つれづれレミゼ -12ページ目

つれづれレミゼ

2007年レミゼデビューを果たした初心者が、レミゼや舞台に対して思うところをつれづれなるまま書き記す場所です

最近、ただの観劇ブログと化していましたが、やっぱり「つれづれレミゼ」というブログタイトルですからね。お昼の発表から、ひとり浮き足だっていました。


バルジャン…山口祐一郎、別所哲也、吉原光夫
ジャベール…石川禅、岡幸二郎、今拓哉、KENTARO
ファンテーヌ…知念里奈、新妻聖子、和音美桜
エポニーヌ…笹本玲奈、ジェニファー・ペリ、平田愛咲
テナルディエ…駒田一、三波豊和
アンジョルラス…上原理生、阿部よしつぐ
コゼット…神田沙也加、中山エミリ、稲田みづ紀、折井理子
マリウス…山崎育三郎、原田優一、野島直人
マダム・テナルディエ…森公美子、阿知波悟美


☆SPキャスト☆
鹿賀丈史、岩崎宏美、島田歌穂、石川禅、岡幸二郎
林アキラ、斎藤晴彦、鳳蘭、今井清隆

http://www.tohostage.com/lesmiserables/top.html


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キャストを見てのつれづれ感想。


・別所さん、バルジャンに残った~。別所・岡を、またみられるのね!

・知念ちゃんがファンテ!想像しただけで泣く!!

・聖子ちゃんのファンテも素敵だ。きっと切なくていいだろうなー。

・和音さんも歌うまさんなので、楽しみ。っていか、07,09のレミの悪夢を塗り替えるかのように、ファンテが歌うまさんばっかりだ…!

・エポのジェニファー・ペリは東宝RENTのミミやっていた子だったよね。歌は上手かったけど、ミュージカルっぽいたたずまいじゃなかった印象だけどどうなるかな。

・アンジョルラスは二人かぁ。あとでもうひとりくらい追加になるのかな?それともスペシャルキャストの方が、沢山出演するのかな?(←これ、本気で希望)

・原田くんがマリウス!?アンジョルラスも好きだったけど、きっと、恋に一生懸命なマリウスになるだろうな。


・そしてページ下のほうのアンサンブルさんも、一生懸命確認したんですが。スタジオライフの石飛幸治さんキャスティングされているよね!?私の見間違いじゃないよね。今、じゃじゃ馬で猫おばさんやっている人ですよ。歌うまかったもんなー。グランテールあたり演じていただけると、大変大変うれしゅうございます!

キャタリーナ…松本慎也
ビアンカ…関戸博一
ルーセンショー…岩﨑大
ペトルーチオ…山本芳樹
グレミオー…穂積恭平(客演)
ホーテンショー …坂本岳大(客演)

バプティスタ…牧島進一/トラーニオ…山﨑康一/ビオンデロ…冨士亮太

グルーミオ…倉本徹/カーティス…板倉武志/ピーター…鈴木智久
バプティスタの使用人…織田和晃/仕立て屋…堀川剛史/未亡人…原田洋二郎

商人…藤原啓児/ヴィンセンショー…河内喜一朗


~ライフオリジナルキャスト~
リージー・ディクソン…林勇輔
猫おばさん…石飛幸治
ダン…曽世海司
リージーのフィアンセ…青木隆敏


博品館劇場H列下手


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LILIES、トーマ、スリーメンと観た3作が私の中でかなりヒットだったため今かなりライフ熱が高まってるのと、チラシがとっても可愛かったので、とても楽しみにしていた公演。……だったんだけど、これまで観た3作と全然雰囲気が違うのでびっくりした…。あ、あの…、正直、白タイツ風味の衣装でのダンスはかなりひいてしまいまして、友達誘わないでよかったと心から思ってしまったのでした…。


チラシが衣装もお化粧もとても可愛かったので、それを期待していたのだけど、なんだか本番舞台での衣装が、スーパーで売っていそうな安い感じの薄い綿のワンピースっぽくて…。少なくともそれが期待外れだったので残念(←スリーメンのときは、チラシの可愛さと、本番芝居での雰囲気は同じだったのになー)


でもですね、その最初の衝撃のあとは、結構楽しく観られたよ。自分のお気に入りの役者くんが、人の3倍くらいの体のキレで歌ったり踊ったり芝居したりしているのを観ていたら、だんだん楽しくなってきたので。それに、観終わった今思い返すと、あの白タイツ風味のダンスも不思議にもう一度見たい気持ちになってたりして…。なんだか変な中毒性あるなぁ…。


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「じゃじゃ馬ならし」という芝居そのものは観るのは初めてだったんだけど、事前にある程度情報を集めていたので、女性にとっていらっとするこの話を、女性演出家がどんな風に味付けするのかという点にとても注目していました。観てみると、確かに"女性にとってのじゃじゃ馬ならし"という目線が全面にでている。ライフのオリジナルキャストのリージーと、猫おばさんが、女性としての視点でつっこみをいれまくって、観客側はリージーに感情移入できるように作ってある。そして最後は、「かよわいだけじゃなく、女性は怖いのよ!」というメッセージで終わる。なるほどー、こういう風に作ったかー、と思いました。


ただですね、私、ちょっと仕事が今週きつくて、2部でうとうとしちゃったので、多分一番肝心な箇所であろうキャタリーナのじゃじゃ馬っぷりを躾けるあたりの記憶がなくてですね…、なので、キャタリーナの中でどういう心境の変化があったかを追えなかった…。ので、ラストのメッセージに至る流れも、うまく拾えなかったよ…。次観るときに、そこ、よく観ておきます。


(今回の演出を好きになるか否かは、そこ見てみないとなんとも言えないなー。倉田さんの目線に共感できれば、きっと好きになるだろうし、押し付けがましく感じちゃったら受け入れがたくなるだろうし)


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今回の主役は、キャタリーナとペトルーチオじゃなくて、リージーだよねー。リージーの林さんと、猫おばさん石飛さん、存在感がありまくりでした。高いテンションではじけまくっていて素晴らしい。


そんなわけで、キャタリーナの松本くんの印象が若干薄くなってしまったよ。二部寝ちゃった自分のせいでもあるのだけど、キャタリーナがどういう人か、もう一度観ないとつかめないなー。


ペトルーチオ役の芳樹さんは、恐ろしくエキセントリックで妙な人だったんですが…。役柄がそうなのか、芳樹さんの芝居がそうなのか判別がつかない…。曽世さんバージョンを観たらもう少し分かるかな。(それにしても、秋のさい芸で、筧さんがこの役をやるのが楽しみ)


ルーセンショー役の岩崎さん、LILIESでのシモン役よりずっとよかった!! おばかな坊ちゃんを、活き活きと、本人も楽しみながら演じているのが伝わってきた。鬱々と悩む役よりこういう役柄のほうが似合うのかな?本来は陽の人なのかも。


そのルーセンショーの使用人役のトラーリオ山﨑さん。多分初見だと思うんだけど、芝居の流れが自然で好き。(なんだかライフの役者さんって癖のある方が多いので、ナチュラルな人を見るとほっとする…)。同じく使用人ビオンデロ役の冨士くんは、マイお気に入りくんのなんですけど、結構出番も多く、元気に楽しく芝居していてよかったです。歌う場面も多くて、彼の美声が生かされていてよかったなー。


もう一人のお気に入りくんの関戸さんは、ビアンカ役。かわゆい!最初、関戸さんだって分からなくって。化粧はえするお顔なんだなー。今回のビアンカは、若干観てる側にいらっとさせる演出になっているんだけど、根本的に関戸さんが人当たりのよい芝居なので、あまり嫌味な感じにまではならず、いい塩梅でした。

宮沢りえ/古田新太/藤井隆/美波/池内博之
チョウソンハ/田中哲司/銀粉蝶/野田秀樹/橋爪功


東京芸術劇場中ホール 1階G列センター


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観ながらずっと、「どうして今この話なの?」という疑問がぐるぐるしていたんですが、最後の宮沢りえ演ずるマドロミの長台詞で腑に落ちた。作家のメッセージをきちんと受け取れているかに自信はないけど、私にはこの作品は、祈りであり、また問いかけであるように思えたよ。


演劇という表現は"今"を映すものであって欲しいといつも思っている。なんでかなぁ。同じことのない、たった一度だけの"生"の表現だからかなぁ。"生"であるからこそ、より"今"を映しやすいって感じているのかなぁ。まあ、私の勝手な思いなんだけど。でも、野田さんの作品には確実に"今の日本"を映し取ろうとする意図があって、そういうところが私はとても好きだ。


私、気づいたら何故か涙が出てしまって…。扱っている事件の重さに耐え切れなくなったのと、宮沢りえ演ずるマドロミの思いに圧倒されたせいだと思う。マドロミの思いって、結局のところ作家の思いと祈りそのものなんだと思うけど。観終わったあともしばらく立ちあがれなくて、正直、今もまだまだ消化しきれていないです。


私にとって一番ダメージが大きかったのは、チョウソンハ演じるアポローンの物語。ごく普通の善良な個人が、集団の中でああいう風に変わっていくのを見せつけられることが苦しかった。チョウソンハさん、目がすごく印象的。まっすぐで綺麗な目をしている。アポローン役だから、ちょっと長めの髪にふわふわのパーマかけていて、雰囲気もなんだか可愛い。その外見の印象から、優しくて、少し気が弱くて、でも正義感に燃えている、普通の青年だったんだろうなと、そんな背景を勝手に想像してしまった。でも、その優しさや気の弱さが、あの集団の中では、保身のための卑怯さに代わり、やがて「袖」に縋るようになり、最後には事件に深くかかわることになっていく……。その過程が深く胸をえぐる。なにか特別な人が、あの事件にかかわったわけではないという点が…。自分も誤って集団の中に迷い込んでしまったら、同じ道をたどることになるのでは………。そんな思いが、ざわざわと胸を鳴らす……。


でも、結局それが、野田さんの言うところの"思想も哲学も宗教もない日本"で生きる自分の姿なんだな、と打ちのめされるわけです……。ああ、でも打ちのめされて終わるんじゃ意味がない。学んで、知って、考えなくっちゃ。宿題を沢山渡された気持ち。


1月後くらいに、もう一度、観劇予定です。また打ちのめされるかもしれないけど…。野田さんの思いと祈りを、もっと細やかに感じてきたいな。