11月22日付、朝日新聞朝刊の記事 | 我が家の場合〜5歳からのABA

我が家の場合〜5歳からのABA

11歳自閉症児の長男と7歳長女、2児のママです。
ABAに出会い、人生変わった我が家。
2024年2月1日、札幌にABAに基づいた個別療育の発達支援事業所を夫婦で開設。
普段の生活から思いつきで書いてるこのブログ。
とりあえず我が家の記録です。

11月22日に朝日新聞朝刊にこんな記事があったそうです。

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見出しは「医療的ケア児支援報酬を引き上げへ」となっており、記事の内容も、
・医療的ケア児の入浴支援への加算新設
・強度行動障害の子どもの放課後デイサービスへの受け入れ促進
・インクルージョンの視点から児童発達支援から保育所、幼稚園への移行促進など、世間受けしそうな項目が先に取り上げられており、最後に

「障害児サービスは、利用が進んで予算も増加。今回の改訂では予算額だけではなく「質」を重視する。極端に短時間の支援は算定対象から外す措置もとる。」
と、さらっと削減策について触れています。

これだと極端に短い、例えば一回45分以内のサービスだけ報酬の対象外のように読めますが、実際には厚労省の検討チームの資料では、「時間区分に応じたきめ細かな報酬額の決定」が語られており、最終的には、現在、通常行われている1回1時間程度の個別支援も大幅な減額になるものと思われます。

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日々の忙しさに、ガセネタならいいのにとか思っていたら現実になる!?ガーン
一回3時間以上でなければいけないのなら、集団を入れなければ絶対無理!
開設する事業所では、母子通園でペアレントトレーニングもと考えていましたが、3時間も都合つけるって保護者の方は大変!!
1、2時間だって大変なのに・・
一回が長ければそれだけ疲れだって出る。
その時、その時の課題を確実にクリアするためには個別が絶対効果的。

あっちゃんが最近行っている放課後デイサービスの個別療育は一回35分です。
主に、ピアノ、日によってドラムをやらせてくれます。
集団になるとリトミックになる?
ピアノやドラムを何台も用意出来るわけないし、交代になる。
小学5年生にもなると学校の終わり時間も遅く、そこから3時間も時間取ったら帰宅時間何時になる!?
個別だからこそ、その時間ずっと楽器に触れられ、好きな曲の演奏の仕方教えてもらえます。
本人も楽しく通っています。

発達障害の子は、習い事を探すのも楽ではありません。
公文教室を探そうと思った時も電話で発達障害である事を伝えると自信ないと言われたことも・・
個別であれば指導出来ることも集団だと1人にじっくりつくことができない。
これは公文の指導者をして、すごく集団と個別の違いを感じました。



あっちゃん、はーちゃんには自宅でパパがびっちりついて公文を指導しています。
(公文は自学自習が基本スタイルなので本来なら間違っています)
2歳4ヶ月から公文をはじめているはーちゃん。
現在、小学校1年生で算数4年生終了。
分数解いています。
国語も3年生終わりまで進んでいます。
あっちゃんも小学5年生、算数3年生相当割り算出来るようになりました。国語も3年生相当。
学年よりは遅れているものの中度知的障害でもここまで出来るという事見せてくれています。
でも、これすべて個別でやったからこそだと思います。
間違いなく我が家の子供達が集団で他の教室に通っていたならここまで進んでいないでしょう。
きっとはーちゃんは学年相当。
あっちゃんは足し算、引き算がようやく少しできる様になったねくらいだったと思います。

ただでさえ数の少ない個別療育できる場所をこれ以上減らさないで欲しい!!!