村上宗隆のスリーランが重たかった阪神! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年5月17日の阪神タイガースは、甲子園球場での東京ヤクルトスワローズとの試合でした。
このところ、どんな先発オーダーになっているか、予想ができない感じになっている阪神。

きょうはどんなスタメンなんでしょう?

スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(右)森下 翔太
2番(二)中野 拓夢
3番(中)近本 光司
4番(一)大山 悠輔
5番(三)糸原 健斗
6番(左)ノイジー
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)小幡 竜平
9番(投)青柳 晃洋

大山が4番に復帰ですね。
1番がライト森下、5番サードが糸原、6番レフトはノイジー、8番ショートは小幡になっています。
木浪はベンチスタートですね。
キャッチャーは7番の坂本誠志郎です。


東京ヤクルトスワローズ
1番(右)丸山 和郁
2番(捕)中村 悠平
3番(遊)長岡 秀樹
4番(三)村上 宗隆
5番(左)サンタナ
6番(一)オスナ
7番(中)西川 遥輝
8番(二)武岡 龍世
9番(投)吉村 貢司郎

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は湯舟敏郎さん、赤星憲広さん、五十嵐亮太さんでした。


=== 試合結果 ===

きょうは詳しい試合経過を書けませんでした。

2対4で逃げ切られて、阪神が負けました。

勝利投手は吉村貢司郎で、4勝2敗0セーブ。
敗戦投手は青柳晃洋で、1勝3敗0セーブ。
セーブは石山泰稚について、1勝0敗4セーブになりました。

ホームランは村上宗隆の10号3ラン(3回)のみです。


=== 戦評 ===

3回裏に村上宗隆に打たれたスリーランホームランが重くのしかかり、6~7回にこちらも良い攻撃をしたんですが、追いつくことができずに敗戦となった試合でした。


こちらの
青柳晃洋は、制球が悪かったようで、カウント負けしては打たれていました。
心理的に慎重になり過ぎている面もあるのかもしれませんが、あれでは村上宗隆に打たれるべく打たれているようにも見えました。
真ん中低めのツーシームを捉えられましたが、ツーボールからちょうどあの辺でストライクを取りに行くと、読まれてもいたんでしょう。
エースと呼ぶには程遠い投球になっていました。
結局、それ以降は意外に持ちこたえて、6イニングを107球かけて投げて、5被安打の3与四球・2与死球、3奪三振での4失点でしたね。
特にスリーラン打たれた3回裏は青柳本人の独り相撲でもあったのでしょう。
村上との相性の悪さもあるんでしょうけど。

ちなみに村上は、これで青柳から通算10本目のホームランを打ったんやそうですが。
 

 

 

 

 

 



打つほうは、むこう先発投手の吉村貢司郎5回まで打ちあぐねたというか、走者が出ても繋がらなかったんです。

ストライクゾーンでわりと勝負してくるんですが、球種が豊富なこともあって絞りづらかったようです。

しかし、6回になって阪神側はヤクルトのショート長岡秀樹のエラー絡みなどで、1アウト1・2塁のチャンスを作ります。(この辺は甲子園の雰囲気も、アウェイの球団にはつらかったかもしれませんね。)
ここで回ってきた近本光司は三球三振に終わってしまうんですが、続く大山悠輔がきょうは頑張って、ツーツーからの内角やや高め150キロ直球を詰まりながら持っていったライト前タイムリーヒットで、まず1点を取り、なおも2アウト1・3塁にします。
ここでヤクルトのピッチャーは丸山翔大に代わってくれたんですが、さらに糸原健斗もツーツーから真ん中高めスライダーを打ったセンター前タイムリーヒットでもう1点取って、2対4までスコアは接近します。

ただ、これ以降は点が取れなかった阪神打線と言うことになります。
4番・大山は一応、仕事をしたのは良かったんですけどね。


 

 

 

 

 


きょうはここで岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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-青柳は左打者が

「なあ。カウントがすぐツーボールからやもんなあ。スタートが」

-本人は球自体は悪くないといっているが、制球の部分に課題が

「いやそら、コントロールもようないとアカンやんか。先発さすんやから。そんなんお前。ボール悪くない言うても、ホームラン打たれてるやんか」

-村上のホームランされた球は低めにいっていたが

「逆やろ?あれ、外に構えとったやろ。ほとんど、ミット構えてるとこいってないもんな」

-バラついている要因は

「バラついてる要因て、2年連続最多勝取ったピッチャーやろ。そんなんお前、評価するあれじゃないやん。バラついてるいうてお前、ローテーションのピッチャーで送り込んでるんやからさ」

-毎回同じ繰り返し

「この間もそうやん、球数も多いしな、結局は。ほとんど2ボールからスタートやろ。だからコントロールが悪い、それもあるかも分からんけど、こっちから見たら逃げてるように思うやんか、結局な。本人はストライク投げよう思って、そらやってると思うけど入らへんわけやからな、結局は。悪い、バッターカウントになるのを、そらやっぱり狙われるわな」

-次もとは言いにくいか

「いやいや、そんなん今終わって次とか、そういうのじゃない」

-自分で打破するしか

「そやろ。マウンドで投げるの自分やねんから。この間のバッターと一緒やんか、コントロール悪いですって言ってくれたらいいのにな、そやろ、調子悪いって、そういうことやんか。調子悪くありません言われたらお前、どないするんや、そうなるやろ。新聞のコメントで調子悪くないって言われてもなあ。使うとっていつもこないして打たれたら、こっち目も当てられんわな。何かが悪いわけやんか。けっきょくコントロール、ストライク入れへんわけやからな、カウント悪くするのは。そら悪いことはハッキリしてるわけやからのう。ボール、ボールになるいうのはみんなが見てるんやから。そら悪いんやろ、調子。俺からしたら。それを悪くありませんって言われたら、どうするんよ」

-大山にヒットが出た

「もう出るやろ、そら」

-スタメン復帰が当たった

「うん。でもそら、ちゃんと早よ来て室内で打ってたりしたら、ちゃんとええ結果が出るよ。そら本人が一番苦しんでると思うよ、ヒット出えへんのは。でも、やることちゃんとやってたら、やっぱり出るやん」

-出た1本を薬に

「そんなええ薬ないやろ、簡単な薬はないよ」

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まあ、
プロ野球選手にとっても、野球はそんな簡単なもんやないというところなんでしょう。
その厳しさを説いている岡田監督でしたね。



きょうは負けましたので、このへんにしときます。

いつも読んでくださってありがとうございます。