嬉しい輝の決勝弾でシーソーゲームを勝った阪神は最下位脱出! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年4月5日の阪神タイガースは、神宮球場での東京ヤクルトスワローズとの試合でした。
開幕から2カード連続で負け越した阪神です。
このカードは勝ち越して欲しいもんですが、どうなったか?
さっそくスタメンから書いて行きましょう。

スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(左)ノイジー
6番(三)佐藤 輝明
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)青柳 晃洋

きょうも佐藤輝は6番になっていて、5番はノイジーになっています。
キャッチャーは7番の坂本。


東京ヤクルトスワローズ
1番(中)岩田 幸宏
2番(右)西川 遥輝
3番(一)オスナ
4番(三)村上 宗隆
5番(左)サンタナ
6番(遊)長岡 秀樹
7番(捕)中村 悠平
8番(二)武岡 龍世
9番(投)サイスニード

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は濱中治さん、鳥谷敬さんです。


=== 試合結果 ===

きょうは試合経過を書けませんでした。

7対6で阪神が逆転勝利です!

勝利投手は岩崎優で、1勝0敗1セーブ。
敗戦投手は木澤尚文で、1勝1敗0セーブ。
セーブはハビー・ゲラについて、0勝0敗1セーブ。

ホームランはシェルドン・ノイジーの1号2ラン(2回)、長岡秀樹の1号ソロ(8回)、佐藤輝明の1号ソロ(10回)でした。

観客数26,682人 試合時間3時間51分


=== 戦評 ===

阪神は今季初の延長戦を勝利!
劇的なシーソーゲームになりましたが、最後はよく追いつき、勝ち越しました!
勝利打点は佐藤輝明のソロホームランによるもので、ファンとしては嬉しい勝ち方になったでしょう。


こちら先発の
青柳晃洋は、特に始めの方は特に荒れていて、四死球も多かったですね。
球審のストライク・ボールの判定が少し辛いようにも思いましたが、それでもなんとか踏ん張って、6回を3失点で済ませます。
まあ、2回裏にはセンター近本光司が、珍しいフライ捕球をミスするエラーをしての失点もありましたので、そこは気の毒でした。
6イニングを105球で投げ、3被安打の5与四球・1与死球、2奪三振での3失点。

ギリギリ試合は作った感じです。

きょうはリリーフ投手が、岩崎優とハビー・ゲラ以外は思ったようにはいかない日でしたね。
7回裏を投げた2番手の桐敷拓馬は、先頭打者の北村拓己の振り逃げで走者を出してしまったあと、四球2つとタイムリーヒット1本で痛い2失点。
8回裏を投げた3番手の
浜地真澄も、先頭打者の長岡秀樹にライトスタンドに入るソロホームランを打たれて、さらに1失点。
8回を終わって、4対6で負けていましたので、負けを正直言えば覚悟していました。
(ただ、球審のストライク・ボールの判定が辛いのが、あとになって阪神側に有利になりましたけど。)
 

 

 

 

 



打つ方は、2回表に先制したのは阪神で、シェルドン・ノイジーのレフトスタンドにギリギリ入る2ランホームランによる2点の先制をしていました。
打ったのは真ん中低めのナックルカーブでした。
ちょっと、昨季の日本シリーズで打った3ランを思い出すような。
ただ、すぐにこの2点は近本のエラー絡みなどあって、追いつかれてしまいますが。

3点目を叩き出したのは、きのうは2つも併殺ゴロなど、全くブレーキでした
中野拓夢でした。
5回表のライト前タイムリーヒットで、これによって3対3に追いつくことができました。

4点目は、8回表の1アウト1塁の状況で、
大山悠輔の三塁線を破る2塁打により、1アウト2・3塁にしたあと、ノイジーのライトへの犠牲フライによって得点しました。
これで、4対5と1点差まで追いついたわけですね。
(ただ、このあと8回裏に
長岡のソロホームランが出て、4対6となってまた2点差で負けている状況にすぐさまなっています。)

負けを覚悟して、9回表に入ったんですが、
クローザーとして出て来ているはずの星知弥がストライクがなかなか入りませんでした。
実は、きょうは阪神ファンの方が多いくらいの観客の入り方でしたので、阪神側の声援がけっこう大きく、その影響と先程に書いた球審のストライク・ボールの判定の辛さがあったかもしれません。
先頭の代打・小幡竜平に四球を与えたあと、続く木浪聖也がセンターフライやったものの、次の代打・糸原健斗のライト前ヒットで、1アウト1・2塁とします。
その後、
近本も四球で歩いて、1アウト満塁になったところで、ピッチャーはたまらず大西広樹に交代。
ただ、
続く中野も四球で歩いたので、押し出しとなって、5対6になります。
さらに森下翔太のツーボールからの真ん中直球を打ったレフト前タイムリーヒットで、6対6の同点にまで阪神が追いつきます。


試合を決めた決勝弾が出たのは10回表でした。
ピッチャーは6番手の
木澤尚文に代わっていましたが、先頭のノイジーがライトフライに倒れたあと、佐藤輝明がワンボールからの真ん中やや低めカットボールを捉えた右中間スタンドに飛び込む大きなソロホームランで、7対6と阪神が1点を勝ち越します!
(このあと10回裏をゲラが抑えて、阪神が嬉しい逆転勝利としました。)
デイリースポーツによりますと、
佐藤輝本人はヒーローインタビューで、「やりました!最高です」と絶叫!
「(手応えは)完璧でした」と振り返って、「ファンの方も寒い中応援してもらって力になりました」と感謝の気持ちを語ると大歓声に包まれていましたね。


あと、きょう書いておくべきは
大山悠輔が5回裏のファーストを守っていたときに、西川遥輝と交錯していたのがドキリとしました。
しばらく立てずに、担架も用意されていましたから。
その後プレーを続けたので、どうやら大事にはなってはいないようなのですが、ほんまに心配しました。

デイリースポーツによりますと、本人は「きょうはそれじゃなくて、勝てたことがうれしい」と語っていたそうですが。

それと、
きょうは気温が「春冷え」というか、わりと低かったことも指摘しておきましょう。
体が思うようには動かなかった為に、互いにエラーなどもありましたし、投手の投球内容にも影響した可能性があります。


さて、最後に順位を確認しておきましょう。

阪神はきょうの勝利で、3勝4敗となりましたので、きょう負けた巨人と並んでの4位となりました。
最下位は2勝3敗1分けのヤクルトで、首位は5勝2敗のDeNAですね。
まあ、まだまだ始まったばかりですので、これはすぐに変動していくでしょう。


きょうはこのへんにしときましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。