旧盆も終わり。秋が来るのを鶴の首の様に長くして待ったいる。
今年の秋はどの様な秋かな。地球温暖化で熱い地球を感じているのは間違い。
地球が温暖化することで、暑いイメージが強いが、地球が温暖化すると気象のバランスが崩れ
気候変動が起こる。産業革命で化石燃料を使いだした地球は100年単位で0.6度上昇した。
気温上昇は僅かであっても体感温度は機敏である。魚は1度海水温度があがると人間の10倍温度上昇したと感じる。ぶりが北海道で水揚げされたり、サンマ、サバ、イワシの水揚げが極端に
増減するなど秋に美味しく食べられるサンマの時期が変わるかも。サンマは銚子沖から黒潮に乗り北極海を目指す。北の海の栄養価が高いプランクトンを捕食して、南下を始める。ちょうど
脂が乗り切った場所が八戸沖で美味しいサバが秋口に食べられる。「八戸前沖さば」とブランド化されている。本当に脂が乗ったサバで、食べる十五分前に酢につける。見た目は刺身。
金華さばは更に南下した金華山沖でとれた鯖。関東ではしめさばは寿司のネタであるが、これは寿司屋のしめさば。美味しいが酢が強すぎる。
秋の味は脂が乗ったサバが一番。サンマも秋の味。サバ同じ道筋で北上して南下する。戻りサンマと言われて銚子沖で取れるサンマ。秋に水揚げされると大きく成長して七輪で焼くと匂いと
煙で家の中で大変だった。今年は昨年よりましなサンマが水揚げされと報道があった。少し期待しているが安くて旨く栄養が豊富なサンマは幻となり、高くてスリムな現代サンマは秋の味
からほど遠くなった。サンマの食べ方は様々。1本のサンマを背から開き、背骨を尾ひれから取り出して、如何に魚の骨を作るかを楽しみにして食べた。裏表が無いサンマの食べ方。
目黒の友様もビックリ。魚の骨は英語でfish born。課題を整理して可視化する方法の一つ。
食べたサンマのきれいな骨はfish born.出来るだけ目をかわいく描いて上司に怒られた。
次回は秋の虫について
de 非宇宙人