雷鳴もとどろいた!1対1のドロー! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年4月16日の阪神タイガースは、甲子園球場での読売巨人ジャイアンツとの試合でした。
開幕カードでは巨人に対して負け越してしまった阪神ですので、このカードではしっかりやり返したいところですが、どうなったか?


さっそくスタメンから書いて行きましょう。

スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(左)ノイジー
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)村上 頌樹

前試合ではオーダーをかなり変えていたんですが、きょうは元に戻してきた阪神です。


読売巨人ジャイアンツ
1番(左)萩尾 匡也
2番(右)佐々木 俊輔
3番(遊)門脇 誠
4番(一)岡本 和真
5番(三)坂本 勇人
6番(中)オコエ 瑠偉
7番(捕)岸田 行倫
8番(二)吉川 尚輝
9番(投)山﨑 伊織

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は藤川球児さんでした。
強い浜風でしたね。
チケットは当日券無しで完売でした。
阪神の選手は、「甲子園カラー」とする緑のウル虎ユニフォームを着ています。


=== 試合結果 ===

きょうは詳しい試合経過を書けませんでした。

1対1の引き分け(10回表、降雨コールドゲーム)です。

ホームランはありませんでした。

観客数42,580人 試合時間2時間59分

=== 戦評 ===

今季で開場100周年を迎える甲子園球場での今季初の巨人戦でしたが、8回裏あたりから雨は降っていましたが、次第に雨は強くなって行き、延長戦となり10回表に入ったところで、もの凄い横なぐりの豪雨となったと思うと、稲光も見え雷鳴も聞こえる状態となり、予報でもこのままある程度降り続く感じやったんでしょう、続行が不能と判断されてコールドゲームとなった、すさまじい終わり方をした試合でした。
テレビの生放送で稲妻とか観たのは久しぶりです。


だいたいの流れだけ書きますが、3回表にノーアウトから
岸田が右中間の2塁打を放ってピンチになったんですが、続く吉川尚輝がセンターフライを打って、岸田が3塁へタッチアップ。
打者は山﨑伊織となったところで、ツーストライクからの外角やや内の低めにやや浮いたフォークを打った前進守備の二遊間をゴロ抜けるセンター前タイムリーヒットで、1失点して、巨人が先制します。

阪神側は1回裏、4回裏、5回裏とチャンスは作れど、潰してきた7回裏でした。
ノイジーが三遊間破るレフト前ヒットで出塁すると、代走は植田
坂本誠志郎がなんとかバントを決めたあと、木浪がピッチャーゴロを打ってしまうんですが、飛び出した2塁走者・植田が二三塁間に挟まれながらも、うまくランダウンプレーをかいくぐってオールセーフとなって、1アウト2・3塁とします。(記録は野選。)
ここで代打・糸原の右中間のライトへの犠牲フライが出て、1対1の同点とします。
1度ミスした後の植田海の走塁がとにかく見事でした。

その後、両軍が継投に入りますが、巨人側は8回表にも9回表にも得点圏に走者を進めますが、得点に繋がらず、阪神側も9回裏のノーアウト1塁から先へ進まず無得点やったりで、10回表に4番手の桐敷拓馬が告げられたところで、試合中断。
そのままコールドゲームの宣告へとなったきょうの試合でした。



まあ、
巨人打線の方が阪神打線よりも調子がかなり良さそうでしたので、よく引き分けで済んだ気もする感じでした。
きょうは阪神では得点圏打率の良い近本光司までもがチャンスで凡退してましたから、どうしたら点が入るのか、悩み多き打線でした。
そういう意味では、代打・糸原健斗がよく打ったのと、7回裏の植田海のピッチャーゴロで飛び出してしまってミスした後の素晴らしい走塁が光り輝いていましたよね。
もちろん、投手陣もよくやってましたが、3回表に村上がピッチャーの山﨑伊織にタイムリーヒットを打たれたのがやや残念でした。
 

 

 

 

 

 



こちら先発投手でした村上頌樹は、きょうは球威もわりとありましたし、制球も良かったです。
7イニングを106球で投げ、5被安打の2与四球・無与死球、10奪三振での1失点。

たくさん三振を取りましたが、10個の内、5個は見逃し三振でした。
相手の意表を突く、坂本誠志郎のリードの特徴が出ていたでしょう。

サンスポによりますと、村上本人「投げていて感覚も調子もよかったです。先制されてしまいましたが、それ以降は何とか粘り強く投げることができました」と語っていたそうです。
なお、
村上山﨑伊織とは大学の日本代表などで親交のある間柄でした。
「(山崎)伊織は打撃がいいので、油断しないように投げていきたい」と話していたなかで、追い込んでからのフォークに反応され、打球は自らの足もと、そして前進守備の二遊間を抜けて行った先制を許すタイムリーヒットとされてしまったようです。

好投手と認めるからこそ許したくなかった先制点を与えたシーンでした。


きょうはこのへんにさせてください。

いつも読んでくださってありがとうございます。