シラノ・ド・ベルジュラック…鹿賀丈史
ロクサーヌ…朝海ひかる
クリスチャン・ド・ヌーヴィレット…浦井健治
ル・ブレ…戸井勝海
ラグノオ…光枝明彦
伯爵ド・ギッシュ…鈴木綜馬
日生劇場 2階H列センター
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☆代休が残っていたのと、チケットのご縁もあったので2回目行ってきちゃいました。前回は物語の筋を楽しんだんだけど、今回は音楽をたっぷり楽しみました。今も頭のなかをぐるぐる音楽が回っている~。ミュージカルって、2回目観終わったあとが幸せだなー。曲が頭にはいって、自然にぐるぐるするのが好き。
☆なんと言っても一番好きなのは「我らガスコン」。力強い男性コーラスがカッコいい! 曲にあわせて足を踏み鳴らすところとか、視線をキッと向けるところとかも好き。テンションが高まります。この曲のためにリピートしてもいいくらいだなぁ。でもあれね、この男祭りなのりって、大学のグリークラブののりに似てるよね。飲み屋とかで輪になって合唱していそうだもんね(笑)。
☆2幕の女性コーラスから始まる「パリの思い出」もすごく好き。女性コーラスは透明感があり、続く男性コーラスは深さと厚みのあるコーラスがナイスです。こうやって振り返ってみると、シラノの音楽ってすごく合唱曲に近い気がする。ハーモニーを大事にしているからかな。
☆クリスチャン役が今日は浦井くん。でもこれ、ちょっともったいないなー。言葉どおりの意味で役不足だと思いました。浦井くん、声がすごくよく伸びていて、ともするとシラノをくってしまう存在感なんだもん。浦井くんがクリスチャンするなら、せめてソロが1,2曲ほしいです。
☆浦井クリスチャンは中河内クリスチャンに比べるとあんまりおバカさんには見えなかったなぁ。ちょっと口下手なだけの育ちのよいお坊ちゃんに見えた。中河内クリスチャンのときよりも真実に気づくタイミングも早い、ような気がしました。全体のバランスで考えるとクリスチャン役としては、私は中河内くんのほうが好きな感じです。中河内クリスチャンの底抜けの無邪気さが好きなんだよね。あの無邪気さでシラノを慕うからこそ、シラノもクリスチャンに情が沸き、だからこそ三角関係がつらいものになるように思ったので。
☆鹿賀さんは、今日は日曜日に観たときに比べると喉が辛そうな感じ(あるいは、日曜日は初見で物語を追うのに一生懸命だったから気づかなかったのかもしれないけど)。それでも存在感はさすがで心つかまれるんだけどね。東京の千秋楽だったのでカーテンコールでご挨拶があって、「20曲も歌うもんじゃないね」って。その曲数は確かに厳しいな…(ルドルフのときも、主演は歌いっぱなしだったけど、ワイルドホーンってこうなの??)
☆朝海さんのロクサーヌ、今日観てますます好きになりました。「シラノ」はシラノ自身の生き様の物語だけど、ロクサーヌという一人の女性の生き方の話しでもあるよね。恋に夢見る少女が恋を知ってしたたかになり、またやがて自分を包む大きな愛を知り、大人の女性となっていく。少女から大人の女性まで、それぞれを魅力的に朝海さんが演じていて好きです。
☆そういえば今日は、サイゴンでトゥイを演じていた神田恭平くんをばっちり見分けられました。トゥイの怖い印象が強かったから、くるくると表情の変わるガスコン青年役がなんだかまぶしかったです(笑)。ラグノーの店で上半身裸でぴょこぴょこ浮かれてるのとか、お腹がすいてヘタレてるのとか、フランスパンに意気揚々とかじりついているところとか、かわいかったよ!(笑)