夏休み小学生時代の夏休み自由研究を覚えている。三浦半島の地層と化石の研究、三浦半島の「隠花植物」の研究を博物館の学芸員(curator)の指導で行った。不思議なもので今も大まかに学んだことを覚えている。小学生だと言え
「手抜き」は許されない。全く関係のない分野に進んだが、自由研究の現場に行くと当時を思い出す。
役所付属機関が「小学生向けの夏休み自由研究」の「課題」を募集してきた。日ごろの活動の中で。夏休みの自由研究の課題を提供して、必要に応じて助言ができる企画。
昔の恩返しと思い、テーマを考えた。地元ではこれから話題になるNHK大河だおラマ「逆賊の幕臣」に、小学生が興味を持ったら嬉しい。
逆賊、幕臣は小学生には馴染みがないが、家族は興味を持つ。主人公「小栗上野介忠順(おぐり こうずけのすけ ただまさ)に少しでも知識が増して貰いたい。地元で育った人、住んでいる人でも地元を詳しく知る人は少ない。
東京を中心に生活している人が多い。学生時代に地元のことを学ぶ機会はあっても、興味は全くなかった。時代は変われども、同じかもしれない。一人でも今回の企画に乗る小学生が出てくることを待つ。
故郷の誇りを持たない人は、足元がフラフラしている。どこに行っても故郷のことは忘れない。言葉、慣習、家族、親戚、学友、地名、街並みなどなど忘れることはない。誇れるものがあると嬉しい.なぜか嬉しくなる。
直接的な関係はないが、血縁と同じ「地縁」がある。切っても切れない関係である。
小学校の時に「楽しい思い出がない」と、可哀そうになる。なぜ可哀そうになるか分からないが、変な自慢話に
ならなければ、仲間との共通の価値を分け合う基盤になる。どこの郷土愛を持つのかは、生まれた育った第一の故郷、仕事に精を出した第二の故郷、ほかに第三の故郷もある。故郷には郷愁を覚え、仲間がいる。
落ち込んだ時にふと故郷を思い出すと不思議に癒される。
土着化したくはないが、住めば都、転勤が多かったので、どの町もそれなりの素晴らしさがあった。
{Roman Holiday」ではないが、青森県は良かった。故郷を持つことは「宝物」と思う。大事にしたい。
de 非宇宙人