つれづれレミゼ -29ページ目

つれづれレミゼ

2007年レミゼデビューを果たした初心者が、レミゼや舞台に対して思うところをつれづれなるまま書き記す場所です

ビル…井上芳雄
サリー…笹本玲奈
マリア公爵夫人…涼風真世
ジョン卿…草刈正雄
ジャッキー…貴城けい
ジェラルド…本間憲一
弁護士パーチェスター…武岡淳一


帝国劇場 1階V列下手


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☆3年前観たときは、のんびりしたテンポがイマイチ受け付けなかった作品。なんですが、今回観たら、かなり楽しかった!いい感じにはまりました。


☆3年前と一番印象が違うのは芳雄くんかなぁ。3年前のときはいっぱいいっぱいっていう雰囲気だったのに、今回はすごくのびのびと自然体でビルを演じている感じ。それがいいなぁ。こっちも安心してリラックスして楽しめました。芳雄くんのビルって、下町育ちっていっても、やっぱり根っこのところに「愛されて育った」という育ちのよさっていうのが出ている感じがするんだよね。そういうビルだからこそ、サリーはビルのこと大好きだし、マリアおばさまも、屋敷のみなも、だんだんとビルに気持ちを許していくっていうの、分かる気がするなー。


☆それと、舞台セットがかなり好きなことに気づきました。「街灯の下で」の星振る夜空&その中でのダンスや、冒頭の「週末はトラフォードで過ごそう」とアンサンブルさんたちが歌いながら背景が変わっていくところとか。縦の空間をしっかり使った装置になっているのがいいなぁ、「街灯の下で」の星空がロマンチックで凄く好きで、あれ、もう一回観に行きたい気持ちにさせるなぁ。


☆開演前、ロビーでは塩田さんが楽器紹介、客席ではアンサンブルさんたちがランベスウォーク振り付け講座(&小芝居)などあって、開幕前からもうわくわく。今回、1階の後ろの方の席だったけど、通路脇だったので、ふと見上げたらポリスマンがすぐ脇にたたずんでいたりして、楽しかったよー。


☆あー、他にもいろいろ書こうかなぁと思ったけど、結局楽しかった!の一言につきるので、あまりもう書くことがないや。チケットもう一枚持っていて、それが他の用事とかぶりそうなので手放そうかどうするか考えていたんだけど、やっぱり死守することに決めました。シンプルに楽しくって、沢山笑って、見終わったあと、元気になれる作品。サイゴンみたいに重いテーマのものも好きだけど、こういうハッピーなミュージカルもやっぱりいいね!


折口佳代…髙野菜々
三浦悠介…安中淳也


ピア…浜崎真美
テムキ…新木啓介
ミラ…藤田将範
ゼス/早瀬…広田勇二
オリー…野口綾乃


マスター…佐藤伸行
春江…秋本みな子

和子…野田久美子
お静…新木りえ
清水…井田安寿
寺尾…安彦佳津美
里美…宮崎祥子
久保…五十嵐進


赤坂ACTシアター


http://www.ongakuza-musical.com/about/stage/shabon/shabon.php
ACTシアターでの上演は今週末14日(日)まで。


※配役は音楽座のサイトからコピペしたものです。ゲネプロ観劇につきパンフレットがなかったため、違っていたらごめんなさい。


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◆◆ストーリー◆◆

三浦悠介は純朴でシャイな青年。アルバイト先の喫茶店「ケンタウルス」の気のいいマスター夫妻をいつもやきもきさせている。そんな悠介の夢は、作曲家になること。ある日、マスター夫妻の仲立ちでデートに出かけた悠介は、遊園地の「迷路」でスリを生業とする折口佳代と出会う。


身寄りもなく、スリの親分に育てられた彼女だったが、本当は素直な心の持ち主だった。二人の出会いに幸福の女神が微笑んだかのように、悠介にチャンスが訪れる。恩師の推薦で作曲家としてデビューが決まり、書きためていた交響曲はニューヨークで行われる国際コンクールに出品されることが決定。「いつの日か夢はかなう」-悠介の言葉は、佳代にも忘れかけていた夢を思い出させる。


しかし、彼女には、彼女自身も知らない重大な秘密があった。十四歳のときに養父の折檻で死亡していたのだ。彼女をよみがえらせたのは、地球から遠く離れたラス星の宇宙調査隊員。ラス星人は、事故で死亡した仲間オリーの生命素を保存しておくために、佳代の身体を使っていたのである。

(公式サイトから転載)


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☆ご縁があって、音楽座のゲネプロを観てきました。ゲネプロ見学なんて初めて。普段見ることのできない裏方さんたちの様子もうかがえて、なんだかやたらワクワクしちゃいました。でも、舞台そのものは、ゲネプロだなんてことは全く感じさせず、素晴らしい熱演でした!


☆普段東宝系のミュージカル中心に見ているので、初めて見る音楽座はいろいろ面白かったです。ダンスがこんなに沢山あるんですねぇ!おもちゃ箱ひっくり返して、色とりどりのショーを見ているみたいで楽しかったです。


☆佳代役の髙野菜々さん。調べたらまだ20歳! ああ、でもなんだか納得しました。佳代はスリとして育てられたという事情のために、最初でてきたときはちょっと世間に対して斜に構えている。でも可愛いお嫁さんになることを夢見ていて、悠兄ちゃんが大好きで、最初はなかなか素直に好きといえなかったりして、すったもんだで両思いになって、悠兄ちゃんの事故を聞いたときはめちゃめちゃに悲しんで。そういうひとつひとつの感情のエネルギーがすごくって、圧倒されちゃいました。なるほどなぁ、若さなんだなぁ。計算とかじゃなく、20歳ゆえ体当たりの演技だから、あのエネルギーなんだろうなぁ。(そしてブログを検索したところ、トップの写真がかわいいぞ!!)


☆悠介の安中淳也さん(そういえば名前は聞いたことあるなぁ。どこで聞いたんだろう…)。すごく優しい誠実な青年にぴったり。佳代がこういう人に惹かれるのって、すごくよく分かります。まっすぐで優しくて、夢に対して懸命で。そうそう、安中さん、ダンスでの体のキレがなみじゃなかった。思わず目が吸い寄せられる…。


☆佳代と悠介を取り囲む人々とラス星人もコミカルで、そして皆素朴で優しい人たちばかりでいいなぁ。私のお気に入りは喫茶店店主の奥さんです。善良で世話焼きでパワフル。こういう奥さんっているいる、という感じ。あと、理髪店の店主&和子ちゃんコンビも好き。喫茶店のお客も、毎回いろんな人が来ていて(女子高生だったり、バンドメンバー?だったり、近場で働いているナース?だったり)、それぞれディテール細かくいろんな演技をしていたのが楽しかったです。


☆SF部分は、すごくライトなのりでちょっと新井素子とか思い出しました。SFとしてみちゃうと弱いんだと思うけど、お話のエッセンスとしてみれば、すごく優しい目線のファンタジーになっていていいなぁと思いました。一方、佳代の過去などはかなりシビア(その場面は私はどうしても耐えられず目を閉じてしまいました…)。人と人の気持ちのつながりの優しさと、シビアさの両面が同じ舞台で描かれるバランスはちょっと面白い。


☆ゲネプロの始まる前に、主宰の方から挨拶があったのですが、この舞台、14年ぶりの念願かなっての再演なんだそうです。そのことを語る時の主宰の方のまなざしから、どれだけこの作品を大切にしているかが伝わってきました。でね、実際見て、なるほどなぁ、と。佳代の懸命さ、悠介の優しさ誠実さって、この団体の根本のところを体現しているのではないのかなぁ。音楽座のことをよく知っているわけではないのだけど、サイトなどから伝わるイメージと、この物語の主人公二人のイメージが重なって見えた。だからこそ、特別にこの作品を大事に、大切に思っているのかもなぁ、と思ったのです。見終わって、しみじみと優しい気持ちになれる作品でした。


古田新太
松雪泰子
森山未來
江口洋介
川平慈英
濱田マリ
橋本じゅん
高田聖子
粟根まこと
北大路欣也


川崎チネチッタ


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☆去年の夏、観にいきたかったのにいけなかった演目(チケット持っていたのに、用事がかぶってしまって手放したんだよねぇ)。ゲキシネになるのを心待ちにしていて、ようやく観にいけました。楽しかった~。お約束に笑って、活劇にどきどきして、男の生き様に感動して、大満足です。


☆ストーリーはは、「釜茹の刑に処せられた天下の大泥棒、石川五右衛門。まんまと生還し、月晶石と呼ばれる幻の宝を狙って、タタラ島へと向かう。そこはクガイ王が恐怖により島民を治める島だった」という感じ。基本的にルパン三世です(笑)。五右衛門を追い掛け回す銭型刑事的役どころ(江口洋介)や、ちゃっかり五右衛門を利用しようとする峰不二子的美女(松雪さんね)がいたりね。いちいちお約束はきっちり守ってくれて、楽しい~!


☆歌舞伎みたいに見得を切るところもあって、それがとにかくカッコよかった。五右衛門役の古田さん、いい存在感。他の東條人物のキャラクターが濃いのに比べると、しごくまっとうな感覚のキャラクターですが、その落ち着きっぷりとか、しきりっぷりが素敵。見得をきるシーンではしびれました!


☆あと森山くんがよい味だしていました。役どころは、クガイ王の息子、カルマ王子。かつて母を父親に殺されたと思いこんで敵方についているという設定。ちゃんとタップを踊るシーンもありました。マントさばきが素敵だった~。


☆そして、なんといっても、北大路欣也演じるクガイ王がかっこよかったです。かっこよかったです(二度言う)。男の生き様だよねぇ。たとえ悪のそしりを受けようとも、何も語らず行動だけで示していく。見惚れます。これって、脚本の中島かずきさんの美意識なのかも。SHIROHのときも、江守徹演ずる伊豆守がすごいかっこよかったもんなぁ。


☆でもあれだねー、生で観ていたらもっともっと楽しかったんだろうな。それはちょっと後悔。同じ空間で手拍子して、ひゅーひゅーいって、ラストではのりのりでスタンディングしたかったなぁ。そうそう、冠くんはメタルマクベスに続き、今回もいいシャウトをかましていましたよ。