグズ(シアタークリエ)×2
☆フィギュアスケートアオーレ長岡(アオーレ長岡)
・無差別(東京芸術劇場シアターウエスト)


10月
・銀河英雄伝説@TAKARAZUKA(宝塚大劇場)
☆近畿ブロック大会(滋賀県立アイスアリーナ)
☆中四国九州ブロック大会(湖遊館)
・リチャード三世(新国立劇場中劇場)
☆関西インカレ予選(臨海スポーツセンター)
・来日版エリザベートコンサート(シアターオーブ)


11月
☆西日本ブロック大会(パピオアイスアリーナ)
☆東日本ブロック大会(アクアリンクちば)
・銀河英雄伝説@TAKARAZUKA(東京宝塚大劇場)
☆全日本Jrフィギュアスケート選手権大会(東伏見スケートセンター)
◆イエロー(新国立劇場小劇場)
☆NHK杯(グランディ21)


12月
・ぼくに炎の戦車を(赤坂ACTシアター)
・ACTORS VOICE(渋谷AX)
☆オール関東(東伏見スケートセンター)
☆全日本フィギュアスケート選手権大会(真駒内スケートセンター)
◇組曲虐殺(銀河劇場)

今更ながらの2011年観劇総括を。去年は、できるだけ広くいろんな演目を観たいと思っていたけど、最終的に振り返ってみれば、レミ、髑髏城、そして銀ちゃんの熱海殺人事件に新・幕末純情伝と、リピートした公演が大分多かったなぁ。


一番は、なんと言っても熱海殺人事件です。銀ちゃんが命削って舞台を作り上げる姿は本当に本当にかっこよかった。この人のファンでよかった、と心から誇りに感じた舞台でした。最初は少しテーマが古いかなとも思ったんだけど、柳下大くん演する等身大の大山金太郎の哀しみは、今を生きる青年の孤独や焦燥や哀しみにリンクしていて、だからこそ、今この芝居を演じることにちゃんと意味が成り立っていたなと思います。銀ちゃんの伝兵衛は、とても優しくて、思いをちゃんと受け止める伝兵衛で、それがとても好きだったな。


そして、新・幕末純情伝もとても素敵でした。ただ、このときは銀ちゃんよりも、主演の馬場徹くんと鈴木杏ちゃんの輝きにばかり目を奪われていたけど。汗と涙と唾の奥に隠された、何よりも美しく輝くものに、毎回涙して帰ってきたのでした。


あとは髑髏城!楽しかった!!そして小栗捨がとてもとても好きだったなぁ!弱くて迷ってばかりいるくせに、自分のほかの誰かが傷つくことを嫌う、優しい捨。早くゲキ×シネになって欲しいです。髑髏城がご縁で新しい出会いもあり、去年の中では一番思い出深い公演。


その他は、土居裕子さんがマリアを演じたサウンド・オブ・ミュージックを観られたことは、本当に幸せな観劇体験でした。これはたまたまご縁があって誘ってもらったの。ご縁がなかったらきっと観ることはなかったでしょう。神さまに心が通じているマリアで、子供たちを心から愛していることが伝わってきて、なんかもう、舞台のうえに土居さんマリアがいるだけで泣きそうでした。大阪の公演でもう一度観たいなと思っていたけど、情報収集を怠っていて観そびれたことが残念。


今年の井上ひさし作品では、新国製作の「雨」がぴかいち!! 脚本の完成度の高さに加え、亀治郎の達者な芝居と栗山さんの適切な演出が、ラストの大どんでん返しを非常に鮮やかなものにしていて、強く戦慄しました。見終わったあと、体に重さが残るくらいの衝撃だったなぁ。


それから、復活・解散公演の第三舞台。正直、自分がこれほど胸打たれるとは思っていませんでした。が、よく考えたら、鴻上尚二って人は、生の舞台でもない、ただの脚本で、私を号泣させた人物だったのでした。そりゃ、生の舞台に出会って嵌らないわけがない。最後の公演だけだけど、間に合ってよかった。第三舞台については、そのうち別途書くつもり。


そして最後に。3月11日の後、野田さんが発表した「劇場の灯かりを消してはいけない」という言葉は、不安で心細くてどうしていいか分からなかった自分を支えてくれました。"劇場で守る「ココロ」というのは、人間の営みに欠かせないものであると申し上げたい"という言葉。自分は舞台を作りだす側の人間では全然ないけれど、舞台に、その舞台が守る「ココロ」に、いつも励まされ、勇気付けられて生きているんだと、実感したのでした。どうか、今年一年が皆にとって優しい一年となりますように。


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2011年観劇&観戦のまとめ


[凡例]
◇芳雄くん関連
◆銀ちゃん関連
☆フィギュアスケート関連


1月
・サウンド・オブ・ミュージック(劇団四季)
・ろくでなし啄木(東京芸術劇場中ホール)
☆フィギュアスケート冬季国体(三沢アイスアリーナ)


2月
◆熱海殺人事件(紀伊国屋劇場)×5
・アンナ・カレーニナ(シアタークリエ)
・コンタクト(劇団四季)
・南へ(東京芸術劇場中ホール)


3月
◇ウェディング・シンガー(シアタークリエ)×2
・国民の映画(PARCO劇場)


4月
・ヴェニスの商人(劇団AUN)
◆新説・天一坊騒動(明治座)
・ジーザス・クライスト・スーパースター(劇団四季)
・レミゼラブル(帝国劇場)


5月
・ジーザス・クライスト・スーパースター(劇団四季)
・ジーザス・クライスト・スーパースター ジャポネスクver(劇団四季)×2
・レミゼラブル(帝国劇場)×6
◇井上ひさしに捧ぐ(オーチャードホール)
☆PIW新横浜公演
☆四大定期戦(新横浜スケートセンター)


6月
・レミゼラブル(帝国劇場)×2
◆風を結んで(シアタークリエ)×2
◆風を結んで(シアターBRAVA)×1
・雨(新国立劇場中劇場)
・NOISES OFF
・ヴェニスの商人(劇団四季)
☆Dream On Ice(新横浜スケートセンター)


7月
☆ファンタジー・オン・アイス(福岡)
・ジーザス・クライスト・スーパースター(劇団四季)
◇三銃士(帝国劇場)
・リタルダンド(PARCO劇場)


8月
☆飯塚杯観戦(福岡)
・髑髏城の七人(梅田芸術劇場)
・リアル・シンデレラ・ストーリー(中野ウェストエンド)
☆フレンズ・オン・アイス(新横浜スケートセンター)×3


9月
・キネマの天地(サザンシアター)
◆新・幕末純情伝(PARCO劇場)×4
・髑髏城の七人(青山劇場)×2


10月
・髑髏城の七人(青山劇場)×2
☆東日本学生フィギュアスケート大会(東大和)
・詩人の恋(本多劇場)


11月
☆西日本ブロック(京都アクアアリーナ)
☆NHK杯(真駒内アイスアリーナ)
・天守物語(新国立劇場)
・オペラ座の怪人25周年記念コンサート版(品川プリンスシネマ)
☆全日本ジュニアフィギュアスケート選手権大会(新井田インドアリンク)


12月
・ダンスオブヴァンパイア(帝国劇場)
・オペラ座の怪人25周年記念コンサート版(品川プリンスシネマ)
・深呼吸する惑星(紀伊国屋劇場)
☆全日本フィギュアスケート選手権大会(なみはや)
・深呼吸する惑星(KAAT)