旅客機のことを書きたい。
生まれて始めて飛行機に乗ったのはいつか忘れた。羽田発羽田行きのラウンド切符。
経由はアブダビ、パリ、ロンドン、ボストン、サンフランシスコ、ハワイ、
羽田である。西回りの世界一周。移動するたびに1日が24時間以上となる。
太平洋の日付変更線を超えて1日が極端に短くなる。地球が平らでない事を体験した。
さて、旅客機で不安になることがある。離陸で急にスピードを上げて、フアーと浮がる。
その後車輪の格納の音がして上昇していく。シートベルトサインが消えるとトイレに
行ける。乗りなれている人はバスに乗る感覚。ところが水平飛行に移ってもエンジンの
キーンという音が微妙に音感が変わる。何かトラブルがあったか??最初のころは気が気で
なかった。着陸前数分前から下降に入るが、一直線で降りる。左右の翼に小さい翼が出てきて
一生懸命仕事している。エンジン音も変動する。風が強いとローリングを感じる。
時には斜めになって滑走路に向かう。ドカンと聞こえる着地音、逆噴射の大音響、翼は補助翼が
立っている。かなりのスピードがあるが、着陸後は滑走路のコースを離れてエプロンに向かう。
飛行機が停止と同時に、乗りなれている人はCAの案内を待たずに手荷物をおろして、前方に向かう。
飛行機の機長は飛行時間何時間の記録を公表する。個人で飛行時間を聞いた人がいない。気にしないのか、気に留めないのか。今は失敗したと思っている。さかのぼって計算は出来きれば。
これから飛行機に乗る人は健康管理のために飛行時間を記録してはどうだろうか。理由はよくわからないが、
地についた考えが確実で、上の空で聞いていては成長しない。
地面に向いて歩くのでなく、空を見上げて堂々と歩く。坂の上の雲を目指して登れば
広く景観の良い景色が見えることを信じて、精進しなければ。「飛行機は自動車より安全」な神話を信じる。
de 非宇宙人