もはや暑い沖縄でキャンプインした阪神! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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阪神タイガースはきょうキャンプインしましたね。
待ちに待った2月1日、沖縄県は宜野座村にある「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」で1軍の春季キャンプをスタートしました。


かなりの良い天気で、気温は25度の予想となっていましたが、スカイAの放送ブースなどは日差しが差せば30度を超えるときもあるとすら言ってましたね。
寒さ対策ではなく、暑さ対策や熱中症対策が真面目に必要で、場内の水やお茶を売ってるような自販機において、観客の多さのせいもあって商品が売り切れ加減。
これから場内に来る人は水を持ってきた方が良いかもとか話していました。

実際、Tシャツのみを着た
シェルドン・ノイジーが観客にサインするシーンもありましたからね。
あれは夏のような映像でした。

さて、
キャンプは場内での小Vパレードで始まりました。
デイリースポーツからの引用です。

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阪神 宜野座で異例の“Vパレード” 岡田監督&選手らが手を振りながらファンの前へ セレモニーで「アレではなく連覇」と宣言
2/1(木) 10:00配信

 「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)

 練習開始前に異例のセレモニーが行われた。

 宜野座ドームから球場までの約100メートルを岡田監督はじめ首脳陣、選手、スタッフが手を振りながらゆっくりと歩いて移動。優勝パレードさながらのシステムで沿道には多くのファンが駆けつけ、園児らも大きな声援を送っていた。最後尾はビーズリーと新外国人のゲラが歩き、沿道からの声かけに手を振る姿もあった。

 例年はベンチから選手がグラウンドに出てくるが、一風変わったシステムに。その後、球場内で行われた歓迎セレモニーに臨んだ。岡田監督はあいさつで「昨年、宜野座に来て20年だと思うんですけど、2003年はコーチで、2005年は監督で宜野座からスタートしたんですけど、タイガースは宜野座に来て3回目のリーグ優勝を成し遂げました。次は何を目標にするんかと思ったんですが、連覇は球団史上ないので、今年の目標は連覇。全員で邁進したいと思います」と語った。

 さらに「去年はアレを9回言ったと言われてね。そんな言った気はないんですけど、今年は連覇を目指して。佐藤輝がいい言葉を言ったんですけど、『アレンパ』ですかね。目標は一つですので」と今年は「アレ」ではなく、はっきりと連覇という言葉を口にした。

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この
岡田彰布監督の挨拶などが終わってから、選手たちは練習を始める形になりました。
投手については、こんな様子やったとデイリースポーツが書いています。
デイリースポーツからの引用です。

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阪神 門別、漆原ら16人がブルペン入り 新助っ人のゲラ&ビーズリーはブルペン入りせず ランニングメニューで調整
2/1(木) 13:47配信

 「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)

 投手は16人がブルペン入りした。巻き返しに燃えている青柳は一番乗りで27球、村上はチーム最多タイの50球、期待の門別は37球を投げた。オリックスから現役ドラフトで加入した漆原はカーブも交え、45球投げた。

 新助っ人・ゲラ(前レイズ)はブルペン入りせず、ビーズリーはノースロー調整だった。

 1月下旬に体調不良があり大事を取って先乗り自主トレを見送っていた才木と、「土台がしっかりできていい形で投げられるようになってから球数を増やしていきたい」と話していた大竹もランメニューで汗を流した。

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初日から、ほとんどの投手がブルペン入りしていたようですね。
順調な状態ということでしょう。


なお、新外国人のハビー・ゲラは、別のデイリースポーツの記事によりますと、2日にはブルペンに入れるということのようですね。
逆に、スポーツ報知によれば、
ジェレミー・ビーズリーの方はコンディション不良やったようです。
キャッチボールに参加せず、ノックは受けたものの、送球は下からなげていたよう。
練習後に「状態があまり良くなかった。岡田監督と『焦る必要はない。キャンプ中に状態を上げて練習しようね』という話をしている。状態を良くしてからやった方がいいなということで今はいろいろセーブしている」と現状を説明していたそうです。

日刊スポーツによりますと、
村上頌樹は初日から調子が良くて、カーブ、スライダー、フォークなども含めて50球も投げていたそうで、コーチには無理するなと止められもしたくらい。
本人は「いっぱいいい投手と並んで投げたら力が入りました。でもいい感覚で投げられたので良かったかな」と言いながらも慢心はなく、「去年ブレークしたからという余裕はない。競争に勝ち抜きたい」と意気込んでいたようです。


野手の方に行きますと、まずは気になるのはサトテルでしょう。
「レギュラー白紙」とされながらも、正サード奪取を誓う佐藤輝明は、日刊スポーツによりますと、岡田監督や約1200人の観衆に見守られながら、ランチ特打のフリー打撃で77スイング中5本の柵超えをしていたそうです。
うち2本は、今年からライトスタンドに設置された「アレネット」を越えていたので、けっこう大きいと言うことのようです。
まだ柵超え率は、そんなに高いわけでもないのかもしれませんが、本人は「このオフで結構、バッティングを変えたというか、だんだんバッティングが分かってきたのが実感できた」と手応えがあったようで、「それをしっかりキャンプで試してやっていきたい。今日は良かった」とうなずいていたそうです。

これは、まあ、ボチボチなんでしょうが、
この後にサブグラウンドで行われた特守(=守備の特訓)では、約40分間もサードの守備位置で、馬場敏史内野守備走塁コーチによってノックを受けたようです。
デイリースポーツによりますと、平田勝男ヘッドコーチの叱咤(しった)激励に、100人以上の観客にも見守られながらも、弱点とされる三塁線を徹底的に練習。
好守の際には、ファンから拍手が沸き起こり、ミスにはため息が漏れるなど、厳しい視線の中で懸命に白球を追っていた感じのようでした。

さっき言ったように、なかなか暑い中ですので、初日から大変でしたね。
しかし、
それくらいはしとかないと、僕らも納得はしづらいでしょう。

あとは、ヨハン・ミエセスが実は痩せていなかったことが判明したことを書いておきましょう。
デイリースポーツによりますと、顔がシュッとしたので痩せたと思った人も多かったようですが、実際に測ってみると「実は一緒。(体重は)122キロ」と本人は笑みを浮かべたそう。

きょうはランチ特打で、36スイングして3本の柵超えという感じやった様子で、順調ではあるんでしょう。
「2年目でみんなのこともよく知っているし、去年に比べると余裕を持って初日を迎えられた。今のところいい感じで打てているよ」と振り返っていたようです。
 

 

 

 

 

 



長くなりそうなので、このへんで岡田監督の一問一答を引用して、きょうの記事を終えたいと思います。

スポニチからの引用です。

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 ―初日を終えての感想を。

 「8年目かな?宜野座は。初めてですね、こんな20度を超えるのは。例年はないと思うんだけど。すごいですね。天気が(笑)」

 ―パレードも行われた。ファンの雰囲気をどう感じた?

 「最初はなんか、車を用意するとかいうから、そんなんアカンって言うて。こんなとこでね(笑い)まあ、でも、(パレードは)短い距離だったけど、去年、勝った証なんで。ファンの人もたくさん来てくれて、良かったと思いますけどね」

 ―初日を終えて、選手の表情や動きは?

 「メニュー的には、去年と全然、変わらないし。2月1日いうことで表情も明るいし。去年は手探りというか、見極めたい部分もあったし。そういう感じで見ていたんですけど、今年は本当に、昨日のミーティングでも言ったんだけど、ゆっくり見させてもらうと。ある程度、みんなやることもわかってるし、守備位置もね、今年は去年からの継続でやってるんで。だからそういう意味では、ノックから動きとかもね、自主トレとかやってきたなあと感じましたね」

 ―ブルペンでは若手を見た。

 「ベテランじゃないんだけど、2軍の方と何人か代えているので。ピッチャーがメーンというたらおかしいですけど、野手よりもピッチャーのほうが気になるんで。新しい力が何枚か、1軍の戦力になってくれればいいと思うんですけど。そういう意味で、当然このキャンプはブルペンの方が(見る回数は)多くなると思いますね」

 ―門別や茨木、椎葉も投げたが、きょう時点で目についた選手は?

 「まあ徐々にね、昨日のミーティングでも焦らずに徐々に上げていけばいいって言ったんですけどね。ストレートだけかなと思ったら、変化球も投げて、けっこう仕上がっているピッチャーもいてたし、また、明日から、あんまり、ペース上げるなといいますね」

 ―本人は年功序列と言っていたが、青柳がブルペン一番乗り。

 「そうですか? それは見てなかった。シートノックをやってたんでね」

 ―個人名は難しいかもしれないが、メーンで特打もみていた。打つ方で気になった選手は?

 「今日はレギュラー陣を脅かすようなメンバーが打ってたんで。どうですかね、打つ方のレベルアップというか、そのへんがほしいなと思ったので、なかなかいいものを見せてもらいましたけどね」

 ―個人名を出す時期ではない?

 「いやいや、まだ1日しか練習してないから、まだまだですね」

 ―チャンピオンフラッグのもとで練習をした。

 「(キャンプは)3年(03年)から宜野座だったけど、みんなあんまり知らなかったんよね、俺も知らなかったけど。セントラル(リーグ)のチャンピオンフラッグが、スコアボードになびくのは今回が初めてだと思ったけど、前もあったみたいなので。でもニッポンチャンピオンはまた違うしね。そういう意味では旗に見守られているというたらおかしいけど、去年がんばった証なので、それはそれで誇りを持って練習したらいいと思いますよ」

 ―他球団はタイガースを意識して24年が始まる。

 「まあそれは当然、勝ったチームだし、わかってますけど、こっちはこっちで自分たちのやることをしっかりやるようにすればいいと思います」

 ―赤星、鳥谷両氏が担う臨時コーチ陣に期待することは?

 「まあ走塁というかね、盗塁は多かったんですけど、もっと走れる選手もいてるんでね。そのへんは2日間ですけど、盗塁だけじゃなしに、一つでも先の塁に進める走塁という意味でね。次のクールは鳥谷で、それは守備ですけど。きのうもチームに伝えたけど、個人の成績もあるけど、チームの方針としてはまず守りからというのを、再確認の意味で選手には伝えたのでね。どうしても全体練習は、連携とか、投内とかが多くなってくるとは思いますけど」

 ―連覇というフレーズを今年は出した。

 「いやいや、もうそれ一つなんでね。目標は。まあ当然みんなわかっているし、球団としても長い歴史の中で達成していないのもあるし、今年はすごくチャンスだと思うし、その1点に向かって今年はやっていきたいですね」

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「なかなかいいものを見せてもらった」とは、誰のことやったんでしょうね?
そのうちわかるかもしれません。



さて、きょうはこのへんにしておきましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。