4日目 土木・教育・港湾
もちろんこの通りには話しませんが主な内容を掲載しておきます。
○道路整備に関して
生活道路についてですが、舗装については平成24年までに167路線。16kmの舗装が完成し、残りは15路線1.5kmだと認識しています。これを今後も整備していくのだと思いますが、どの程度のスピードで進めていく考えなのか。見通しをお示しください。
市道にも未舗装部分があると考えるが、現状でどのくらいあってそのうち舗装予定の箇所はどの程度あるのか伺う。
今後はそこも段階的に進めていくのか。
観光にかかわる可能性のある道路などの舗装整備は優先されるべきであると考えるが、整備のルールはどうか。
市が分譲した宅地にも当然道路は敷設されているが、中には未舗装の部分がなぜか残されているところもある。住民からも舗装を求める声はあり、こうしたところは調査したうえで舗装すべきだと思う。
○市営住宅の避難訓練について
今年度はどのように実施したか。また、来年度はどのように進めていく考えか。
昨年も民間の集合住宅でも避難訓練は必要。これらは町内会の加入率が総じて低めであることから地域の防災体制から漏れている人々である場合が多い。対策が必要と考えるがどうか。
○市営住宅の建て替えについて
建築場所はどこになる予定なのか。またそこになった理由も改めて伺う。
車がないと生活には必ずしも利便性の高い場所ではない。駐車場の整備なども含めて行われる事業だとの認識でよいか。
高齢化が進むと機能面として1Fに店舗や福祉事業所などが入っていることが望ましいと考えるが今回の建て替えの方向性はどうなっているか。
今後の市営住宅建て替えの方向性を定めていく過程では、こうしたものについて配慮されていくのか。
○フッ素洗口について
最初に、来年度の予算項目にみあたりませんが、なぜ新たに始まる事業なのに予算の項目に計上されないのか端的に説明いただきたい。
集団予防接種はなぜなくなったのか。
その理由と比較したときに、集団洗口を行う優位性はなにか。
選択制をしっかりと進めるためには、安全性と副作用についてそれぞれ同分量程度の説明が記載されたものを配布することが必要だと考える。対応は。
試薬はやはりやめるつもりはないのか。やめないとすれば該当する医薬品が発売された場合には、切り替えていくということで間違いなかったから改めて伺う。
実際に実施する際には試薬を分封して配布する形だと伺っているが、北海道の資料で紹介されているモデル校では1箇所を除いて水溶液を学校に配布する形だった。網走管内の先行実施校はそうではないのかもしれないが、安全性を考えたときにはその方法のほうが良いと考えるがどうか。
代表質問で伺った、網走市独自の教育推進についてうかがう。代表質問ではフィンランドの教育を例として、網走市がモデルケースになるくらいの気概で教育に取り組み事を求めたところ。答弁には日本においても職業教育があり、その重要性が認識されつつあることや、網走でも積極的に進めていることが示されていた。
現在、どのような形で職業教育を進めているのか内容をうかがいたい。
将来に向けた職業選択とそれを実際に実現するためにはどうしていくのかを自ら学びとっていくような教育こそが求められている職業教育なのだと考える。そうした時には自分が体験した職業や、なりたいと思う仕事についての興味関心を引き出しながら、こうしたことについて自分で調べていくことのできる環境をどう構築するかなのだと考えるが現状はどうか。
学校の施設管理にかかわって何点かうかがう。1つめはカビが発生しやすい場所があるということで健康被害の懸念があると伺っている。水回りや換気が原因でこうした状況ができると考えるが、対処は現場の声を聴きながら積極的に進めるべき。
(5中の音楽楽器庫の水回り)
次に安全対策。1例を挙げると学校の屋外に設置されたプロパンガスのボンベを収納すする容器に対する落雷を防ぐための屋根が必要と考えられる学校もあり、対応が必要である。こうした安全対策についても同じように現場から声を聴きながら進めていく必要があると考えるがどうか。(呼人小中学校屋外)
次に学校のインターネット回線についてですが、PCは入れ替えが進んでおり、環境は改善されつつあるが、インターネット回線が遅く、学習に支障が出る場合があるとの声がある。現状はどのようになっているのか。また改善の見込みはどうか。
○学校図書館に司書を配置するモデル事業についてうかがいますが、まずどの学校を対象と今回はされているのか。その理由も含めて伺えればと思います。
まずは第一歩として重要だと考えます。そこで今後対象となる学校を増やしていくとか、全校に配置できるようにしていくということを実現するには、今回の事業を実施してみて状況を見極めるということが大切だと考える。どのような状況になれば増員していくことになるのか現状での見通しをうかがう。
○教職員のメンタルヘルスケアについて
昨年も時間外勤務削減の取り組みと効果についてうかがった。今年は同対策を進めたのか。また来年度の対策はどうなっていくのか。
H20年4月1日に出された文部科学省通知には、離職率の高さと健康被害の多さに対処すべく、すべての学校において医師による面接指導を実施できる体制整備が求められた。また、週40時間を超える労働が100時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる教職員については、申し出があれば遅滞なく面接指導を実施する必要があること。また、これに該当しないものでも健康への配慮が必要なものがあれば面接指導を行う努力が必要とされていますが、網走市の体制整備は今後どうなるのか。
労働安全衛星規則第44条で定められた定期健康診断の項目とは別に、メンタルヘルスケアの項目をもうけていくことが望ましいと昨年も伺ったところだが今後の展望はどうか。
教育委員会で何かあった時に相談できる窓口を設けておくことが必要。メールなどで気軽に相談できる形が望ましいが見解を。
○障碍のあるお子さんの通学保障についてうかがいます。昨年も議論させていただきましたが教育委員会ではどのような検討をされてきたでしょうか。私も種々考えてみたのですが、一義的には子どもが学校へと行く権利を守るのは保護者の義務です。しかし、保護者が担うべきですが、それができないということですのでそこをだれが担うのかということなんだと思います。そこを整理してみようと考えると障害福祉サービスは児童期においては家族の状況を鑑みて支給決定を行うことになっています。ここは介護保険との最大の違いの一つでもあるのですがこれを念頭に置くと、やはりこの部分は保護者ができない環境を補うということですから福祉が担うというのが私は正しいのだろうと考えるのですがいかがでしょうか。
共通の見解が得られたのでもう一つ伺いますが、現在、こうしたケースが想定されるものはどのくらいあるのだろうかということで私も可能な範囲でリサーチをかけてみました。すると年間を通じてどうしてもこうしたサービスの提供を受ける必要があるものは1人いるかいないかで、しかも毎日ではなくて必要な時に限られるということが見えてきたのですが、教育委員会の印象としてはどうでしょうか。
○社会教育関連で伺います。
まなびすと講座でのFB講座の状況と来年度の対応についてうかがいたいと思います。
○放課後子ども教室について
子育て支援の一つの新しい形として実施された事業も4年目を迎える。担い手不足などの課題が生じているとこがあるほか、そもそも子育て世代以外からはどんなことをやっているかうかがい知る機会が少ない事業。市民向けの事業報告会などを企画・実施することで、市民に活動の内容を知らせるとともに新たな担い手の発掘へとつなげてはと考えるがどうか。
○最後に北極海航路の可能性について
以前も一般質問で伺いましたが改めて北海道の調査結果が3月4日に出ましたのでこの機会に伺いたいと思います。夢のある議論ができればと思っております。
さて、網走市は3月4日札幌で行われた報告会に出席されているという情報を、ある筋から得ましたのでまずはその状況をご報告いただければと思います。
今回の報告から得られるものは、一つは苫小牧の優位性があるということや、網走市の場合現状だと冷凍製品の輸出が可能性として挙げられるというイメージでした。
また、この報告書に記載はありませんが2日目に質問したメタンハイドレードについて考えると、実際に採掘が開始された場合には網走港と合わせてこれまた苫小牧港との連携が重要となってくると考えます。ここは苫小牧とタッグを組みながら、将来のメタンハイドレード採掘に備える意味でも北極海航路の可能性をさらに進化させながら、港湾機能の整備を図ることが網走市の未来の屋台骨を作る重要な事業となると考えますが見解を伺います。
原課からも今のような答弁がありました。私はやはりエネルギーの担当は商工に移したうえで、港湾の整備をさらに進めていく必要があると思いますが組織再編に権限のある市長見解を伺います。