ますます投手王国になりそうな戦力の厚さ!
きょうは、今年の阪神タイガースの先発投手について考えてみます。
まずは、手術をしたために今季から育成契約となった髙橋遥人についての記事を読んでください。
デイリースポーツからの引用です。
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阪神・高橋遥人 今年初ブルペンで出た143キロ 江草2軍投手コーチ絶賛「(実戦)2月いけるんじゃないか」
1/12(金) 5:01配信
昨年6月に受けた「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」からの復活を目指す阪神の高橋遥人投手(28)が11日、鳴尾浜で自主トレを行い、今年初めてブルペン入りした。冷たい風が吹く中、捕手を座らせて直球のみ30球。今季から育成契約となったが、支配下復帰へ視界良好だ。
乾いたミットの音が、鳴尾浜のブルペンから響いた。左腕を力強く振り、糸を引くような直球を投げ込んだ高橋。肩や肘に痛みは全くない。「年末よりもよくなっている実感もあった。結構思い切り投げて。レベルが上がっている感覚があった」と納得の表情を浮かべた。
年末には4度ブルペン入りして状態を確認。まだまだ調整段階だが、年明け初の投球練習となったこの日の最速は143キロを計測した。投球を見守った江草2軍投手コーチは「めちゃくちゃよかった。この感じなら2月(実戦登板)いけるんじゃないかと思うけど。焦ってもしょうがない」と回復ぶりに目を細めた。
復活へ向けて着実に前へと進んでいる。一昨年4月に左肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年6月には「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」を実施した。2年間1軍での登板はなく、ようやく見え始めた実戦復帰。「しっかり投げられるようになってきて。停滞している感じもないですし」と笑みを浮かべた。
再発しないためにも、焦る気持ちはない。ただ、順調にいけば2月1日から始まる春季キャンプ中にも打者相手の登板が見込まれる。「流れに身を任せて。まだ試合にも投げていないですし、人どうこうというよりも、試合に投げられるように」。今後も慎重にリハビリを続けていく考えだ。
まずは、不安なく投球練習を続けられる状態にしていく。「違和感とかもちょっとずつなくなっているし。投げづらさとかもなくなってきている。もうちょっとだと思っているんですけど」と高橋。左腕が見せた復活の兆し-。静かに闘志を燃やし、聖地のマウンドに立つ日を目指す。
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髙橋遥人が今季、本格的に復帰できるとなったら、こんなにすごい左腕が揃う球団も珍しいですね。
大竹耕太郎と伊藤将司がローテーション確定の上に、今季は岡田彰布監督もかなり楽しみにしている門別啓人も遥人も期待できるわけですから。
先発投手のことを考えただけでも、こんなに頼もしいことは無いでしょう。
これに、右腕の村上頌樹、才木浩人、西勇輝、青柳晃洋が少なくとも居るわけで、ちょっと数えただけで8人も有力な投手がいるのは、すごいチームです。
この上に、西純矢も黙ってないでしょうし、即戦力といわれるドラ1ルーキー・下村海翔なんかもいますからね。
10人は先発のできる、すごいタレントのある投手がいることになります。
こうなったら、すでにかなり素晴らしいリリーフ投手の充実があるだけで無く、第2先発的な活躍をするしかない投手も出て来るかもしれず、恐ろしいほどの強力な投手戦力と言うことになりますね。
大袈裟に言っているのではなく、まさに、投手王国そのものですわ!
即戦力かも?ルーキー投手2人について
次に下村海翔が、坂本誠志郎と話したいと言っている記事です。
スポニチからの引用です。
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阪神ドラ1下村 坂本さんと話したい「アドバイスとして言葉をいただくのは、すごくありがたいこと」
1/12(金) 5:15配信
阪神ドラフト1位の下村(青学大)は、捕手との密な関係に意欲的だ。坂本の新人サポート発言を伝え聞き、「まだあいさつ程度しか話したことがない。最低限、自分の得意球などを話す機会があれば」と自己PRを兼ねた交流を望んだ。
アマ時代から女房役の意見に耳を傾けてきた。プロでも虚心坦懐(たんかい)の姿勢を継続する。
「取り入れるか取り入れないかは自分で判断するが、一つのアドバイスとして言葉をいただくのは、すごくありがたいこと。自分と捕手目線ではギャップがあると思う。そういうところを教えていただけるなら」
13日から新人合同自主トレ第2クールが始まる。内容が徐々にハードになることを覚悟するように「与えられたメニューをしっかりやりたい」と気を引き締めた。
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最近のルーキーは物怖じせずに、しっかりと先輩に対して発言しますね。
良いことやと思います。
なんとかチャンスを掴んで、先発ローテーションに割って入れるか?
兵庫県西宮市出身でもある下村には、関西人の僕としても1年目から頑張って欲しいです。
あと、ついでにルーキーのことを書いておきますと、160km近い剛球をすでに投げるというドラ2ルーキー・椎葉剛もリリーフ投手として即戦力という感じがしています。
新人合同自主トレの初日において、下村とキャッチボールしたんですが、下村が椎葉について、「ドッジボールみたいな圧力がある」と驚かせたとサンスポに書いてありました。
身長は182cmということで、さらにかなり体がゴツくて目立っていましたからね。
制球面でうまく行けば、勝ちパターンのリリーフ投手陣の中にも入ってくるかもしれません。
大阪府堺市出身でもある椎葉剛。
僕としても実に楽しみですね。
さて、きょうはこのへんにしときましょう
いつも読んでくださってありがとうございます。