ロジャー…アダム・パスカル
マーク…アンソニー・ラップ
コリンズ…マイケル・マックエルロイ
ベニー…ジャック・C・スミス
ジョアンヌ…ハニーファ・ウッド
エンジェル…ジャスティン・ジョンストン
ミミ…レクシー・ローソン
モーリーン…ニコレット・ハート
トレイシー・マクダウェル/トビー・ブラックウェル/グウェン・スチュワート
アダム・ハルピン/テリー・リヨン/アンディ・セニョール/ユカ・タカラ
赤坂ACTシアター 1階L列上手
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(今日の記事はかなり感傷的になってるのでご注意下さいね!)
☆素晴らしかった! ほんとに。それ以外言葉にならないくらい。ラストのキャスト全員での「no day but Today」。音楽のパワーとあいまって、しばらく涙が止まらなかったです。
☆去年、東宝版のRENTを見ているんだけど(そしてそれが私のRENT初体験だったのだけど)、そのときは、RENTの持つメッセージって、もう時代に合わなくなっているんじゃないかって思ったんです。初演のころに比べたらエイズの恐怖は薄くなっているように思うし、80年代NYイーストヴィレッジの若者たちの生活には共感できなかったし。でも、今日この来日版を観たら、そんなこと全然思わなかった。むしろ、ジョナサン・ラーソンのメッセージは、どれだけ時間がたっても色褪せないものだと確信したよ。
☆「no day but Today」私が今日受け取ったメッセージは、これにつきます。前後の歌詞とあわせて日本語にするなら「今日という日を懸命に生きる」かな。思うようにいかない事だらけでもどかしい日。孤独に苛まれて吐きそうになる夜。自分の持つものの小ささを知り絶望する日。そんな日々も、仲間と愛の存在を信じて、懸命に一途に生きること。すごくシンプルだけど、とても温かく、エネルギーに満ちたメッセージ。ちっぽけな自分の存在もまるごと含めて肯定された気がして、すごく、すごく、すごく、勇気をもらいました。(いやぁ、今日の感想は恥ずかしいね!)
☆RENTという作品の真髄ってきっとこれなんだろうな。見終わったときに、自分の胸の中に温かくて優しいエネルギーが満ちているのを感じる。日々に疲弊して信じることを諦めようとしている自分を、叱り励ましてくれる力。他人に優しい気持ちになれる力。こんな、奇跡のような作品があることに感動してます。私、今日観終わったあと胸のうちで自然に「ありがとう、ジョナサン・ラーソン」ってつぶやいていたよ。命を懸けてこの作品を残してくれたジョナサン・ラーソンに、もう一度、心からありがとう。
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☆今回このRENTスピリッツを大いに感じられたのは、やっぱりオリジナルキャストのアダムとアンソニーの二人が参加しているってことが大きいんだろうな。ジョナサン・ラーソンと一緒に作品を作り上げていったこの二人が、ジョナサンの思いをしっかり伝えてくれているんだと思う。これを日本で観ることができるなんて、なんという幸せ!
☆特に、アンソニーの演じるマーク。これだよ!と思いました。ちょっと垢抜けなくて、お人よしで、周りの友人たちのために走り回ってばかりいる。気づけば友人たちはそれぞれパートナーを得ているのに、自分は一人。おまけに自分に対してはあまり自信がもてなくて。アンソニーのマークは、この辺がとても強く感じられた。だからこそ2幕の「僕? 僕はここにいる。どこにもいない」って台詞に込められた自嘲がとても胸にせまってきたし、「What You Own」での「世紀末のアメリカを一人で生きる」と歌う孤独、そしてそのあとロジャーが戻ってきたことの喜びにとても共感したよ。(東宝版のマークはカッコいいいし、自信たっぷりだしで、やっぱりそこが違ったんだな…。マークは観客とボヘミアンな若者たちとの間をつなぐ役だと思うので、共感できないようなマークではいかん!)
☆今これを書きながらパンフレットを読んだのだけど、アンソニーやアダムのインタビューでジョナサン・ラーソンのことを沢山語ってくれています(必読ですよ!)。読んで感じたのは、この二人って、マークやロジャーを演じているのではないんだなぁってこと。マークやロジャーは二人そのものなんだなぁ。本当に今回のツアーに参加してくれて嬉しいです。ありがとう!
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☆そんなわけで、RENT月間の始まりです。一昨年はレミの夏、去年はサイゴンの夏だったけど、今年はRENTの夏ですよ! 今日観て本当に感動したので、立ち見でもいいからチケット増やすことに決めました(別の舞台観ようと思っていた分をこっちにまわすことにします)。レミやサイゴンとは違って、一月しか上演していないので、頑張って観るぞー!