G大阪 1 - 1 清水
得点者:40' 明神智和(G大阪) 70' 岡崎慎司(清水)
勝てる試合をまた落としたとも言えるし、完全に試合を支配したアウェイ戦なら、引き分けでも構わないとも言える。
川崎戦と違うのは、清水のシュートは藤ヶ谷の超絶な運によって、ポストやGKに当たって入らなかったこと。もう一度同じことをやったら、絶対にゴールしてしまうくらいのプレーであり、そこまでやって入らないのは、もはや「神の気まぐれによって、ガンバに勝ち点1を上げた」という割り切りができる。
【良かった点】
・ボスナー・平岡・西部
PKを与えたボスナーではあるが、この3人は後半のリスクを負って攻めた際に、非常に良く守ってくれた。
今日の引き分けに持ち込んだ立役者たち。
・岡崎
良く動けていた。胸トラップからのシュートはフカしてしまったのは、やはり『気負っている』と見ている。
「清水・代表のエース」という肩書きがあるが、決して1人で打開できる選手ではなく、何度も何度も泥臭く挑戦してゴールを奪うところに魅力があるのだから、精度を上げることはプロとして当たり前のことであるが、もう少し力を抜いてもいいと思う。
【悪かった点】
・審判
NHKの解説が福西で、審判がジャスティスの時点で何か嫌な予感がしていたが、謎の判定が続き、良く分からないまま、カードコレクターが増えてしまったことは残念。結局、あのPKのボスナーのファウルは本当にファウルなのかも謎。まぁ、助けられた部分も多くあったが。
・藤ヶ谷(G大阪)
彼は神を味方につけていた。こういう、こちらから見れば魔物が住むような試合は稀に見るが、この男からよく1点を取ったと思う。それが岡崎という男であるし、それを互いに支えることができる清水の選手達が素晴らしい。
・小野
本田1人ではビルドアップが厳しい試合では、常に下目に位置を取って欲しい。前半やってみて、すぐにキツいと感じていたはずだが、第1節の広島戦のように前線で待機している場面も見られた。体力的に厳しいだろうが、2点取れば、どんなチームが相手でも余裕ができるから、それまで頑張って欲しい。
・藤本
前節の通り。プレーの選択肢が狭すぎる上、シュートまでが遅すぎる。右足を使え。今節では完全に対策されていた上、遅さが結果に響いた。
・兵働
交代直前、辛そうだったが、怪我だろうか?
パス精度が低すぎた。特にフィードキック。
それにしても、フリーでクロスを利き脚の左足で受けて、ボレーシュートを撃たずに、トラップ⇒ドリブルでゴールから遠のくという選択は相手DFくらいしかしない。いつも無理にでもミドルシュートに行くわりに消極的で、驚きのあまり、アゴが外れそうになった。
・消極性
兵働の消極性を指摘したが、それは全選手に対して言えた。辻尾は代えられて当然だった。自身の持ち味は何なのかもう一度考えて欲しいところ。監督ももう少し、早めにカードは切るべきだった。高木純平の交代は完璧だったが、交代した原、山本の2人も試合に入る時間が欲しいだろうし、結局何もできずに終わったことは残念。
予断だが、実況者が(NHKの田代アナウンサーだと思ったが。)
「清水エスパルス、今季初黒星!」
と試合終了直後に叫んでいたww それほど、惜しいシュートが多かったということなんだろう。
ガンバは怪我人も多く、本来の攻撃もできない状況で、選手たちも心が折れていた。それは西野監督のコメントのPKの部分からも察することができる。守って、1チャンスを物にするという戦法で、5バックにするしか、ガンバには勝つ手段が無かったはず。こういうチームから勝ち点3を取れなかったのは、残念であるが、むしろ、最高の戦術をとり、勝利を信じ続けた西野監督に対して、最大の敬意と賛辞を贈りたい。
来週の大宮戦では以下の点を見たい
・前半の内に点が取れるかどうか
つまり、前半からある程度の試合ができて欲しいということ。
・後半における監督を含むチームコントロール
スタミナが持つはずが無いので、いつかどこかで消耗を抑える時間を作らなければならないが、どうやって作り出していくのかを期待する。
だからこそ、前半に得点は必須。