清水 3 - 0 山形



得点者:13' 藤本淳吾(清水)、88' 岡崎慎司(清水)、90'+4 伊東輝悦(清水)


3点取ったチームに送る言葉として、素晴らしい!が相応しい。しかし、山形の狙い通りの攻撃をされたという事実は厳しいものがある。


【良かった点】

・小野のコンディション

1週間でここまで良くなるか…かなり良くなりつつあるが、まだ足りない感はある。


・岡崎のゴール

さすがと言う外無い。角度の無いところから良く決めた。


・中央経由からのサイドへの展開

サイドバックも上がり、非常に分厚い攻撃に見えた。パスも非常に良く通るようになっていた。



【悪かった点】

・両ウィング

岡崎のサイドでのプレーは先週より良かったが、正確には『やりやすかった』だけではないだろうか。負傷したことも気になる。

淳吾は背負った状態でパスを受けるべき人間ではない。

やはり二人とも、向いていないのではないかと思う。


・消える選手たち

今日もまた、どこにいるのか不明な選手がチラホラ。スーファミ時代の異常に操作性が悪いサッカーゲームを思い出してしまった。


・中盤

システム上、仕方が無いことだが、1ボランチは薄すぎる。「間延び」という表現がこれ以上ない程、適切。

途中で、山形に攻撃をされていたが、中央を締めていたことで助かる部分が合ったが、残念、それは山形の攻撃力故であると思う。前節の広島は普通にパス一本通してきた。上位チームには通用しないように思う。


・体力

これもシステム上の問題なのだが、消耗が激しすぎる。ナビスコを捨てるつもりで無い限り、秋には失速する可能性を見た。Jは中断しても、休みではない。



【前回の注目点】

・1列目へのパスが上手くわたるかどうか。誰が出すのか。

本田だった。危ない。


・攻守に薄い中盤へのフォロー

あった気がしないでもない。相手に助けられた。


・4-4-2における小野の位置。

やっぱり下げますよね。やはり、真希が入ってバランスが良くなる。

落ち着いたことにより、サイドも久々に上がることができたために、2点目が生まれた。


・昨年後半に見られなかった、厚みのある攻撃。

4-3-3が機能すれば、かなりの攻撃力を持ったチームになることは間違いない。



怖くて仕方が無いが、リスクを犯さなければ、点を取ることは難しい。清水は「負けないサッカー」から「勝つサッカー」へ変化しようとしている。怖くて仕方が無いが、楽しみで仕方が無い。

週末を希望にまた、1週間を頑張れるようにしてくれる清水エスパルスに感謝したい。

誤審らしい。

「PKにおいて、キッカーが誰なのか明白にする必要がある。」とのこと。

個人的に、トリッキーなPKは嫌いじゃない。



過去にもPKでの「?」という場面は少なからずある上、清水の選手・監督でさえ、抗議しない状況であったため、

恐らく、見ていた人のほとんどが違反ではないと思ったであろう。

ルール変更などの要綱が中々見つからず、想像になってしまうが、PKに関する変更があり、浸透していなかったのか?



何はともあれ、試合は成立するらしいが、誤審に、しかも勝敗に影響のあるシーンでの誤審があった試合に納得する人なんて、この世の中にいるとは思えない。


スポーツはルールがあり、それに沿ってやるから、殴り合いや物を蹴ったりすることが成り立つのであって、それが「守られなかったが、仕方が無い」というような協会の態度は非常に不愉快だ。



誰にでも間違いはある。ただ、野球にしろ、サッカーにしろ、協会が誤審を「少なくする」ような対策はしても、「無くす」という目標に向かっているとは到底感じることができない。


金を貰っている以上、また多くの人に見てもらいたいと思う心があるのならば、それ相応の行動があるはずだ。


運営側がプロフェッショナルな精神を持っていないのだから、それを身につけていないプロ選手が増えるのも、必然と言える。




具体的な提案として、

1.1 審判が疑問や違和感を感じた場合、即座に第4の審判に確認を取る。


1.2 第4の審判は自身の記憶ではなく、ルールブックを参照し、主審に回答。


2.1 ビデオ審議の導入。



「サッカーの醍醐味である、流れを止めたくない」らしいが、こと今回のPKに関しては、前後の時間もプレーも止まっているため、確認をとっても問題は生じなかっただろうし、ここ暫く聞く誤審の内容は「リスタートの方法が反則であったが、続行してしまった」という誤審が多いように感じる。



リスタート時に反則があり、そこに時間とボールを戻すこと。

「1プレー程度の時間なら、問題ない。ルールで認められないから、戻しただけ。」

「テンポが悪くなるし、ルールの解釈によって、更なる誤審を招く。」

この2つの対立意見が付きまとうが、そこを論議していくこともスポーツの楽しみなのではないだろうか。



最後に、私は、審判に隠れて手を使うこともサッカーの上手さの内だと考えている。

広島 1 - 1 清水


得点者:3' 佐藤寿人(広島)、90'+1 大前元紀(清水)


この内容は双方にとって、酷いものだった。


清水側としては、新システムが完全に機能していなかったこと。

広島側としては、結局、PKでしかゴールが奪えなかったこと。

どちらとも底が浅いものだった。


広島は、形としてはよくできていた。両サイドの運動量はすさまじく、前半は圧倒していた。

だからこそ、追加点の取れない状態ではこれからが厳しい。フィニッシュの精度が欲しいところだろうが、数撃てばあたる…はずが0得点では、サポーターは納得できているのだろうか?


清水は本当に命拾いした試合だった。

さて、小野の活用法が怪しいものだったのは間違いない。


誰もが、2列目からのパスが出ないことに悩んでいた昨シーズン。小野はまさにこの役割を担うと思っていたが、彼は1.5列目で岡崎らと待機していた。誰がそこへ出すのだろうか?


結局、兵働が出すのでは変わらないし、ボランチも薄くなっているから、リスクが増しただけ。

よく、消えている時間が多かった枝村のことをエア村と揶揄していたが、この試合で行方不明になっていたのは1人ではなかった。

兵働、岡崎、藤本この3人はどこにいたのだろうか?小野とヨンセンも何もできなかった状態であり、よく1点取ったし、最少失点で済んだものだと思う。



試合結果だけ見れば、清水は勝利に等しい引き分けを手に入れたが、内容的には降格争い筆頭レベルのサッカーだった。


来週の山形戦においては以下の点を注目したい。


~システムが同じ場合~

・1列目へのパスが上手くわたるかどうか。誰が出すのか。

・攻守に薄い中盤へのフォロー


~システムを4-4-2に戻した場合~

・このシステムにおける小野の位置。

・昨年後半に見られなかった、厚みのある攻撃。