清水 5 - 1 仙台


得点者:26' ヨンセン(清水) 45' 本田拓也(清水) 60' 藤本淳吾(清水) 63' 平岡康裕(清水) 79' 永井雄一郎(清水) 89' 中原貴之(仙台)


仙台は鹿島に対して、小笠原に徹底的なマークをしてきた。この試合、小野に対しても同じ事をする予定だったはず。そういった対策をしてきたチームから5得点は素晴らしい結果と言える。1失点には苦言を呈すが。



【良かった点】

・ポゼッション

全選手がボールを失う場面は少なかった。さらに、競った後のルーズボールを拾えていたことも大きい。良く動けていた証拠。


・辻尾

とにかく速い。相手DFを回りこんでボールに追いつき、クロスを上げるという意味不明なスピードのおかげで、相手のサイドは深く守るしかない。これによって、さらに自由度が上がっていたことも間違いない。スタミナはそのうち付いていくだろう。


・本田

守備もよくやっているし、攻撃参加も素晴らしい。後半のきつい時間帯で、誰よりも先に駆け上がっていったあのシーンは感動すら覚える。1ボランチの難しいシステムでよくここまでできるものだと思った。


・中盤

もっとも、本田の活躍は、小野と兵働との連動・バランスの上に成り立っていたことは間違いない。


・西部(序盤)

今日もクリティカルなシュートをよく止めていた。入れられたらマズい0-0の前半序盤の状況では、まさに守護神と呼ぶに相応しい活躍をしていた。


・ヨンセン

ここ数試合はよくなかったが、今日は完璧に近かった。ポストプレーも守備もよく、ボールを失わない。特にあのゴールが今日の試合を決めた。


・平岡、児玉、ボスナー

平岡はレッドを見たことがあるせいか、あまり好きではなかったが、非常にセーフティな守備をしていた。

ボスナーは足が長い。失点に繋がったような、危険なプレーが若干多いが、救っている数も多い。

児玉から太田がポジションを取れないのも頷ける。パスが上手い。地味で評価されにくいところで大きな働きをしていた。仙台のサイドを殺した戦功第一位。



【悪かった点】

・岡崎

一回、ベンチからも外した方が良いかもしれない。代表戦を見ても思ったが、空回りというか、気負っているというか。

代表や今のポジションでテクニカルなことを要求されて、点を取ること自体にもテクニカルに取ろうとしてしまっている感じを受ける。もっと泥臭くて良い。


・藤本

岡崎とポジションを入れ替えた方がいいかもしれない。右足が使えない&使おうとしないため、ちょっとプレーの選択肢が狭すぎる上、遅すぎる。パスを出す側の人間でいるだけなら気にならないが、ドリブルで勝負する時、シュートの大事な場面で潰れてしまう。相手も左足だけに注意しているので、厳しい。


・兵働

微妙なところだが、消えている時間が多かった気がする。本田のバランスをとってくれていたとは思うんだが…攻撃のシーンで覚えているのは、淳吾の得点となったシーンのシュートのみ。贅沢かもしれないが、ちょっと物足りない。


・西部(終盤)

失点のクロスを上げさせるきっかけを作ったボスナーも悪いが、西部も悪い。ヘディングシュートに対して見送っていたが、ちょっと危ないボールもあった。そのうちの一個が本当に危ないものだった。5点取ったがために生まれた集中切れなのかもしれないが、心象は良くない。


・ボスナーのバックパス

GKに対してのバックパスが多すぎる。リスキーなプレーヤーは嫌いじゃないが、このプレーは危なすぎる。失点の原因となったパスは浮き球で、西部がヘッドしかできない状態の上、相手の太田に詰められるという悲惨な状況に。それは失点しない方がおかしい。


・小野がいないラスト5分

実現する前に見ておきたかった状況を見ることができて良かった。

分かったことは、ポゼッションはある程度できるが、ゲームメイクができる人間がいない。まぁ、出場停止になったら、FWに原一樹を入れて、ポスト⇒ヨンセン 裏⇒岡崎・一樹の組み合わせで、どんどん前に蹴ってしまえば、いつか1点くらいは取れるんじゃないか?取ったら、『根性ディフェンス』で解決…できるといいな。




この試合で嬉しかったのは、永井が点を取ったこと。

永井は2007年AFCチャンピオンズリーグのMVPになった選手でありながら、その前後の浦和での扱いは酷いものだった。勝負強さも持っており、ポジションも多様性があり、チームに対しての貢献度は高かったはずだが、明らかに不遇だった。清水に来ても、コンディションが中々上がらず、『要らなかった』『使えない』という厳しい評価が多かったが、これを機会にもう一度、オレンジで輝いて欲しい。

日本 0 - 3 セルビア

得点者:15' ムルジャ(セルビア)、23' ムルジャ(セルビア)、60' トミッチ(セルビア)


何もできなかった。

今シーズン初めの清水の試合に似ていた。『小野のラストパスで決める』⇒『小野までボールが来ない』の小野が中村になっただけ。


一番納得できないのは、この試合に対する目的や意義が謎だったこと。

これまでの試合で、中盤は海外組を使うべきであることは明白で、しかし、誰も来ていないのだから、『層を厚くするための、世界に引けをとらないベンチ枠』を決めるとばかり思っていたが…


岡崎が代表内定であるならば、大学生の永井を試合に出して、見るべきだったし、怪我人を試合に出す必要もなかった。遠藤にいたっては死人同然。

最後の枠:オプション枠を決めるにしても、全体のメンバーを選定するにしても、出場する選手は変わらないのは理解できない。不信感を持たれるくらいなら、『今日はこういう目的の試合です』くらいの説明が欲しい。


今回の試合の結果や内容は正直、どうでも良い。

試合をやって、ただいたずらに疲労だけを蓄積させただけならば、Jチームが納得しない。


実際、チケット代を払って長居に来た人たちも微妙な試合を見せられて、納得できないだろう。

今回は頂けない。もっとも、この試合を誰が所望したかにもよるが。


ファンや選手・スタッフのことを考えない、金にまみれた代表戦関係のあたりがサッカーの質を低下させ、人気を落としていることに、早めに気づき、自浄してくれれば良いのだが。

昨日のマリノスの得点がオウンゴールではないことを訂正しつつ、阪神の開幕1週間を振り返る。


開幕は安藤。「開幕投手」というよりは「開幕戦を投げる人」という印象。

やはり、投手力が落ちてきていることは間違いない。

開幕してから、打撃陣の好調により、成績はかなり良い。しかし、ホームランでの得点が多いことはだいぶ前に指摘した通り、あまり嬉しいものではない。野球は打「線」が鍵となる。ホームランのみのような打「点」では勝ち続けることはできない。


あとは投手陣。昨シーズンは若手・中堅に良く投げさせたと思うが、今年一杯は棒に振ってでも、もう少し経験を積ませたい。


今年に関して言えば、育成を期待しているので、勝敗は気にせず、むしろ、場面場面に注目して試合を見ることができればと思う。


関西圏に住んでない上、平日開催を平気でする野球の1チームの育成状況を試合で覗くのは、ちょっと難しい気もするが。