春季キャンプを打ち上げた阪神!よく練習してたと思います(今のところ) | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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きょう(2月27日)の阪神タイガースは、沖縄での春季キャンプの最終日で、昼過ぎ頃にキャンプを打ち上げました。

日刊スポーツによりますと、選手会長の中野拓夢が以下のように締めの挨拶をしました。
「今年はたくさんのタイガースファンの方に足を運んで応援いただき、またチャンピオンフラッグを掲げていただき、充実したキャンプを送ることができました。ありがとうございます。今年のチームの目標はただ1つ、連覇です。ファンのみなさんとともに喜びを分かち合えるよう、チーム一丸となって頑張っていきます。今年も昨年以上の温かいご声援よろしくお願いします」

今季の春季キャンプは観客数が10万人を越えたんですね。(サンスポより)
昨季の春季キャンプは約6万人の観客数でしたので、4万人は多かったと言うことになります。

まさに日本一効果でしょう。

きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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-どんなキャンプになったか。

「去年とはちょっと感じが違う。去年は見極めというか、初めての選手とかも多かったんで。今年は1年間やって、去年の成績が物語っているような、メンバーは変わっていないけど、同じことをやってもちょっと違うようなキャンプに見えた。そういう意味では一回り大きなチームになったようなそういう感じはします」

-監督、コーチからのレギュラークラスへの言及が減った。

「ああもう、あまり言うことがないんで。だいたいやることは分かっているんで。選手に任せている1カ月になったと思います」

-キャンプに点数を付けるなら。

「点数って。いつも80点と。背番号が80なんで。100点のキャンプはないと思うし、何カ月か後に結果が出て、このキャンプでスタートしたのがいい結果に出たというかね。思っている以上に伸びた選手もいてるし、期待していたのになかなか調子が上がって来ない選手も。それがこの1カ月のキャンプになるのかな。一つはそれほど大きなケガ人が、少しの故障がありますけどね、毎年、それほど大きなケガがなかったのが良かったかなと。そういう意味では充実した1カ月になったと思いますけどね」

-キャンプ序盤から赤星、鳥谷臨時コーチの指導も。

「そうですね。守備に関しては、去年からの継続なんですけど、より一層、そこに重点を置いてやった。走塁にしても一回り大きな成長をしてくれればいいと思います」

--投打のMVPは誰。

「ああ、MVP…。誰だろう。まあ、打つ方では前川がね、まだ3年目ですけど、今までちょっと故障とかでなかなか1カ月キャンプを送ることがなかったんですけど。1カ月ケガなく完走した。プラス、やっぱり凄く飛距離も伸びたし、下半身もドシッとして、いいものを見せてくれたんで、打つ方では前川が1番、期待値が上がったと思いますし。投では誰ですかね、岡留ですかね、やっぱり。1年前のキャンプに比べると、全然違う姿を見せてくれているんで。実戦でもブルペンでの球を投げて本当にいい結果を出してくれている。これはまた一枚、1軍戦力としていける確信を持てた選手だと思いますね」

-育成選手にも目についた選手も。

「そうですね、ちょっと試したんですけど。まだまだやっぱり、もうちょっとゲームに出てね、実戦で盗塁などいろんなことを勉強してほしいと思っていますけどね」

-野口は。

「ちょっとこう、人数的に外野が多いんで。もっともっと打席に立たせたいんでね。1軍と2軍と両方で、これからどんどん打席に立たせていきたいと思います」

-基礎の徹底は浸透したか。

「選手もそういう感覚は持っていると思うし、去年からずっと継続してやっていることなんで。確実性というかね、また一つ、成長した姿はあるんじゃないかと思っていますけどね」

-チームは初の連覇に向かっている。

「今年はその一点なんで。これはみんな、選手も分かっているし、首脳陣も分かっている、フロントも分かっているんで。今年はその一つに向かってみんなでやっていきたいと思います」

-今後のオープン戦は。

「札幌もありますけど、甲子園に帰って、その辺でみんなひと通り先発投手も投げると思う。3回か4回ですけど、イニング的にも。ブルペン陣も投げて。最後3カードがドームなんで雨の心配もせんでいいし、逆算していけるんで。寒さもちょっとはドームなんで助かると思うんで。最後の3カードぐらいから開幕を見据えた戦いになると思います」

-ファンもアレンパを期待。

「去年凄く思っている以上の力を発揮したと思うんですけど、これは選手にも凄く自信になっている。今年はもう、連覇というかその一つに向かって。みんな分かっているんで、とにかく一つの目標に向かってみんなでやっていきたい」

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岡田監督は総評として、「メンバーは変わっていないけど、同じことをやってもちょっと違うようなキャンプに見えた。そういう意味では一回り大きなチームになったようなそういう感じはします」とまず話しています。
たしかに、レギュラー陣に関しては、そういう感じが僕もしました。
佐藤輝明はアメリカに渡るなどしてやってきたことがうまく行ってそうですし、守備練習で鍛えたことが打撃にも繋がりそうです。
結果も実戦でしっかり出ていますもんね。

森下翔太はバットのことでまだ悩んではいますが、全然打てないわけでも無いし、開幕までにはなんとかしてくれそうな雰囲気もありそうです。
他の選手もそれぞれに言われなくても自分で自分を鍛えています。
去年に比べるとチームとしての成長ぶりはあると感じられますね。

投打のMVPは、投手は岡留英貴で、打者では前川右京になりました。
岡留はオープン戦でもかなり良いところを見せていますし、前川は飛距離がかなりアップして、ケガがちなのに、今季はそれをしてません。
僕らが見ていても、MVPをあげたいなあと思う選手たちです。

MVPに選出された
岡留英貴は、サンスポによりますと、MVPに選ばれたことについては、「うれしいですけど、これからなので、正直、そこは一旦、自分の中でリセットして、また(3月に)入っていくという感じですかね」と話していたそうです。
自己採点としては「90点以上はあるんじゃないですかね。疲れたなかでもしっかりと自分のやりたいことを継続してできて、結果も伴ってきたので、そこはいいんじゃないかなと思います」と確かな自信をつけたようでして、オープン戦でさらに自らを磨き上げていくことが期待されます。

今キャンプでは精力的にブルペン投球を行って、1月の自主トレから継続してきた、地面にタイミングよく足を着き、バランスよく投げることを反復して練習したのやそうですわ。
実戦でも4試合連続無失点と素晴らしかったですから、監督の目にしっかりアピールしましたね。

もう1人、MVPに選出された
前川右京は、日刊スポーツによりますと、「正直めちゃくちゃびっくりしました。他にもっと活躍されている選手がいたので、僕じゃないかなと思っていた」と驚きを見せていたそうです。
「去年は1軍に選ばれたんですけど、始まる前に終わってしまった。そう思ったら1カ月きっちり今年、その課題にしっかり取り組めたというのはいい1カ月になった」と故障なく1軍キャンプ完走したことについてホッとした表情を浮かべていたそうです。

前川自身も飛ぶようになった実感があるかについては、「多少はあります」と笑ったんですが、それでも満足はしておらず、「まだ波があると思うので、そこはちゃんとこれからもっと練習して、つかめるようにしたい」としっかりと答えていました。
今キャンプでは左翼守備にも取り組んだんですが、「ちょっとずつ良くなってきているところもある。これからもっと意識高く持って、うまくなれるように頑張ります」とさらなる成長を誓っていたそうですわ。
 

 

 

 

 

 



今キャンプで、成長した姿を見せてくれた佐藤輝明についても、日刊スポーツは以下のように書いていました。

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【阪神】佐藤輝明が充実のキャンプ打ち上げ「打撃よりも守備に一番時間を割いた」実戦でも結果
2/27(火) 14:00配信

 阪神佐藤輝明内野手(24)が27日、プロ4年目の春季キャンプを打ち上げた。沖縄・宜野座での1軍キャンプ地でフリー打撃などをこなし、沖縄での全日程を終えた。「充実したキャンプを過ごせたと思います」と晴れやかな表情だった。

 キャンプ初日から三塁の特守に励んだ。26日まで計8回やり抜き、特守の総練習時間は515分に達した。「練習時間はバッティングよりも守備の方が、一番割いたので。それも初めてだったので、しっかり考えながら、いっぱい受けて上達したんじゃないかなと思います」と手応えありだ。

 今春の実戦は18打数9安打、2本塁打で打率5割。「キャンプの中でも調子悪い時があったので、そこでどう修正するかいうのは、何個かポイントを見つけられたのでよかった」。3月からはオープン戦も本格化。「開幕まで1カ月を切ってくるので、バッティング、守備の両方でもっともっと結果を残せるように頑張っていきたい」と力強く言い切り、帰りのバスへと乗り込んだ。

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やはり守備で足腰を鍛えたりということが、打撃などにも生きているのやという気が僕もします。
それが精神的にも安定に繋がって、実戦で結局、打率5割、大きな2本塁打でキャンプを終えられたのやと思いました。
調子の波を感じながらも修正もできたいうのは、かなりたくましくなっていますね。
今季はガチで期待しても良いのではないでしょうか。


きょうは良い感じの話ばかりで終わっときましょうか。

今年も結局はいろいろ厳しいことも言うことになるでしょうが、今の時点で楽しみも十分に感じられます。
昨季は、正直、驚きの連続で、あれよあれよ言う間に日本一でしたから。
今季はまた違うような感じで連覇できることを願っております。

きょうのところはこのへんにしておきましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。