また佐藤輝が勝利打点!投手陣もまずまずで連勝した阪神! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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2024年4月6日の阪神タイガースは、神宮球場での東京ヤクルトスワローズとの試合でした。
きょう・あすとデーゲームですので、きのうよりは気温の高い中で試合は行われそうです。
さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(左)前川 右京
6番(三)佐藤 輝明
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)小幡 竜平
9番(投)大竹 耕太郎

前川が5番レフトに入り、佐藤輝はきょうも6番ですね。
キャッチャーは7番坂本になっていて、ショートは8番の小幡です。


東京ヤクルトスワローズ
1番(中)塩見 泰隆
2番(右)青木 宣親
3番(一)オスナ
4番(三)村上 宗隆
5番(左)サンタナ
6番(遊)長岡 秀樹
7番(二)赤羽 由紘
8番(捕)中村 悠平
9番(投)吉村 貢司郎

14時頃からプレイボールのデーゲームでした。
中継番組の解説は大矢明彦さん、鳥谷敬さん、岩隈久志さんです。


=== 試合経過 ===

1回表
先頭の近本がワンツーから内角低めカットボールを空振り三振。
中野が初球の外角高め150キロ直球を打ったセンターフライ。
森下がワンツーから真ん中直球を打った左中間のセンターフライ。

1回裏
塩見がワンツーから内角直球を打った二遊間のショートへの小フライ。
青木がワンボールから外角ツーシームを打ったショートゴロ。
オスナがワンボールから真ん中直球を打った近本がダイビングするも右中間破る2塁打。
村上宗隆が微妙なところを突いて行ったがストレートの四球。
サンタナが内角直球を見逃し三振。(三球三振)

2回表
大山がツーツーから外角高め151キロ直球を見逃し三振。
前川がワンストライクからやや内の低いカットボールを打った右寄りのセカンドゴロ。
佐藤輝がツーストライクからやや外の低めフォークを打ったレフトファウルフライで、サンタナがスライディングキャッチ。

2回裏
長岡がワンツーからやや内の直球を打ったやや強めセカンドゴロ。
赤羽が初球の真ん中直球を打った高く上がったセカンドフライ。
中村悠平がフルカウントまで粘って四球。
吉村がツーツーから内角直球を空振り三振。

3回表
坂本誠志郎がツーツーから真ん中低めカットボールをハーフスイングの空振り三振でしたが、小幡がストレートの四球。
大竹が初球のバントがバウンド高めキャッチャーゴロになって、ダブルプレーとなりました。

3回裏
塩見がワンツーからの真ん中直球を打ったセカンドゴロ。
青木がフルカウントまで粘って外角低い変化球見送って四球で出塁すると、オスナがワンワンから外角直球を打ったライト前ヒットで、1アウト1・2塁。
村上宗隆が一二塁間の強いゴロで抜けたライト前ヒットで、1アウト満塁。
サンタナがワンボールから真ん中高め直球を打ったレフト前タイムリーヒットで、0対1とヤクルトが先制。
長岡がワンストライクから内角直球を打ったフェンス際の大きなライトフライで、捕ってから森下がフェンスに接触し、犠牲フライとなって0対2とされます。
なおも2アウト1・3塁で、赤羽がツーツーから内角高め直球を空振り三振。

4回表
近本がツーツーからの内角スライダーを打ったライトスタンドに入るソロホームランで、1対2と追いかけます。
(これが阪神のきょう初ヒットでもあります。)
さらに中野がフルカウントになって真ん中直球を打ったセンターまでゴロで転がるヒットで出ますと、森下がスリーワンからの四球で、ノーアウト1・2塁。
大山がワンワンからやや内の高め直球を打った詰まりながらも右中間の浅いところに落とすライト前タイムリーヒットで、2対2とします。
なおもノーアウト1・2塁で、
前川がツーストライクから外角低めフォークを打った大きめのレフトファウルフライ。
佐藤輝がワンツーからの外角低いフォークで空振り三振。
坂本誠志郎がワンワンからショートゴロで、2塁送球フォースアウト。

4回裏
中村がワンワンから内角カットボールを打ったレフトフライ。
吉村がワンツーから内角低めチェンジアップを打ったファーストフライ。
塩見がツーボールから真ん中ツーシームを打ったライトフライ。

5回表
小幡がツーワンからやや外のスライダーを打った左中間のセンターフライ。
大竹が内角低め151キロ直球を見逃し三振。(三球三振)
近本が粘ったツーツーから真ん中ワンバウンドのフォークを空振り三振。

5回裏
青木がツーツーから真ん中高め直球を打った左中間のレフト前ヒットで出ると、オスナが粘ったツーツーから内角のカットボールを空振り三振。
村上宗隆がツーワンからの内角ツーシームを打った高く上がったライン寄りの大きなライトフライで、サンタナは初球のやや外のツーシームを打ったショートゴロで、2塁送球フォースアウト。

6回表
中野がツーツーから真ん中低めフォークを打ったセンターフライ。
森下がワンボールから真ん中の148キロ直球を打った高く上がった深いショートフライ。
大山がフルカウントになって真ん中低めフォークで空振り三振。

6回裏
長岡がフルカウントになって真ん中ツーシームを打った二遊間のショートゴロで、小幡がダイビングキャッチしていました。
赤羽がワンストライクからやや内の直球を打ったゆるめショートゴロ。
中村がフルカウントまで粘って真ん中低め直球を打ったピッチャーライナー。

7回表
前川がフルカウントまで粘って外角直球を打ったセンターまでゴロで転がるヒットで出ますと、佐藤輝明が初球の真ん中やや低め直球を捉えた逆風を突いて右中間スタンドにギリギリ入る2ランホームラン!
4対2と阪神が勝ち越します。
坂本誠志郎がフルカウントまで粘って外角直球を打ったライト前ヒットで出ると、ヤクルトはここでピッチャー交代、2番手の山本大貴に交代。
小幡がワンボールからのピッチャー前のバントで、1アウト2塁とすると、代打ノイジーがスリーワンからの申告敬遠で、1アウト1・2塁。
近本がストレートの四球で、1アウト満塁。
中野がフルカウントまで粘って内角高め直球を空振り三振。
ここでヤクルトのピッチャーはまた交代で、3番手のエスパーダになります。
同時にセカンドも宮本に交代。
森下がツーボールからのやや外の低め直球を打った二遊間のショートゴロで、2塁送球フォースアウトでチェンジ。

7回裏
阪神のピッチャーは2番手の岡留英貴に交代。
宮本がフルカウントになって外角高く外れた直球を見送って四球。
塩見がツーストライクから外角やや低めスライダーを打った浅めライトフライ。
青木がツーストライクから外角低めツーシームを打ったレフト線に落ちる2塁打で、1アウト2・3塁になります。
オスナが二遊間のショートゴロで1塁送球アウトの間に1失点して、4対3にされてなおも2アウト3塁。
阪神のピッチャーは3番手の島本浩也に交代。
村上宗隆はフルカウントまで粘ってやや内の直球を打ったファーストゴロで、岡留がベースカバーしてアウト。

8回表
大山が内角低めスプリットで空振り三振。(三球三振)
前川がフルカウントまで粘って高く直球が外れ四球。(代走は植田。)
佐藤輝がツーワンから外角のスプリットを打ったライトフライ。
坂本がフルカウントまで粘って真ん中直球を打ったランエンドヒットの掛かった三遊間のサードゴロで、1塁送球アウト。

8回裏
阪神のピッチャーは4番手のハビー・ゲラに交代。
植田がそのままレフトに入ります。
サンタナがツーストライクからの外角スライダーを打ったゆるめショートゴロ。
長岡がワンストライクからやや内やや高めスライダーを打った高く上がった深いセカンドフライ。
代打・西川遥輝がツーツーからやや内高め直球を打ったセカンドゴロ。

9回表
ヤクルトのピッチャーは4番手の宮川哲に交代。
小幡がフルカウントまで粘ってさらにファウルで2球粘ったがやや内の直球を見逃し三振。
代打・木浪がワンツーから内角直球を打ったレフト前ポテンヒットで出ましたが、近本がツーワンから外角直球を打った少し右に寄ったセンターフライ。
中野がツーツーから真ん中のカットボールを打った左中間のセンターフライ。

9回裏
阪神のピッチャーは5番手の岩崎優に交代。
中村がワンツーから内角高め直球を空振り三振。
代打・北村がワンボールから外角チェンジアップを打ったセカンドゴロ。
塩見がツーツーからの内角直球を打ったショートライナー。



4対3で阪神が逆転勝ちでした!

勝利投手は大竹耕太郎で、1勝1敗0セーブ。
敗戦投手は吉村貢司郎で、0勝1敗0セーブ。
セーブは岩崎優について、1勝0敗2セーブになりました。

ホームランは近本光司の2号ソロ(4回)、佐藤輝明の2号2ラン(7回)でした。

観客数29,003人 試合時間3時間13分

=== 戦評 ===

連日の逆転劇で連勝して、今季初のカード勝ち越しを決めましたね。
佐藤輝明が2試合連続のホームランを放ったんですが、それがきょうも勝利打点となり、投手陣も頑張った阪神タイガースでした。
佐藤輝がきょうもヒーローインタビューを受けて、「明日も勝ちます」宣言。
調子が上がって来ていて、打撃が安定すると良いのですがね。
ともかく、チームはこれで勝率5割に戻しました!


こちら先発投手の
大竹耕太郎は、2回までわりと制球良く投げていましたが、3回裏になって四球を出してから、甘いところに球が集まって打たれて行きます。
オスナ、村上宗隆、サンタナと短打を3連打で、1失点。
長岡秀樹の大きな犠牲フライでもう1失点。

ただ、そのあとは、6回までをしっかりと抑えていました。
そこらへんは、よく切り替えていたんでしょう。

6イニングを98球で投げ、5被安打の3与四球・無与死球、4奪三振での2失点ですね。

あと、きょうは2番手を
岡留英貴が投げて、1失点しています、これは彼にとっては今季初の失点でしょう。(オープン戦でも6試合投げて、無失点でした。)
まあまあ、それで済んで良かったです。
そのあとは3番手から島本浩也→ハビー・ゲラ→岩崎優とリレーしましたが、無失点で最後までそんなに波乱無く抑えました。
特に岡留から受け継いだ島本が2アウト3塁の状況で、村上宗隆を抑えたのは大きかったでしょう。
かなり緊張した場面でしたね。
やはりある程度かもしれませんが、阪神のリリーフ投手陣は、まだ頼りになる方やと思っていても良いのでしょう。
 

 

 

 

 

 



むこう先発投手の吉村貢司郎は、力のある球と良い制球で、3回表までパーフェクトに抑えるなかなかのピッチングでしたが、4回表になって近本光司がソロホームランを放つと、そこから中野拓夢がセンター前ヒット、森下翔太が四球、大山悠輔がライト前ヒットでもう1点が取れます。
これで2対2の同点としていました。

7回表も投球数が100球くらいになりながらも投げていたんですが、佐藤輝明の右中間スタンドにギリギリ入る2ランをホームランが出て、2点を勝ち越して、結局それが勝利打点になっていましたね。
阪神打線には、チームで7安打ですので、もうちょっと打って欲しい希望はありますが、勝ったのですから強くはそれをきょうは言いますまい。

あと攻撃面で強調しておくべきは、このゲームでの1点目を取った近本のソロホームランが意味的に大きかったことでしょう。
きょうも行けそうやというチームの雰囲気を作りましたからね。

チームの牽引役というか、切り込み隊長的な役割は果たしていました。
近本は今後にも期待ができそうなので、熱く応援して行きたいですね。


きょうはこのへんにしときます。

いつも読んでくださってありがとうございます。