もう少し若手野手がしっかりしないと、この時期のオープン戦はショボくなる | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年2月25日の阪神タイガースは、沖縄の北谷での中日ドラゴンズとのオープン戦でした。
きのうは若手野手ががせっかくチャンスをもらったにも関わらず、ヤクルト投手陣が打てなくて、アピールができませんでした。
きょうはどういうオープン戦になりますやら。

さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(指)糸原 健斗
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(右)森下 翔太
7番(左)前川 右京
8番(捕)坂本 誠志郎
9番(遊)木浪 聖也
先発投手 才木 浩人

きょうはわりとレギュラーメンバーという感じですね。


中日ドラゴンズ
1番(中)尾田 剛樹
2番(左)三好 大倫
3番(三)カリステ
4番(右)細川 成也
5番(指)ビシエド
6番(一)宇佐見 真吾
7番(捕)木下 拓哉
8番(二)山本 泰寛
9番(遊)ロドリゲス
先発投手 柳 裕也

チケットの売れ行きが良く、6000人くらいは行くかもという情報もありました。
中継番組の解説は森繁和さん、福留孝介さんでした。
天気は少し雨が降っていて、風が強い感じです。
あまり暖かくもないようでした。


=== 試合経過 ===

1回表
先頭の近本がツーストライクから内角直球を打った風で戻された大きめライトフライ。
中野はワンツーから外角低いフォークを打った浅いレフトフライ。
糸原はワンワンから真ん中高め直球を打った左寄りのセカンドゴロで、送球が1塁側にそれましたがタッチアウト。

1回裏
先頭の尾田が外角低いフォークを空振り三振。(三球三振)
三好がワンボールから外角高め直球を打ち上げたサードファウルフライ。
カリステがワンボールから真ん中やや高め直球を打った二遊間を強いゴロで抜けるセンター前ヒット。
細川が初球のやや外の高め直球を打ったセンターフライ。

2回表
大山がツーツーからのやや内のカットボールを打ったショートゴロで、佐藤輝がフルカウントになって内角のカットボールを空振り三振。
森下がフルカウントになって真ん中やや高め直球を打った左中間破る2塁打。
前川がフルカウントまで粘って外角高くカットが外れて四球で、2アウト1・2塁。
坂本がツーワンから真ん中低め直球を打った三遊間をゴロで破るタイム―ヒット。
1対0と阪神が先制して、なおも2アウト1・2塁。
木浪はワンストライクから外角低め直球を打ったセカンドゴロで、1塁送球アウトでした。

2回裏
先頭のビシエドがツーツーからのやや内の直球を打ったライン寄りのライトフライ。
宇佐見がワンストライクから外角やや低めフォークを打った左寄りのセンターフライ。
木下拓哉がツーツーからの外角のフォークを打った右寄りのセカンドゴロ。

3回表
中日のピッチャーは2番手の土生翔太に交代。
近本がツーツーからの外角高めカットボールを見逃し三振。
中野がツーツーから真ん中高め直球を打った強めセカンドゴロ。
代打・ミエセスが粘ったツーツーから外角スライダーを打ったレフトへのライナー性のフライ。

3回裏
セカンドが渡邉諒、センターは福島に交代。
先頭の山本泰寛がワンツーから外角直球を打ったライト線破る2塁打でピンチを作ると、ロドリゲスがワンワンから外角やや高め直球を打ったライトライナー。
尾田がワンツーから外角低いフォークを打ったバウンド高めのセカンドゴロで、1塁ランニングスローで間一髪アウト。
2アウト3塁となって、三好がワンストライクからやや外の直球を打ったセンター前タイムリーヒットで、1対1の同点になります。
カリステがワンボールからの外角高め直球を打った強いセカンドゴロですが、渡邉諒がトンネルしてエラーで、2アウト1・3塁。
細川がツーストライクから真ん中のカーブを打ったレフト前タイムリーヒットで、1対2と中日が勝ち越します。
ビシエドはワンワンからの外角スライダーを打ったセカンドゴロで、2塁にトスしてフォースアウト。

4回表
中日のピッチャーは3番手の橋本侑樹に交代。
大山がワンボールから外角高め直球を打ったわりと高く上がったセンターフライでしたが、佐藤輝が初球のやや外の直球を打った二遊間をゴロで破るセンター前ヒットで出ます。
森下の打席でワンバウンドの暴投で1アウト2塁。
森下がフルカウントまで粘って真ん中低めスライダーを打ったショートゴロで、1塁送球アウトで、2アウト2塁。
前川がワンストライクから外角やや高め直球を打ったバウンド高いショートゴロで、1塁送球間一髪アウト。

4回裏
阪神のピッチャーは2番手のハビー・ゲラに交代。
宇佐見がフルカウントまで粘って外角高めに外れて四球。
木下拓哉が外角低めカットボールを空振り三振。(三球三振)
山本の打席で1塁走者の宇佐見が牽制で刺されてタッチアウト。
山本もツーストライクから外角低めスライダーを打った浅いライトフライ。

5回表
中日のピッチャーは4番手の祖父江大輔に交代。
代打・井上がストレートの四球で出ますと、木浪もスリーワンからの四球で、ノーアウト1・2塁になります。
福島がツーツーから内角低いスライダーを空振り三振。
渡邉がツーツーから内角低めチェンジアップを見逃し三振。
代打・原口がワンストライクからやや外やや高めのフォークを打ったバウンド高めのサードゴロで、1塁送球アウト。

5回裏
阪神のピッチャーは3番手の石井大智に交代。
キャッチャーも榮枝にするなど守備交代。
ロドリゲスがワンストライクから外角高めナックルカーブを打ったセンターまでゴロで抜けるヒットで出ると、尾田がツーストライクからやや内の直球を打ったレフトフライ。
三好はツーボールからやや内の高め直球を打った一二塁間を抜けるライト前ヒット。
カリステがフルカウントまで粘って真ん中直球を打った左中間破る2点タイムリー2塁打。(カリステに代走・福永)
1対4とリードを広げられ、なおも1アウト2塁。
細川がツーツーからの内角直球を空振り三振。
代打・後藤駿太がフルカウントまで粘って外角シンカーで見逃し三振。

6回表
中日のピッチャーは5番手のフェリスになりました。
キャッチャーも石橋になり、サードは福永。
大山がツーツーから外角のスライダーをサードゴロでしたが、佐藤輝がスリーワンから内角高く直球外れ四球。(代走は熊谷)
森下がスリーボールからフルカウントになって真ん中直球を打ったランエンドヒットの掛かった左寄りのセンターフライ。(走者は戻る。)
前川がスリーワンから高く直球が浮いた四球で、2アウト1・2塁とすると、井上もスリーワンからの四球で、2アウト満塁。
ただ、木浪がツーワンからのやや内の低め直球を打ったレフトフライで得点できず。

6回裏
阪神のピッチャーは4番手の浜地真澄に交代。
セカンドは植田で、ファーストに渡邉が入ります。
先頭の宇佐見がツーツーからの真ん中低め直球を打った三遊間をゴロで破るレフト前ヒットで出ると、代走は板山。
石橋がワンボールからの外角低めスライダーを打ったヒットエンドランの掛かったレフト前ヒットで、ノーアウト1・2塁にされます。
ただ、山本はワンストライクから真ん中低めスライダーを打ったセカンドライナー。
ロドリゲスがツーツーから外角直球を空振り三振。
尾田がツーツーからの外角直球を打った強めショートゴロとこの回は無失点でした。

7回表
中日のピッチャーは藤嶋健人に交代。
セカンドに村松、ファーストは板山。
先頭の榮枝がフルカウントまで粘って外角高い直球を打ち上げたファーストファウルフライで、渡邉がフルカウントまで粘って真ん中低め直球を打った左中間のセンターフライ。
野口が初球の肘当てに直球が当たった死球。
植田がワンストライクから外角高め直球を打ったレフトファウルフライ。

7回裏
阪神のピッチャーは椎葉剛でした。
先頭の三好がツーツーからの真ん中やや高め直球を打った二遊間のセカンドゴロで、植田がナイスプレー。
福永がフルカウントから変化球が抜けての四球。
細川はツーボールから外角直球を打った三遊間のショートゴロで、木浪の2塁へのジャンピングスローなどでダブルプレーになりました。

8回表
中日のピッチャーは勝野昌慶に交代。
熊谷がワンワンからの真ん中低めカーブを打ち上げたファーストフライで、森下がワンワンから真ん中低めフォークを打ったサードゴロでしたが、難しいバウンドをこぼしたエラーで出塁。
前川がフルカウントまで粘って外角直球を打ったランエンドヒットの掛かったショートゴロでしたが、ショートが逆を突かれたんですが、なんとかダイビングして捕って1塁送球間一髪アウト。
2アウト2塁で、井上はワンボールから真ん中低めスライダーを打った強めのサードゴロ。

8回裏
阪神のピッチャーは6番手の岡留英貴に交代。
後藤が外角低いシンカーで空振り三振。(三球三振)
板山がワンストライクから内角直球を打ち上げたショートフライ。
石橋がツーツーからのやや抜けたスライダーで見逃し三振。

9回表
中日のピッチャーは8番手の松山晋也でした。
守備かなり代わりました。
木浪がワンツーから内角やや低め直球を打った左中間のセンターフライで、センター尾田が俊足を飛ばしまして捕球しました。
代打・小幡がツーストライクからやや外の直球を打ったショートの右を抜けるセンター前ヒット。
代打・小野寺がワンストライクから真ん中低めフォークを打ったピッチャーゴロダブルプレー。



1対4で阪神が負けました。

勝利投手は土生翔太で、1勝0敗0セーブ。
敗戦投手は才木浩人で、0勝1敗0セーブ。
セーブは松山晋也について、0勝0敗1セーブ。

ホームランはありませんでした。

観客数は4,689人 試合時間は4時間55分 


=== 戦評 ===

2回表、柳裕也が投げているときに2アウトからの森下翔太の左中間破る2塁打をきっかけに1点を先取した阪神でしたが、さすがにレギュラーメンバーは粘りが違うと思いました。
3回裏に才木浩人が打ち込まれて、エラー絡みのプレーもあった後、逆転されてしまいます。
5回裏にも3番手の石井大智が打たれて2失点して、1対4まで離された後は、膠着状態になると言うオープン戦の試合展開でした。
中盤でほとんどの主力野手は代わりましたので、5回以降の後半で途中から出てきた若手選手がまたあまり打たず1安打しかしないというパターンですね。

もうちょっと若手野手に奮起が必要かなあと思います。


阪神で先発した
才木浩人は球に力がありました。
ただ、3イニング目になって直球を上手く打たれたり、変化球が甘く行ったりで痛い目を見ます。

3イニングを42球で投げ4被安打の無与四死球、1奪三振での2失点。
日刊スポーツによりますと、本人は「結構自分の中では感触良かった。カーブとかスライダーとかのストライク率もだいぶ高かった。打たれたのも結局コースが甘いボール。普通に自分の中ではいい感じかな」と振り返っていたそうです。
更に「(坂本)誠志郎さんとかと話して、今日真っすぐとかフォークとか感じが全然悪くなかったので、これで抑えても何の収穫にもならないから、変化球とか続けてみようかと話していた」と2回以降は変化球を続けるなど普段とは違う配球を試したのやそうです。
結局、「バッターの反応とかを試せたのですごい良かった。こういう配球ができるとか、組み立てがある程度できたらシーズン中も生きてくることなので良かった」
坂本とのバッテリーでシーズンではできない配球で、新たな引き出しを探ったと言っていました。

2番手の
ハビー・ゲラは、先頭打者を四球で歩かせてしまいましたが、そのあとは抑えていました。
その1塁走者はピッチャーからの牽制で刺していましたね。
1イニングを無被安打、1奪三振での無失点。

3番手で投げた
石井大智は、少し制球が悪く、カウントを悪くして甘いところに投げたかなあと言うのがありましたね。
1イニングを3被安打の無与四死球、2奪三振での2失点。
このところの阪神のリリーフピッチャーとしては珍しく失点しています。

4番手の
浜地真澄は、球はある程度行っていたように思いましたが、2人の打者に上手く打たれてノーアウト1・2塁のピンチになってしまいます。
ただその後は抑えまして、1イニングを無与四死球、1奪三振での無失点。

7回裏を5番手で投げた椎葉剛は、変化球が抜けるのが多く、1アウトから四球を1つ与えてましたね。
そのあとはショートゴロ併殺で抑えていましたけど。

直球はまあまあのようで、わりと内野ゴロになっていたようです。
1イニングを無失点ですが、まだそんなに喜べるような感じでもないと思います。

6番手の
岡留英貴三者凡退に抑えます。
カット系の直球やツーシーム系の球を投げて、きれいなフォーシームを投げる感じではないと解説されます。
簡単には打てそうにない印象でした。
デイリースポーツによりますと、岡田彰布監督「これ使わんかったら怒られるよ俺(笑)。すごいと思うよ」岡留を大絶賛!
勝ちパターン入りするのかを問われると、「いやいや、全然、勝ちパターンというか、俺は敗戦処理のピッチャーなんか考えていないから。そういう言葉は使わへんから。まあ、1点差で負けてるときのピッチャーにしとくわ(笑)」と大きく否定はしないニュアンスでした。

 

 

 

 

 

 

 

 



打つ方は、レギュラー陣の出ていた序盤に1点を取りましたが、4~6回くらいまでで、主力の多くがどんどん引っ込んだのもあって、以降は点を取れません。

タイムリーを打ったのは坂本誠志郎だけで、きょうは1打席1安打で引っ込んでいます。(2打席目に代打・井上広大を出されて交代。)
他に目立ったのは
佐藤輝明が3打席あって1安打1四球。
森下翔太が4打席で1安打と1つの相手エラーでの出塁。
前川右京が4打席で2四球。
9回表に代打で出られた
小幡竜平が1打席のみで1安打。
チームでは4本しかヒットが無い試合でした。

2打席で引っ込んだ近本光司中野拓夢は、きょうは無安打でした。
3打席もらえた
大山悠輔も無安打。
このへんはまだまだ調子は出て無さそうですね。


糸原健斗ヨハン・ミエセス原口文仁野口恭祐それぞれ3番の打順で1打席ずつ立ちましたが、野口だけ肘当てに当たった死球をもらっちゃっただけで、他の3人は無安打でした。


さて、きょうの
岡田監督との一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

=======

 -ゲラは。

 「まあ、1イニングやからな。セ、パ関係なしに投げさせたけど。こっちで一回な、こっちでと思ったけど、こんなに寒なるとは思わへんかったけど。まあちゃんとな、もし何かあったらアカンと思ったけど、ちゃんと1イニング投げてよかったと思ったけど」

 -牽制のうまさをみせた。

 「ああ、あんなんみせんでええのにな」

 -このまま調整していって。

 「最初から入れる選手やから、そんなんもう。ただうまく開幕にな、合わせるようにこっちはやるだけやからな」

 -セ・リーグ本拠地の球場を使って慣らしていく。

 「まあ、半ばすぎやで。そんなのは。北海道とか連れてきて、と思うで。そんなもん。北海道はやれへんわ、札幌ドームはせえへんわ」

 -岡留はよかった。

 「おお。だからこれはもう、なあ。ブルペン陣も徐々に、絞っていかなあかんからな。そういう感じで1日おきで投げているけど、それはやっぱり、なんていうんかなあ、ブルペンでいい感じで投げてとる、キャンプ中な、このキャンプ中にちゃんと投げているのをこういうピッチャーは実戦でもちゃんと投げているよな、結果も出ているということやから、これははっきりしてるよな。だっておまえ、14人で8人やからな、6人外れるんやで。いてる中で。まだ6人までいってないわ。まだわからへんわ、2~3人は。まあそれは徐々に、甲子園に帰ってからやろな。甲子園から離れるとなかなか本拠地ででけへんからな、高校野球があるから。そのへんではあるていどな、プラス1、2(人)くらいの感覚でいかなあかんやろな」

 -岡留は勝ちパターンも考えられるか。

 「いやいや、全然、勝ちパターンっていうか、俺は敗戦処理のピッチャーなんか考えてないから。そういう言葉をつかわへんから、敗戦処理とかな。まあ、1点差で負けてる時のピッチャーにしとくわ(笑)そういうことやからの」

 -以前も言っていたが自信を持って投げている。

 「いやあもう、だって1年前を見てみいよ。2、3回言うてるけど1年前の姿とこの1年後の姿、こんだけ変わるんやから。すごいやんか。俺はそう思うよ。だからまあ、ストライク入らんと、1年前悔しいなあ、実戦でやって、1年後ここまで成長してるわけやからなあ、そらもう、自分の努力じゃないか。みんなが認めてるやんか。こんだけ抑えたら、やっぱり結果出したら、そらもう使わんとしょうがなくなってるわ、こっちものお。これ使わんかったら怒られるよ俺(笑)こんだけちゃんとやってるのになあ、そういうことやからなあ、抑えてるピッチャーがやっぱり使うたげないと。それはもう勝負の世界や、勝ち抜いたピッチャーやもんな、やっぱり。すごいと思うよ」

 -森下はバットを変えた成果が出ているか。

 「いや、森下は、俺は侍まで放っておこうと思ってるから(笑)侍から帰ってからや。侍まではあんまりいらんこと、いじらんとこ思てるから(笑)侍、帰って甲子園からやろ」

 -打球の角度もついてきたと思うが。

 「いやあのう。まあもうちょっとポイントが悪いわな。ちょっとさされ気味の打球がやっぱな、あれはスイングの速さであそこまで持っていっとるけど。もうちょっとボールをな、半分くらいポイントが良かったら、もっと軽くな、スタンド行くんちゃうかな、おーん。まあそのへんは徐々に。まだ1カ月あるから。自分のタイミングやろな」

 -侍から帰ってきてからでも間に合う。

 「全然間に合う。だから別に打ち方とかそんな悪ないやんか。バットが悪かった(笑)。そうやん」

 -それはもっと早くやっていれば。

 「この引っかかりいうのは大事なんやで。ここの、グリップエンドいうのは大事なんやで。なあ。グリップエンドあれへんやん。だからバットこないだも抜けとったやんか、空振りして。バット飛んどったやろ。その分やっぱり強く握らなあかんから。バットが出ないとかな。そういう悪影響も出るわな」

 -キャンプ最後の実戦。野手をまんべんなく打席に。

 「うん。寒いから今日も、2打席言うてたんや、最初から。近本なんか2打席で終わるんでもう、DHも1回ずつにしとこう言うて。こんなまあな、最後寒いとは思わんし、しゃーない」

 -福島も1打席、みんな出そうと。

 「いやもうちょっと、これな、やっぱりもう1回2軍でやらなあかんと思うよな。今日は白鴎大の監督来たからちょっとな、1打席立たせただけやで(笑)。今日は白鴎大の監督が挨拶来たんやから。1打席な、せっかく来たんやから立たしたらんとな。三振してなかったら、もうちょっと出していかしたんやけどな。あの三振の仕方で代えたけどな」

 -井上、野口あたりも。

 「いや、もうそこが線引きの1番あれのとこやで」

 -1打席で結果を出せという風なメッセージを感じた。

 「まあ、その辺はもうちょっと見てからやな」

 -ミエセスは去年4打席あった方がっていう感じでおっしゃっていた。

 「まあどっかで甲子園の時にな。ちょっとファームでもな。こんなに流れがあるからな、試合がな。ちょっと立たしてもええけどなあ。なかなか打席の数がなかなか増えへんやんかな。それは向こう帰ってからやな。札幌帰ってからやわ。札幌帰って、甲子園からやな。2試合は2人おらんからな。ある程度なDHとかも使えるかもわからんけどな」

 -オープン戦は勝ちはなかったですけど、収穫はたくさんあった。

 「収穫いうかなあ」

 -あかんとこですか。

 「あかんとこて。お前。あかんとこは点取られたピッチャーがあかんとこや」

 -そんなあれですか。

 「まあ別にそんなお前。まあ収穫も何も。まあな実戦慣れていくいうことやろ。それのスタートやったいうことやろな」

=======


野口や井上は、もうちょっとチャンスがもらえるみたいですが、福島はきょうの空振り三振を観て、2軍に落とされるみたいですね。

岡田監督としても、きょうのオープン戦の結果でも、特に悲観はしてないようですね。
岡田監督は、いろんなことを計算している監督ですのでね、オープン戦での勝敗が本番でのバロメーターやなんて、少しも思っていないんでしょう。
そういう考え方で、野球をやる監督ではないんですね。



ただ、確かにパッとしないオープン戦です。
そこの意味では、この時期のオープン戦は、若手もかなり頑張らないと仕方無いですよね。
そこは少し不満ですが、シーズンに向けて心配とかは、僕も今の時点であんまり無いと思います。

きょうはこのへんにしときましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。