つれづれレミゼ -17ページ目

つれづれレミゼ

2007年レミゼデビューを果たした初心者が、レミゼや舞台に対して思うところをつれづれなるまま書き記す場所です

一、引窓
    南与兵衛後に南方十次兵衛  三津五郎
           濡髪長五郎  橋之助
            平岡丹平  秀 調
            三原伝造  巳之助
             母お幸  右之助
              お早  扇 雀


二、雪傾城
              傾城  芝 翫
           役者栄之丞  勘太郎
         芝居茶屋娘お久  七之助
            新造香梅  児太郎
           雪の精 奴  国 生
           雪の精景清  宗 生
           雪の精 禿  宜 生


三、野田版 鼠小僧
           棺桶屋三太  勘三郎
              お高  福 助
              與吉  橋之助
           大岡妻りよ  孝太郎
            稲葉幸蔵  染五郎
          目明しの清吉  勘太郎
             おしな  七之助
             さん太  宜 生
            與惣兵衛  井之上隆志
              凧蔵  猿 弥
          辺見勢左衛門  亀 蔵
             独楽太  市 蔵
           番頭藤太郎  彌十郎
             おらん  扇 雀
            大岡忠相  三津五郎


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先週一週間、いろんな意味で仕事がせっぱつまって死にそうでしたが、なんとか乗り越え週末にたどり着きました。で、何があっても行くぞーと心に決めていた、歌舞伎座デビュー。楽しかった!


引窓は私がイメージしていた歌舞伎の印象に近くて、義理と情の間で揺れ動く善良な人間模様が描かれる物語。窓の演出とか素敵でした。


雪傾城は踊りがメインなのかな?中村芝翫と6人の孫たちが出演。


お目当ての野田版鼠小僧は、全然歌舞伎っぽくなかった。歌舞伎役者さんが出ているだけで、普通の芝居のようだった。中村勘三郎のキレと勢いのある芝居がいいな~。大岡を演じた三津五郎もとってもうまくって、私と友人はしっかり物語に感情移入して、大岡に対して大変憤慨しながら帰ってきたのでした。くそう、大岡め~、いつか痛い目みるがよい!


そして、最近涙腺の壊れている私は、さん太の出てくるシーンでだだ泣き。ラストシーンももちろん泣いた。私は、野田さんって人をちゃんと知らないけど、勝手な印象で冷静なリアリストだと思っていたけど、ああいうことを語らせる人なんだ……。私はああいう言葉を聴きたい人だから、やっぱり泣いちゃう。


テーマは、もしかすると分かりやすすぎるのかも。全部を台詞で言ってしまっていたもの。それは、歌舞伎として作っているから?それとも野田さんだからかな?そこはやっぱり野田さんのちゃんとした本公演を見ないと分からないなー。今のところ、私、まだ変化球の舞台しか観ていないからね。


でも、少なくとも野田版鼠小僧は大変楽しかったです!小気味良くて、楽しい舞台でした。そして中村勘三郎が素敵だった。勘三郎の舞台、また見てみたいな~。

お知り合いに「天翔ける風に」の初演映像をダビングして送ってもらい、今日は一日天翔ける三昧でした。あんまり観ると、またぷち欝になるからやばいかなーと思いつつもしっかり観て、そしてやっぱりしっかり持っていかれたよ…。

全体的には、私は初演のほうが好きだなー。多分都(初演は立川三貴さん)と溜水(初演は福井貴一さん)の造詣が、この初演ほうがしっくりくるので、緊張感をもってそれぞれの場面を見ることができたからだと思う。なんとなく09年度版の都とか溜水は演じている人たちの地が見えてしまっているのか、どうしても根本的に優しい感じがして、芝居としては緊張感が欠けているような気がしたんです。福井さんの溜水は、頭の切れる実業家のように見えるのに、その奥に深い深い狂気のような哀しみを持っていることが伝わって、初めて今回、溜水が命を絶つのか何故なのか納得できた。分かってみたららそれもとても苦しいです…。

そして才谷ですが。畠中さんの才谷も、とってもとってもカッコよかったです。銀さまの才谷は、見守り包み込む大きな愛の才谷だったけど、畠中さんの才谷は、傍で一緒に泣き、笑い、苦労を分かち合う愛なんだなーと思った。「ちょっと将軍を額づかせてくる」「出来なかったときは?」「わからん」というところ。「分からん」という言葉で、ほんの一瞬だけ自信がなさそうな揺れる表情を見せて、でもすぐに笑顔になるんだよねー。これが、心が通じ合っている相手だからこそ見せられる表情だなーと思った。(銀さまはどんな表情をしていたかな。いつも席が遠かったので、そこまで観察できていないなぁ…。映像が欲しいなぁ。)

畠中さんは歌もとても素敵で、英とのデュエットが綺麗に溶け合って聴こえたのも、二人の間の愛を感じた要因かな。でも、銀さまの声もやっぱり好き。「死んでもいい人間になどであったことがないからだ」「そんなことを聞いてくる気がしたよ」「人殺しってあったかいんだなぁ」という、私の3大好き台詞は銀さまの声で言われるとしびれます(笑)。(畠中さんのも素敵なんで、もうこれは好みの問題でしかないなー)

あ、平澤さんは初演も09年度版も同じく志士ヤマガタ役をやっているんですが、ヤンキーポーズが今のほうが決まっていて好き!でも、ヤンキーポーズなのに、年を重ねてからのほうが様になるのはなんでなんだろ?

2月の本多劇場のは前々から発表になっていたけど、4月に明治座出るって!嬉しい~!!しかも山本亨さんも一緒だ~~。嬉しい~~~!!!


一、嗚呼、田原坂 脚本: 西田大輔 演出:岡村俊一
出演: 早乙女太一 持田真樹 高部あい 山本 亨/山崎銀之丞 知念里奈

http://www.meijiza.co.jp/info/2010/04single1/main.html