２０２４年３月２２日の阪神タイガースは、京セラドーム大阪でのオリックス・バファローズとのオープン戦でした。
大谷はエラいことに巻き込まれたみたいですね。
通訳・水原一平さんが、まさかそんな闇を心の中に持っていたとは、まったくわかりませんでしたね。
大谷翔平に処分が無いことを祈りたいです。
さて、阪神タイガースのきょうのスタメンから書いていきましょう。
スターティングメンバー
阪神タイガース
１番（中）近本 光司
２番（二）中野 拓夢
３番（右）小野寺 暖
４番（三）佐藤 輝明
５番（左）ノイジー
６番（一）原口 文仁
７番（指）ミエセス
８番（遊）木浪 聖也
９番（捕）坂本 誠志郎
先発投手 青柳 晃洋
右足が故障しているらしい森下と足に張りがあると報道されている大山がスタメンに居ません。（きょうは欠場でした。）
４番は佐藤輝が務めて小野寺やノイジー、原口で周りを固めます。
オリックス・バファローズ
１番（中）福田 周平
２番（三）西野 真弘
３番（左）西川 龍馬
４番（一）頓宮 裕真
５番（捕）森 友哉
６番（指）セデーニョ
７番（遊）紅林 弘太郎
８番（二）ゴンザレス
９番（右）茶野 篤政
先発投手 宮城 大弥
宮城は今季初登板みたいです。
１８時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は松田宣浩さん、野田浩司さんです。
＝＝＝ 試合の流れ ＝＝＝
きょうは忙しくて、詳しくは試合展開を書けませんでした。
１回裏
青柳の制球がままならず、１アウトから西野と西川龍馬と２連打のあと頓宮、森友哉に２連続四球で押し出して、１失点。
２回裏
１アウトから茶野がセンターまで抜けるヒットで出ますが、福田が三塁線のサードライナーでサードの佐藤輝がダイビングキャッチ。
このあとワンバウンドの暴投で２アウト２塁になりますが、西野がショートゴロで、この回は無失点。
３回表
１アウトから木浪が初球のやや外直球を打ったセンター前ヒットで出ますが、坂本が浅いセンターフライで、近本が詰まりながらのレフト前に落ちるヒット。
２アウト１・２塁で、中野がフルカウントまで粘って真ん中高め直球を打った浅いレフトへのライナー性のフライ。
３回裏
先頭の西川がワンワンからやや内のカットボールを捉えたライトへのソロホームランで、０対２にされます。
その後、頓宮はショートゴロでしたが、森がフルカウントまで粘って四球。
ただ、セデーニョがワンワンから内角低めツーシームを打ったショートゴロダブルプレー。
４回表
１アウトから佐藤輝明がワンツーから外角低めスライダーを打った一二塁間のゴロでファーストのグラブをはじいた内野安打で出ますが、ノイジーが見逃し三振のあと、原口が初球の真ん中スライダーを打ったレフト前ヒットで、２アウト１・２塁。
ただ、ミエセスがワンツーから外角低めフォークを空振り三振。
４回裏
先頭の紅林にツーボールとなったところで、青柳がどこか痛めたかベンチに下がって治療。
紅林はツーツーからやや外低めスライダーを空振り三振。
ゴンザレスが高く上がったサードファウルフライ、茶野がツーツーから外角低めスライダーで見逃し三振。
５回表
木浪がレフト前ヒットで出塁しますと、坂本が大きめのセンターフライ。
近本がライトへライナー性のフライでしたが、中野がスリーワンからの四球で、２アウト１・２塁。
小野寺がツーツーからやや外の低めフォークを打ったセカンド正面のライナー。
５回裏
阪神のピッチャーは２番手の西勇輝に交代。
センターも植田になります。
先頭の福田が一二塁間ゴロで破るライト前ヒットで出ますと、西野は初球のランエンドヒットが掛かったピッチャーゴロで１塁送球アウトの１アウト２塁。
西川がフルカウントからの外角高めチェンジアップを打ったセカンドゴロで、２アウト３塁。
頓宮がフルカウントになってやや内のシュートを打った三遊間を速いゴロで抜けるレフト前タイムリーヒット。
０対３となって、なおも２アウト１塁で、森が左中間のレフトフライ。
６回表
佐藤輝がワンストライクからやや外の低めスライダーを打ったライト前ヒットで出ると、ノイジーが内角高め直球で空振り三振。（三球三振）
原口がワンツーから内角直球を詰まって打ったショートゴロダブルプレー。
７回表
オリックスのピッチャーは２番手の山岡泰輔に交代。
代打・前川がスリーワンから内角低め直球を打ったライトフライ、木浪が高めカーブを打った二遊間のショートへのゴロで１塁にバウンドした送球もセーフの内野安打。
ただ、坂本がサードゴロダブルプレー。
７回裏
１アウトとなって、福田の打った一二塁間の速いゴロをファースト原口がダイビングキャッチして、ベースカバーの西にトスしてアウトのプレーがありました。
このあと宗がレフトライナーで、三者凡退で抑えます。
９回表
先頭の佐藤輝明がライト前ヒットで出ますと、ノイジーがピッチャーマウンド近辺のサードフライ。
代打・糸原がセンター前ヒットで、１アウト１・２塁にするんですが、前川が三遊間のサードゴロダブルプレーで、試合終了です。
０対３で阪神が負けました。
勝利投手が宮城大弥で、１勝０敗０セーブ。
敗戦投手が青柳晃洋で、０勝１敗０セーブ。
セーブは山岡泰輔について、１勝０敗１セーブ。
ホームランは西川龍馬を１号ソロ（３回）のみでした。
観客数は２７,６７７人 試合時間２時間３０分
＝＝＝ 戦評 ＝＝＝
９安打して無得点の阪神打線。
なんでそうなったかは、もう少し後で書きます。
こちら先発投手の青柳晃洋は、キレはあると思うのですが、特に立ち上がりに制球が悪かったでしょう。
ある程度低く行けば、打たれることはあんまり無いのでしょうが。
４イニングを７７球で投げ、４被安打の３与四球・無与死球、３奪三振での２失点。
岡田彰布監督によれば、４イニングしか投げなかったのは、足にマメができたせいみたいです。
マメの状態が良くなれば、開幕試合も行けるそうですが、無理なら違うピッチャー行くとのこと。
デイリースポーツによりますと、本人は「足の皮がベロンとむけてしまって。ちょっと痛くて踏ん張れなかったので、テーピングを巻きに戻りました」としていて、「毎年あります。どっかしらでやってます」と珍しい事象ではないと話していたそうです。
１週間後の開幕に向けては、「大丈夫じゃないですかね。再生能力は衰えてるかもしれないですけど」と言って笑わせていたそうですわ。
２番手投手でした西勇輝は、制球が良かったと思います。
立ち上がり１失点しましたが、他は粘られたとしても動じず、野手の守りにも助けられながら、しっかり投げていたでしょう。
４イニングを６２球で投げ、２被安打のみの無与四死球、１奪三振での１失点。
むこう先発投手の宮城大弥は、強い球を投げていて、丁寧に制球良く投げようとしていたと解説されていたと思います。
阪神打線は打てそうな人と言うより、打って欲しい人を並べている感じなので、もうひとつ繋がらず、彼からは得点できません。
２番・中野拓夢は３４打席連続で無安打。（それでも球は見えだしたらしく、四球を１つ選びましたが。）
５番シェルドン・ノイジーはきょうは４打席で３つも三振。
７番ヨハン・ミエセスも調子が出ないのか、ヒットは無いです。
この辺は、誰が見ても調子が悪いですが、敢えて打線に並べています。
近本光司や佐藤輝明、木浪聖也など、ところどころには期待ができるのですが、きょうもバントなどの作戦をしませんので、繋がらない、点が取れない。
まだ、勝ちの為の采配と言うより、打者の調子を上げたいような起用という感じでした。
そんな中、目立って打ったのは佐藤輝明が４打席の３安打、木浪が３打席の３安打でしたね。
この２人と３打席１安打の近本くらいは、打撃が大丈夫そうな感じかもしれません。
ここで岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
このところ会見を拒否していたのですが、きょうは再開しましたね。
デイリースポーツからの引用です。
＝＝＝＝＝＝＝
－青柳が四回に一度ベンチに戻った。
「マメや、マメみたい」
－今日は８０球メドくらい？
「いや、マメできたから代えたんや」
－開幕には？
「分からへんよ、お前、１週間あるんやから」
－開幕までは最後の登板？
「まあ、マメがな」
－それ次第？
「まあそやろな」
－西勇は初の１軍登板。
「いや、ここでもう投げないとあかんしな、ずっと２軍ばっかり投げとったしな、今度も２軍なるしな、今度」
－森下が欠場。２軍で直すほどではない？
「そら試合は無理よ、無理やから出してないだけやん」
－１軍に帯同しながら治す？
「１軍いてるってか、登録とかないんやから、こっちで見てるだけやんか。まだ１、２軍の振り分けもしてないんやから、下にいくとかじゃなしに、こっちで治療してるってことやんか」
－病院は？
「そら行ってるやろ。福岡からやねんから」
－あまりいい診断結果ではない？
「いや、大丈夫やからいてるやん。骨折やったら入院してるやろ」
－明日以降は状態を見て？
「まだ治療やん。治療やから。明日以降も、今日は何もしてないんやから」
－大山は膝が痛い？
「痛い部分ていうか、そらノックを今日も外しているわけやから。そういうことやんか」
－明日も様子を見て？
「そら様子見、様子見。練習見とったら分かるやんか。あのへんは」
－梅野は？
「明日から来るよ」
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ほんまなら、そろそろきょう辺りくらいはベスメンバーに近い打線を組みたかったのでしょうが、故障者が多くてそれがかなわず、切れ切れの打線になってしまっています。
森下翔太や大山悠輔の居ない阪神打線でしたね。
青柳もマメのせいで、予定よりも早く降板したようですし、ここへ来て投打が少しケガに悩まされています。
口ぶりから察するに、岡田監督も仕方なしに渋々、会見に応じたのでしょう。
まあ、僕としてはこういう一問一答があったほうが、全部を説明せずに引用すれば済ませられるので、楽な面もあります。
是非とも会見は続けて欲しいところです。
そういう問題でも無いですが。（笑）
きょうはこれくらいにしときましょうか。
いつも読んでくださってありがとうございます。